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前場に注目すべき3つのポイント~アク抜けの動きにより、ファーストリテや東エレク辺りが日経平均をけん引する格好に~

2022/6/16 8:55 FISCO
*08:55JST 前場に注目すべき3つのポイント~アク抜けの動きにより、ファーストリテや東エレク辺りが日経平均をけん引する格好に~ 16日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:アク抜けの動きにより、ファーストリテや東エレク辺りが日経平均をけん引する格好に ■クックビズ、21/11上方修正 営業利益9000万円←5000万円 ■前場の注目材料:東エレク、半導体装置5社、今期研究開発費3200億円、投資増し最先端技術対応 ■アク抜けの動きにより、ファーストリテや東エレク辺りが日経平均をけん引する格好に 16日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、底堅さを見極める相場展開になりそうだ。15日の米国市場はNYダウが303ドル高だった。朝方は6月小売売上高やニューヨーク連銀製造業景気指数が予想外のマイナスに落ち込み金利が低下したため、ハイテク中心に買われた。その後、米連邦準備制度理事会(FRB)が市場の思惑通り連邦公開市場委員会(FOMC)で1994年以降最大となる0.75%の追加利上げを決定し、インフレ抑制に努める強い姿勢を見せると一段と買いが広がった。さらに、パウエル議長が0.75%の利上げが異例であることを強調し金利がさらに低下するとハイテクの買いも強まった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比230円高の26510円。円相場は1ドル134円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まろう。NYダウは一時600ドルを超える上昇から上げ幅を縮めており、FOMC通過後の上昇で底打ちと見るのは早計であろうが、ひとまずFOMC通過後のアク抜けの動きが先行することになりそうだ。日経225先物は終盤にかけて26140円まで下落した後に、一気に26630円まで買われる場面も見られていたことから、FOMCへの警戒から過度にショートに傾けていたポジションを修正する動きを見せてくる可能性が意識されよう。VIX指数は30.00を下回ってきたことも、安心感に繋がるだろう。 日経平均は前日の陰線を吸収してくる動きになると考えられ、75日線が位置する26850円辺りを目先的なターゲットとして意識してくることになりそうだ。また、FOMCが通過し、市場の関心は日銀の金融政策決定会合に向かう。日銀は金融緩和政策を維持する考えであることから、相場の底堅さが見られるようだと、改めて日米金利差を狙った海外勢による資金流入への思惑にも繋がる可能性はありそうだ。そのため、買い一巡後は次第にこう着感が強まりやすいものの、押し目狙いで対応したいところである。 物色の流れとしては米国市場の流れを引き継ぐ格好から、ハイテクや消費関連などに資金が向かいそうだ。指数インパクトの大きいファーストリテ<9983>や東エレク<8035>辺りが日経平均をけん引する格好になるため、足元で停会傾向を見せていたNT倍率の反発も見込まれる。日経平均型優位の相場展開のなか、裁定に絡んだインデックス買いの動きも断続的に流入することになりそうだ。もっともインデックス主導になることから、中小型株などは、買い一巡後に次第は次第にこう着になりそうだ。 ■クックビズ、21/11上方修正 営業利益9000万円←5000万円 クックビズ<6558>は2022年11月期業績予想の修正を発表。売上高は13.0億円から14.5億円、営業利益を5000万円から9000万円に上方修正した。中長期成長戦略のうち、当期から新たに採用総合パッケージの受注が加わったことで、顧客ニーズに合ったサービス展開を推進できていること、またコストコントロールも継続して徹底できていることが主な要因。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(30668.53、+303.70) ・ナスダック総合指数は上昇(11099.16、+270.81) ・シカゴ日経先物は上昇(26510、大阪比+230) ・SOX指数は上昇(2737.55、+47.66) ・VIX指数は下落(29.62、-3.07) ・米長期金利は低下 ・米国景気は拡大 ・コロナ流行下の経済活動正常化 ・日銀は金融緩和を長期化 ・東エレク<8035>半導体装置5社、今期研究開発費3200億円、投資増し最先端技術対応 ・カゴメ<2811>NECとポルトガルにトマト営農支援で新会社、AIで“実り”多く ・富士通<6702>英に技術革新拠点、35億円投資 ・コマツ<6301>豪マインサイト買収、坑内掘り鉱山機械の自動化加速 ・ファインシンター<5994>昆虫食の製品群拡充、クッキー・あめにコオロギ粉末 ・トヨタ<7203>25年めど次世代ソフト基盤「アリーン」実用化 ・住友理工<5191>eアクスル向けなど3製品、トヨタEV「bZ4X」に採用 ・日立建機<6305>茨城に鉱山機械部品センター、来月から稼働 ・JTOWER<4485>26年度人員2倍、5G設備共用ニーズ対応 ・花王<4452>廃プラ活用アスファルト改質剤を海外展開、米・東南ア照準 ・住友ベークライト<4203>バイオマス原料5割、医薬品包装フィルム開発 ・帝人<3401>スーパー大麦で欧州進出、スペイン商社と契約 ・大王製紙<3880>大王製紙など紙おむつ水平リサイクル、パルプ分離・再利用で共同研究 ・日本製鉄<5401>鉄鋼3社など水素還元技術開発、NEDO事業の脱炭素4案件始動 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・日銀金融政策決定会合(17日まで) ・08:50 5月貿易収支(予想:-2兆404億円、4月:-8428億円) <海外> ・07:45 NZ・1-3月期GDP(前年比予想:+2.4%、10-12月期:+3.1%) ・10:30 豪・5月失業率(予想:3.8%、4月:3.9%) ・10:30 豪・5月雇用者数増減(予想:+2.5万人、4月:+0.4万人) 《ST》
