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前場に注目すべき3つのポイント~イベント通過によってクローズの動きが強まる可能性には注意しておく必要~

2022/11/9 8:47 FISCO
*08:47JST 前場に注目すべき3つのポイント~イベント通過によってクローズの動きが強まる可能性には注意しておく必要~ 9日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:イベント通過によってクローズの動きが強まる可能性には注意しておく必要 ■スズキ、23/3上方修正 営業利益2900億円←1950億円、コンセンサス上回る ■前場の注目材料:DMG森精機、25年に売上高6000億円超、生産・サービス拡充 ■イベント通過によってクローズの動きが強まる可能性には注意しておく必要 9日の日本株市場は、こう着ながらもやや強含みの相場展開が見込まれよう。8日の米国市場はNYダウが333ドル高だった。中間選挙で下院での共和党躍進による「ねじれ」議会により、政府の過激な政策への傾斜が回避できるとの期待感が買い材料となった。また、ドル安や長期金利の低下が投資家の安心感につながった。NYダウは直近戻り高値を突破し、終値では8月25日以来の33000ドルを回復した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円安の27880円。円相場は1ドル145円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、小動きで始まることになりそうだ。日中は米中間選挙の開票結果に関する報道の影響を受けることになり、グローベックスの米株先物の動向に振らされやすいだろう。また、米中間選挙の「ねじれ」のほか、過去の中間選挙時の上昇といったアノマリーから先回り的な買いも入っていたため、イベント通過によってクローズの動きが強まる可能性には注意しておく必要がありそうだ。 また、日経225先物はナイトセッションで一時28000円を回復したこともあり、日中においても仕掛け的な買いの動きから日経平均の28000円回復は意識されそうだ。ただし、ボリンジャーバンドの+2σは27970円辺りで推移しているため、過熱感が警戒されてくる可能性もある。目先的な達成感も高まるほか、米中間選挙から市場の関心は10日発表の米消費者物価指数(CPI)に関心が向かっていることから、利益を確定させてくる動きも考えられるため、押し目狙いのスタンスとなりそうだ。引き続き12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げペースを緩めるといった見方から、リバランスに伴うショートカバーの動きは継続すると見られ、押し目を狙いたい。 物色の流れとしては引き続き、決算を手掛かりとした動きとなりやすいだろう。昨日の引け後に決算を発表したところでは、リンコー<9355>、セイコーG<8050>、フクシマガリ<6420>、日電子<6951>、高千穂交<2676>、ジャムコ<7408>、日金銭<6418>、尾家産<7481>、古河電工<5801>、ips<4390>、出光興産<5019>、テーオーシー<8841>、スズキ<7269>辺りが注目されよう。 ■スズキ、23/3上方修正 営業利益2900億円←1950億円、コンセンサス上回る スズキ<7269>は2023年3月期業績予想の修正を発表。売上高は3兆9000億円から4兆5000億円、営業利益を1950億円から2900億円に上方修正した。コンセンサス(2750億円)を上回る。世界的な景気後退リスクが高まっているとの認識に変わりないが、2023年3月期第2四半期の業績進捗、および販売台数見通しや為替円安を反映し、業績予想を修正した。今期の四輪車の世界販売計画は前期比12%増の304万1000台(従来計画は7%増の290万8000台)へ修正。想定為替レートは1ドル136円(従来想定120円)、1ユーロ138円(同130円)、1インドルピー1.72円(同1.60円)へ見直した。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(27872.11、+344.47) ・NYダウは上昇(33160.83、+333.83) ・ナスダック総合指数は上昇(10616.20、+51.68) ・SOX指数は上昇(2503.39、+52.76) ・米長期金利は低下 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・DMG森精機<6141>25年に売上高6000億円超、生産・サービス拡充 ・日揮<1963>コスモなど3社、国産SAF新会社設立、年3万キロリットル製造 ・三社電機<6882>2社と資本提携、三菱重工が筆頭株主に ・東芝<6502>JIP、東芝に2兆円超買収提案、銀行団との調整は継続 ・三菱UFJ<8306>ANA・三菱UFJ・損保ジャパン、メタバース金融で協業 ・INPEX<1605>米事業から撤退へ、シェールオイル埋蔵量減少 ・岩谷産業<8088>タイにカセットコンロの製造拠点、年産能力100万台 ・任天堂<7974>DeNAと新会社、デジタル化強化へ研究開発展開 ・丸紅<8002>丸紅など4社、空飛ぶクルマのモニターツアー、来月から実施 ・豊田通商<8015>アフリカ新興への投資会社設立、ヘルスケア分野に特化 ・豊田通商<8015>クロアチアで車販売金融に参入 ・住友理工<5191>車用防振ゴム増産、27億円投じメキシコ工場増強 ・富士通<6702>最適計算可能な技術、量子・HPCの専門知識不要に ・タムラ製作所<6768>メキシコに来年新棟、大型トランス・リアクター増産 ・デンカ<4061>戦略投資8年3600億円、新中計策定 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 9月経常収支(予想:+2500億円、8月:+589億円) <海外> ・10:30 中・10月消費者物価指数(前年比予想:+2.4%、9月:+2.8%) ・10:30 中・10月生産者物価指数(前年比予想:-1.5%、9月:+0.9%) 《ST》
関連銘柄 27件
1605 東証プライム
2,409
4/19 15:00
+36(%)
時価総額 3,340,481百万円
原油・ガス開発生産で国内最大手。世界20カ国以上で約70の石油・天然ガスプロジェクトを展開。水素・アンモニアなどネットゼロ分野を育成。アブダビでe-メタン製造事業の共同調査に参画。23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
1963 東証プライム
1,474.5
4/19 15:00
-30.5(%)
時価総額 382,500百万円
プラント建設大手。海外LNG案件に強み。配当性向は30%目安。先端技術産業分野では基本設計役務、EPC役務などを複数受注。受託製造ケミカル触媒、脱硝触媒用原料は販売が堅調。24.3期3Q累計は大幅増収。 記:2024/03/05
2676 東証プライム
3,650
4/19 15:00
-80(%)
時価総額 37,128百万円
エレクトロニクス商社。商品管理システムや監視カメラ、入退室管理システム等に加え、半導体デバイスや電子部品等を提供する。今期3Q累計はエレクトロニクスの順調な納入や新規代理店契約が寄与。サブスク収入も増加。 記:2024/02/10
4061 東証プライム
2,220
4/19 15:00
-6.5(%)
時価総額 196,594百万円
化学中堅。合成ゴムや球状シリカに強み。電子・先端材料、ワクチンも。24.3期上期は民生向け製品や半導体関連が低調で足踏み。新型コロナ・インフル同時検査キットが想定以上。コスト削減も進捗。計画比では上振れ。 記:2024/01/15
4390 東証プライム
2,242
4/19 15:00
-46(%)
時価総額 27,868百万円
フィリピンの通信・CATV事業者に国際通信回線を販売。フィリピンで医療提供も。日本国内はコールセンター向け通信に強み。24.3期3Q累計は国際通信回線の大口案件収益剥落が響く。通期では二桁営業増益を計画。 記:2024/02/15
5019 東証プライム
1,024
4/19 15:00
+1.5(%)
時価総額 1,525,068百万円
石油元売りで国内2位。19年に昭和シェル石油と統合。石化製品や資源・再エネ開発なども。24.3期3Q累計は在庫評価影響の縮小や電力用石炭の市況軟化で足踏み。マレーシアで独自エンプラ製造装置の商業運転開始。 記:2024/03/09
5191 東証プライム
1,314
4/19 15:00
-36(%)
時価総額 136,713百万円
自動車用の防振ゴムやホース、制遮音品・内装品を製造・販売。プリンタ部品や産業用ホースも。住友電気工業の連結子会社。自動車用品は販売数量の増加や生産効率化などで堅調。24.3期3Q累計は最終黒字転換。 記:2024/02/04
5801 東証プライム
3,348
4/19 15:00
-99(%)
時価総額 236,593百万円
国内電線大手。光ファイバ・ケーブルで世界トップ。リチウムイオン電池材料やHDD用アルミ基板でも世界首位級。地中埋設管「エフレックス」を100%再生材化。情報通信ソリューションが伸び悩み、3Q累計は足踏み。 記:2024/03/29
6141 東証プライム
4,162
4/19 15:00
-65(%)
時価総額 524,221百万円
日系4大工作機械メーカーの一角。NC旋盤・マシニングセンタでトップ級で、高生産性旋盤に定評。グローバル展開積極化。工作機械受注に占める自動化案件比率は37%。コスト構造改善効果で、23.12期は増収増益。 記:2024/02/22
6418 東証プライム
1,296
4/19 15:00
-63(%)
時価総額 38,456百万円
貨幣処理機器メーカー。カジノ、ATM、券売機、精算機、自動販売機、各種キオスク端末機などを展開。国内コマーシャル部門は好調。バス運賃箱向け紙幣識別機ユニットなどが販売増。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/02/22
6420 東証プライム
6,140
4/19 15:00
-230(%)
時価総額 135,485百万円
業務用の冷蔵庫や冷凍冷蔵ショーケースの製造・販売を手掛ける。小型パネル冷蔵設備なども展開。冷凍冷蔵ショーケース販売は大幅増収。スーパーマーケット向けなどで販売増。24.3期3Q累計は2桁増収増益。 記:2024/03/05
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6702 東証プライム
2,448
4/19 15:00
-22.5(%)
時価総額 5,070,072百万円
国内最大、世界有数のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。24.3期2Qは小幅増収。サービスソリューションが売上下支え。コンサル等の需要が拡大。 記:2024/01/16
6768 東証プライム
587
4/19 15:00
