マーケット
4/23 15:15
37,552.16
+113.55
38,239.98
+253.58
暗号資産
FISCO BTC Index
4/23 21:38:02
10,239,241
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~利食いに押される局面においては押し目狙いの買いも意識されやすい~

2022/6/6 8:25 FISCO
*08:25JST 前場に注目すべき3つのポイント~利食いに押される局面においては押し目狙いの買いも意識されやすい~ 6日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:利食いに押される局面においては押し目狙いの買いも意識されやすい ■アインHD、23/4予想営業利益 32.1%増 200億円、コンセンサス上回る ■前場の注目材料:トヨタ、住宅用蓄電池システム開発、車載技術転用、安心な生活支援 ■利食いに押される局面においては押し目狙いの買いも意識されやすい 6日の日本株市場は、売り一巡後は底堅い値動きを見せてきそうだ。3日の米国市場はNYダウが348ドル安だった。朝方発表された5月雇用統計で非農業部門雇用者数が39万人の増加と、増加幅が市場予想を上回ったことで連邦準備制度理事会(FRB)による積極的な利上げが警戒された。長期金利が上昇したことで割高感が意識されやすいハイテク株を中心に売りが広がり、主要株式指数は終日軟調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比215円安の27575円。円相場は1ドル130円80銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行で始まることになりそうだ。ただし、先週末の日経平均はマドを空けての上昇で心理的な抵抗だった27500円を上放れ、4月21日の戻り高値27580円を突破したことから、利食いの動きが出やすいところであろう。一方で、4月戻り高値水準が支持線として意識される可能性から、27500円~27600円水準での底堅さは意識されやすいと考えられる。週末にメジャーSQを控えるなか、先週の大幅な上昇によりレンジを切り上げてきたこともあり、利食いに押される局面においては押し目狙いの買いも意識されやすいところだ。 また、米国市場は下落とはなったものの、5月下旬のリバウンドに対する調整の範囲内であり、主要な株価指数は25日線が支持線として機能している。また、VIX指数は足元で低下傾向を見せてきており、25.00を下回って推移している。リスク回避的な動きは強まらないと考えられ、米国においてもセンチメントは改善傾向にあるだろう。そのため、売り先行で27500円に接近する局面においては、その後のリバウンドを想定した押し目狙いの動きに向かわせそうである。 物色としては先物主導の動きとなることから、指数インパクトの大きい値がさ株の動向を睨みながらの展開。先週末にはファーストリテ<9983>が1社で日経平均を約130円押し上げていたこともあり、反動安が意識されやすいところだ。もっとも、ファーストリテは先週の大幅上昇で4月の戻り高値を突破し、需給状況は改善傾向にある。調整局面では買い戻しの動きも意識されやすいところであり、底堅い動きを見せてくるようだと先物への買いに向かわせる可能性はあるだろう。 その他、政府は自衛隊が運用するミサイルや弾薬の取得を加速し、備蓄を拡充する方向で検討に入ったほか、観光需要喚起策「GoToトラベル」を6月末~7月にも再開する案が浮上してきたと報じられており、防衛関連やインバウンド関連などテーマ株への物色が見られそうだ。 ■アインHD、23/4予想営業利益 32.1%増 200億円、コンセンサス上回る アインHD<9627>が発表した2022年4月期業績は、売上高が前期比6.4%増の3162.47億円、営業利益は同38.5%増の151.39億円だった。ファーマシー事業においては、新型コロナウイルス感染症の影響が続いているが、処方箋枚数は回復傾向にあること、前期出店店舗の売上が順調に推移した。23年4月期業績は、営業利益が前期比32.1%増の200億円を計画。コンセンサス(182億円程度)を上回る。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(27761.57、+347.69) ・1ドル=130.80-90円 ・米原油先物は上昇(118.87、+2.00) ・米国景気は拡大 ・コロナ流行下の経済活動正常化 ・日銀は金融緩和を長期化 ・東芝<6502>10パートナー候補と月内面談、総会後に交渉本格化 ・日本製鉄<5401>名古屋第3高炉の再稼働延期、需要回復見極め ・NEC<6701>三井住友FGとスマートシティー連合設立、入会受け付け ・ソニーG<6758>宇宙光通信で新会社設立、小型機器・サービス提供 ・日産自<7201>福島・浪江町でオンデマンド配車実証、通年運行へ ・豊田合成<7282>スペースパワーに出資、マイクロ波給電の開発加速 ・コマツ<6301>英アングロに無人ダンプシステム供給、チリ銅鉱山向け ・大王製紙<3880>CNF連続シート供給、第1弾にレース用EV部材向け ・ユーグレナ<2931>中川物産とバイオディーゼル燃料を一般販売、1リットル300円前後 ・東洋紡<3101>綿を非衣料分野へ展開、塩ビ代替品や建築資材など ・積水化学<4204>フッ素樹脂に粘着力10倍、難接着材料向け粘着テープ開発 ・武田薬<4502>米モデルナ製ワクチンの製販承認を移譲 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:45 中・5月財新サービス業PMI(予想:46.0、4月:36.2) 《ST》
関連銘柄 14件
2931 東証プライム
515
4/23 15:00
+10(%)
時価総額 69,355百万円
ミドリムシを使用した健康食品や飲料、サプリメント等のヘルスケア商品に加え、化粧品、バイオ燃料を研究、開発、販売する。青汁のキューサイを傘下に持つ。23年12月期は新規連結化やバイオ燃料が寄与。損失は縮小。 記:2024/04/08
3101 東証プライム
1,111
4/23 15:00
+3(%)
時価総額 98,933百万円
フィルムや自動車用資材、環境関連素材、バイオ・医療等の高機能製品を製造、販売する。16の国と地域で事業展開。今期3Q累計は液晶偏光子保護フィルムが増加も、PCR検査用試薬や放送用フィルムが足踏みとなった。 記:2024/04/08
3880 東証プライム
1,141
4/23 15:00
+11(%)
時価総額 192,844百万円
国内4位の製紙メーカー。紙・板紙に強み。家庭紙製品やペットケア製品を強化中。24.3期3Q累計は紙・板紙の需要が振るわず。中国の紙オムツも苦戦。だが価格改定が進んで黒字に。北越コーポと業務提携の検討開始。 記:2024/04/16
4204 東証プライム
2,227
4/23 15:00
-25.5(%)
時価総額 1,032,230百万円
高機能樹脂、環境・ライフライン、住宅が柱。医療事業などメディカル事業も手掛ける。高機能プラスチックス部門は堅調。モビリティ分野は自動車関連の需要が回復。特別利益計上。24.3期3Q累計は2桁最終増益。 記:2024/03/04
4502 東証プライム
4,122
4/23 15:00
-6(%)
時価総額 6,522,138百万円
製薬最大手。糖尿病治療薬のピオグリタゾン、消化性潰瘍治療剤のランソプラゾールなどを展開。希少疾患部門は売上増。フォン・ヴィレブランド病治療剤「ボンベンディ」は米国で需要増。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/10
5401 東証プライム
3,492
4/23 15:00
+12(%)
時価総額 3,318,521百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
6301 東証プライム
4,460
4/23 15:00
+3(%)
時価総額 4,340,231百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6701 東証プライム
10,775
4/23 15:00
+35(%)
時価総額 2,939,959百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
6758 東証プライム
12,495
4/23 15:00
-35(%)
時価総額 15,757,220百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
7201 東証プライム
551.3
4/23 15:00
+0.9(%)
時価総額 2,326,880百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7282 東証プライム
3,175
4/23 15:00
-42(%)
時価総額 412,975百万円
合成樹脂やゴム製品が主力のトヨタ系自動車部品メーカー。内外装部品やセーフティシステムなどを展開。顧客の生産台数増加などで日本は大幅増益。欧州・アフリカは増版効果などで黒字転換。24.3期3Qは収益伸長。 記:2024/04/08
9627 東証プライム
5,960
4/23 15:00
+35(%)
時価総額 211,151百万円
国内最大の調剤薬局チェーン。都心部で女性向けドラッグストアも。セブン&アイHDと提携。24.4期上期はコロナ影響緩和で処方箋枚数が回復。ドラッグも訪日客増や人流回復を追い風に好調続く。通期計画を上方修正。 記:2024/02/07
9983 東証プライム
42,180
4/23 15:00
+730(%)
時価総額 13,422,562百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27