関連銘柄 16件
2811 東証プライム
3,824
4/26 15:00
+130(%)
時価総額 360,859百万円
大手加工食品メーカー。野菜飲料とトマト調味料に強く、野菜飲料は国内シェア約60%。自社ブランドの生鮮トマト生産に加え、海外で業務用トマトソースやトマト加工品も展開。国際事業伸長し、23.12期は利益急伸。 記:2024/02/23
3401 東証プライム
1,516
4/26 15:00
+0.5(%)
時価総額 300,098百万円
大手総合化学メーカー。自動車向け成形材料やアラミド繊維、炭素繊維等の高機能繊維や材料、繊維や、医薬品等を手掛ける。今期3Q累計の売上高は前年並みも、医薬品導入一時金や後発品参入等が利益に影響した。 記:2024/04/10
3880 東証プライム
1,122
4/26 15:00
+4.5(%)
時価総額 189,633百万円
国内4位の製紙メーカー。紙・板紙に強み。家庭紙製品やペットケア製品を強化中。24.3期3Q累計は紙・板紙の需要が振るわず。中国の紙オムツも苦戦。だが価格改定が進んで黒字に。北越コーポと業務提携の検討開始。 記:2024/04/16
4203 東証プライム
4,386
4/26 15:00
+94(%)
時価総額 411,223百万円
プラスチック製品メーカー。半導体材料や高機能プラスチック、医療機器を製造、販売する。半導体向けに強みを持つ。今期3Q累計は半導体関連材料が堅調に推移した。高機能プラスチックは緩やかな回復傾向となった。 記:2024/04/14
4452 東証プライム
6,385
4/26 15:00
-22(%)
時価総額 3,032,875百万円
トイレタリー国内最大手。リビングケアやヘルスケアに加え、油脂や機能材料等のケミカル製品を製造、販売する。化粧品でも大手。23年12月期は化粧品やケミカルが足踏みも、トイレタリーが増加。利益率も改善傾向。 記:2024/02/08
4485 東証グロース
3,330
4/26 15:00
+25(%)
時価総額 85,454百万円
通信インフラサービス会社。携帯キャリアの携帯基地局の装置やアンテナ、電源等の通信インフラのシェアリングサービスを提供する。今期3Q累計はタワー移管が想定以上に推移した。シェアリングも堅調に推移した。 記:2024/04/15
5191 東証プライム
1,279
4/26 15:00
-42(%)
時価総額 133,071百万円
自動車用の防振ゴムやホース、制遮音品・内装品を製造・販売。プリンタ部品や産業用ホースも。住友電気工業の連結子会社。自動車用品は販売数量の増加や生産効率化などで堅調。24.3期3Q累計は最終黒字転換。 記:2024/02/04
5401 東証プライム
3,444
4/26 15:00
+15(%)
時価総額 3,272,906百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
5994 東証スタンダード
1,077
4/26 15:00
-120(%)
時価総額 4,760百万円
冶金製品メーカー。自動車や鉄道車両、産業機械向け部品を主力に、油圧機器製品も展開。電動関連製品・非自動車事業の拡大に加え、昆虫食事業を含めた新規事業にも注力。自動車焼結事業の好調で、3Q累計は黒字転換。 記:2024/02/22
6301 東証プライム
4,264
4/26 15:00
-73(%)
時価総額 4,149,495百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6305 東証プライム
4,365
4/26 15:00
-29(%)
時価総額 938,977百万円
総合建設機械メーカー。油圧ショベルなどの建設機械で国内2位。世界でも上位。鉱山機械も。米州事業の拡大等に取り組む。中国は販売伸び悩むが、米州やアジア・大洋州等は販売堅調。24.3期2Qは2桁増収増益。 記:2024/01/16
6558 東証グロース
1,667
4/26 14:59
+28(%)
時価総額 4,448百万円
飲食業界に特化した求人情報サイト「cookbiz」を運営。人材紹介サービスや求人広告サービス等を展開。人材紹介サービスは売上好調。23.11期通期各利益は計画超過。24.11期は2桁増収増益見通し。 記:2024/01/28
6702 東証プライム
2,425.5
4/26 15:00
-57(%)
時価総額 5,023,472百万円
国内最大、世界有数のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。24.3期2Qは小幅増収。サービスソリューションが売上下支え。コンサル等の需要が拡大。 記:2024/01/16
7203 東証プライム
3,510
4/26 15:00
+13(%)
時価総額 57,265,604百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
8035 東証プライム
34,230
4/26 15:00
+630(%)
時価総額 16,143,998百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
41,390
4/26 15:00
-150(%)
時価総額 13,171,167百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27