-21(%)
時価総額 48,587百万円
電子部品メーカー。トランス、リアクタ、AC アダプタ・チャージャなどを展開。電子化学材料の製品ラインナップを拡充。ルーマニアに生産子会社を設立し、欧州供給体制を強化。価格改定効果と円安で中間期は営業増益。 記:2023/12/27
6882 東証スタンダード
1,535
4/19 15:00
-58(%)
時価総額 22,948百万円
パワーエレクトロニクスメーカー。電源機器とパワー半導体が主力。金属表面処理用電源と太陽光発電の接続箱用半導体で国内シェアトップ。今上期は半導体の旺盛な需要を追い風にパワーモジュールが増加。電源機器も増加。 記:2024/01/15
6951 東証プライム
6,386
4/19 15:00
-454(%)
時価総額 329,090百万円
世界的な理化学機器メーカー。電子顕微鏡で世界シェアトップ。分析機器や医用機器、産業用機器に事業を拡大。海外売上比率は約7割。今上期は電子顕微鏡を中心に、引き合いが活況だった。受注、売上が好調だった。 記:2023/12/26
7269 東証プライム
1,711.5
4/19 15:00
-46.5(%)
時価総額 3,362,389百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的な大手メーカー。インドで最大手。船外機や電動車いすも手掛ける。今上期は二桁の増収、増益と伸長した。円安が追い風となった。価格改定も寄与した。 記:2023/12/25
7408 東証プライム
1,116
4/19 15:00
-16(%)
時価総額 29,980百万円
航空機内装設備メーカー。ギャレーやラバトリー等の内装品、航空機シートや空調用機器、エンジン部品も提供する。ギャレーとラバトリーで世界的。今期3Q累計は約4割の増収も、人件費や試験研究費が重しとなった。 記:2024/03/11
7481 東証スタンダード
1,596
4/19 15:00
+3(%)
時価総額 14,771百万円
大手業務用食品商社。外食や中食向けに、常温食品や冷凍食品、調味料等を提供する。洗剤やラップ、トイレットペーパー等の厨房用品も扱う。PB商品の開発に注力。今期3Q累計はヘルスフードやPB商品が堅調だった。 記:2024/02/12
7974 東証プライム
7,455
4/19 15:00
-134(%)
時価総額 9,681,734百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。当期ミリオンセラータイトル数は自社17、他社7の計24本。新作タイトル好調や円安で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/27
8002 東証プライム
2,597.5
4/19 15:00
-49.5(%)
時価総額 4,463,056百万円
大手総合商社。穀物と発電に強みを持つ。ライフスタイルや情報・物流、アグリに加え、化学品や金属、エナジー、資源開発、航空、船舶、金融等の事業を展開する。今期3Q累計はアグリや化学品、原料炭が足踏みとなった。 記:2024/03/31
8015 東証プライム
9,306
4/19 15:00
-226(%)
時価総額 3,294,854百万円
トヨタ系の総合商社。自動車関連やアフリカビジネスに強み。24.3期3Q累計は金属が市況軟化で振るわず。だが自動車生産回復で自動車部品の取扱拡大。海外自動車販売も好調で増収増益に。通期最高純益・増配を計画。 記:2024/02/09
8050 東証プライム
4,020
4/19 15:00
-95(%)
時価総額 166,444百万円
世界的ウォッチメーカー。、電子デバイスやシステムソリューションなども手掛け、中・高価格帯へのシフトを推進。子会社に銀座4丁目の和光。スポーツ計時計測に実績。法人税等調整額の減少もあり、中間期は増収純増益。 記:2023/12/24
8088 東証プライム
8,843
4/19 15:00
-163(%)
時価総額 517,864百万円
ガス販売会社。LPガスやLNG、都市ガスの供給に加え、水素や酸素等の産業ガス、溶接機器やロボットも手掛ける。水素事業を育成。今期3Q累計は産業ガスや機械等の工業分野向けが堅調だった。過去最高益を更新した。 記:2024/02/08
1,500
4/19 15:00
-17(%)
時価総額 19,922,993百万円
国内最大の金融グループ。傘下に三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJニコス、三菱UFJモルガンスタンレー証券。アセットマネジメント事業を強化。金利上昇や国内外の預貸金収益増加で3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/28
8841 東証スタンダード
794
4/19 15:00
-20(%)
時価総額 75,652百万円
不動産賃貸会社。五反田、有明、大崎に賃貸ビル、浅草に商業施設を有し、五反田TOCビルはホールセール施設で国内最大級。スポーツクラブや製薬、温浴施設も事業領域。投資有価証券売却益の計上で、中間期は最終増益。 記:2023/12/24
9355 東証スタンダード
1,760
4/19 13:46
±0(%)
時価総額 4,752百万円
港湾運輸会社。港湾運送や国際物流、貨物輸送等を行う。新潟西港地区に私有港湾、新潟東港に大規模倉庫群を持つ。運輸部門は苦戦。24.3期3Qはホテル事業が黒字転換。高水準の客室稼働、堅調な宴会利用が寄与。 記:2024/02/23