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前場に注目すべき3つのポイント~センチメント改善も27000円接近では戻り待ちの売り圧力は強まりそう~

2022/5/27 8:41 FISCO
*08:41JST 前場に注目すべき3つのポイント~センチメント改善も27000円接近では戻り待ちの売り圧力は強まりそう~ 27日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:センチメント改善も27000円接近では戻り待ちの売り圧力は強まりそう ■DyDo、1Q営業損失 赤字転換▲6.92億円 ■前場の注目材料:三井E&S、米で港湾クレーン生産、経済安保“脱中国”進む ■センチメント改善も27000円接近では戻り待ちの売り圧力は強まりそう 27日の日本株市場は、ギャップスタートで始まった後は、次第にこう着感が強まりそうである。26日の米国市場はNYダウが516ドル高と5営業日続伸だった。前日の流れを引き継ぎ、連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が想定内の内容で、連邦準備制度理事会(FRB)による積極的な利上げへの懸念が和らいだことに加え、インフレのピークアウトへの期待も相場のサポート材料となった。 また、百貨店のメーシーズやディスカウントストアのダラー・ツリーは予想を上回る決算が材料視されて大幅高となり、消費関連銘柄に買いが広がった。さらに、時間外で急落していたエヌビディアが上昇したことから、ハイテク株への物色も強まっていた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比350円高の26960円。円相場は1ドル127円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行で始まり、心理的な上値抵抗線である27000円に接近することになりそうだ。日経平均は25日線を突破し、26810円辺りに位置している75日線を捉えてくる可能性が高く、センチメントは改善傾向に向かわせそうだ。ただし、米国では下方修正を発表したギャップが時間外で急落していることから、反動安を警戒した動きに向かいやすく、27000円接近では戻り待ちの売り圧力は強まりそうである。 もっとも、エヌビディアの上昇によって前日に日経平均の重荷だった東エレク<8035>などハイテク株へは見直しの動きが意識されやすく、日経平均の底堅さは意識されやすい。上値の重さから短期的な売り仕掛け的な動きに向かう局面においては、押し目狙いで対応しておきたい。足元の水準ではオプション権利行使価格の26875円と27000円とのレンジを想定しつつ。26875円から26750円水準での押し目を狙う格好だろう。 その他、物色としては指数インパクトの大きい値がさ株の動向が注目されるほか、海運株など強い基調が継続している銘柄については順張りのスタンス。また、6月からインバウンド再開が期待されるなか、インバウンド関連への物色も次第に広がりを見せてくる可能性は高いだろう。また、全体の商いは低水準であることから物色対象の拡がりは期待しづらいところではあるものの、マザーズ指数は650ポイント水準で横ばい推移を見せてきている。低迷する中小型株についても、打診買いの動きが出てきそうである。 ■DyDo、1Q営業損失 赤字転換▲6.92億円 DyDo<2590>が発表した第1四半期業績は、売上高が347.95億円、営業損益は6.92億円の赤字だった。コンセンサスの範囲内。新型コロナ対策のまん延防止等重点措置の適用や天候不順などで販売数量が減少したほか、主力商品の原料となるコーヒー豆などの価格高騰の影響が響いたようだ。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(32637.19、+516.91) ・ナスダック総合指数は上昇(11740.65、+305.91) ・シカゴ日経先物は上昇(26960、大阪比+350) ・SOX指数は上昇(2994.61、+111.68) ・VIX指数は低下(27.50、-0.87) ・米原油先物は上昇(114.09、+3.76) ・米国景気の拡大 ・コロナ流行下の経済活動正常化 ・日銀は金融緩和を長期化 ・三井E&S<7003>米で港湾クレーン生産、経済安保“脱中国”進む ・ソディック<6143>食品機械増産、石川・加賀に11億円 ・東芝<6502>取締役候補者に「物言う株主」2人、株主総会で選任 ・昭和電工<4004>黒鉛電極事業の分社化検討 ・ホンダ<7267>国内4輪生産、来月上旬は計画通り ・ヒーハイスト<6433>埼玉に新工場棟、直動機器の生産能力30%増 ・三菱商事<8058>モルゲンロケットに出資、分散型コンピューティングサービス構築 ・三井物産<8031>米クルーソーエナジーと協業、フレアガス活用 ・デンソー<6902>デンソーなど、電動航空機向けモーター初採用、独VB向け ・日本製鉄<5401>値上げ「4万円必要」、ひも付き価格交渉 4半期化進める ・東レ<3402>ウイルス不活化速度100倍、機能性粒子開発 ・テルモ<4543>米工場完工、血漿採取用単回使用製品を生産 ・資生堂<4911>福岡久留米工場を来月稼働、スキンケア製品生産 ・東洋紡<3101>4カ年新中計、25年度営業益350億円、持続可能な成長目指す ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 5月東京都区部消費者物価指数(生鮮品除く)(前年比予想:+2.0%) <海外> ・10:30 豪・4月小売売上高(前月比予想:+1.0%、3月:+1.6%) 《ST》
関連銘柄 16件
2,692
4/26 0:00
±0(%)
時価総額 89,205百万円
缶コーヒーが主力の飲料大手。自販機網に強み。ドリンク剤やパウチ商品の生産受託も。24.1期3Q累計はアサヒ飲料の自販機直販事業が上乗せ。値上げ効果も出て大幅増収増益に。ポーランドの同業を2月末に買収予定。 記:2024/02/08
3101 東証プライム
1,100
4/26 0:00
±0(%)
時価総額 97,954百万円
フィルムや自動車用資材、環境関連素材、バイオ・医療等の高機能製品を製造、販売する。16の国と地域で事業展開。今期3Q累計は液晶偏光子保護フィルムが増加も、PCR検査用試薬や放送用フィルムが足踏みとなった。 記:2024/04/08
3402 東証プライム
698.6
4/26 0:00
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時価総額 1,139,753百万円
合繊大手。世界トップの炭素繊維は航空機向けに強み。有機EL関連材料、水処理事業等も手掛ける。24.3期3Qは環境・エンジニアリング事業が堅調。水処理事業は米国、中国で出荷堅調。繊維事業はEV向けが拡大。 記:2024/02/11
3,334
4/26 0:00
±0(%)
時価総額 616,460百万円
昭和電工と旧日立化成が統合した機能性化学メーカー。半導体材料で世界トップシェアレベルの製品多数。製品販売価格の上昇等で、23.12期通期はイノベーション材料部門が増益。24.12期は黒字転換見通し。 記:2024/04/16
4543 東証プライム
2,597.5
4/26 0:00
±0(%)
時価総額 3,872,085百万円
医療機器大手。注射器で国内トップシェア。心臓血管領域のカテーテル治療に加え、脳血管領域向けのカテーテル治療でも実績。京大iPS細胞研究財団とiPS細胞の培養分化自動化で共同研究を開始。3Q累計は増収増益。 記:2024/03/29
4911 東証プライム
4,217
4/26 0:00
±0(%)
時価総額 1,686,800百万円
大手化粧品メーカー。世界でも有数。スキンケアやメイクアップ、フレグランス、化粧用具等の高級化粧品を製造、販売する。23年12月期は国内が黒字化。欧米やアジアが堅調も、中国の日本製品買い控えが影響した。 記:2024/02/24
5401 東証プライム
3,429
4/26 0:00
±0(%)
時価総額 3,258,651百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
6143 東証プライム
713
4/26 0:00
±0(%)
時価総額 41,206百万円
NC放電加工機で世界首位の工作機械メーカー。世界初のワイヤ回転機構搭載ワイヤ放電加工機を開発。中国に新工場を建設し、産業機械と食品機械の市場競争力を強化。放電加工機、射出成形機の停滞で23.12期は一服。 記:2024/02/22
6433 東証スタンダード
255
4/26 0:00
±0(%)
時価総額 1,611百万円
ベアリングメーカー。円筒直動ベアリングやユニット製品や精密部品加工などを手掛ける。産業機械用の直動ベアリングに強み。精密部品加工はレース用部品の供給減などが響く。24.3期3Q累計は直動機器が増収。 記:2024/04/15
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6902 東証プライム
2,786.5
4/26 0:00
±0(%)
時価総額 8,782,435百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
7003 東証プライム
1,560
4/26 0:00
±0(%)
時価総額 160,834百万円
国内トップの船用エンジンや港湾クレーンに強み。連結子会社に三井海洋開発。24.3期3Q累計は舶用・建機用エンジンやコンテナクレーンが好調。工事損失引当金の一部戻し入れも寄与して利益急改善。のれん特益計上。 記:2024/04/15
7267 東証プライム
1,746
4/26 0:00
±0(%)
時価総額 9,488,262百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
8031 東証プライム
7,382
4/26 0:00
±0(%)
時価総額 11,755,591百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。ペルーの鉱山機械販売・サービス会社コマツ・マイニング・コープ・ペルーの株式を取得。エネルギーと金属資源セグメントが伸び悩み、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/04
8035 東証プライム
33,600
4/26 0:00
±0(%)
時価総額 15,846,869百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8058 東証プライム
3,497
4/26 0:00
±0(%)
時価総額 15,080,750百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。24.3期3Q累計は天然ガス部門が増益。LNG販売事業が牽引。産業インフラ部門なども収益増。 記:2024/02/24