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前場に注目すべき3つのポイント~底堅さを見極めつつ、押し目狙いから改めて抵抗線突破のタイミングを探る動きに~

2022/5/17 8:55 FISCO
*08:55JST 前場に注目すべき3つのポイント~底堅さを見極めつつ、押し目狙いから改めて抵抗線突破のタイミングを探る動きに~ 17日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:底堅さを見極めつつ、押し目狙いから改めて抵抗線突破のタイミングを探る動きに ■アサヒ、1Q営業利益 82.7%減 90.44億円 ■前場の注目材料:クボタ、北米向け小型建機増産、CTL生産能力2.6倍に ■底堅さを見極めつつ、押し目狙いから改めて抵抗線突破のタイミングを探る動きに 17日の日本株市場は、利食いの動きが先行するものの、底堅さが意識されやすい相場展開になりそうだ。16日の米国市場はNYダウが26ドル高だった。中国の鉱工業生産や小売売上高の悪化、NY連銀製造業景気指数が予想外のマイナスに落ち込んだため、世界経済の成長鈍化を警戒し売りが先行。ただし、米連邦準備理事会(FRB)の利上げペースが従来想定されたほど急速にならないとの見方も同時に浮上し、金利が低下するとダウは上昇に転じた。ハイテク株は利食いと見られる売りが続き、ナスダック、S&P500は下落。シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円高の26500円。円相場は1ドル128円90銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや利食いの動きが優勢になりそうだ。もっとも、直近の大幅上昇に対する反動との見方から、売り圧力が強まる流れになりづらいだろう。また、中国・上海市が6月に都市封鎖を解除する方針を示しており、これを受けて原油先物相場が上昇。米国ではエネルギー株のほか、中国関連の一角が買われていることもあり、サプライヤー問題などへの警戒感は和らぐ可能性はありそうだ。そのため、利食いの動きが優勢となるなか、押し目待ちの動きは意識されやすい。 また、昨日の日経平均は買い先行で始まった後は、戻り売りに押される格好から上げ幅を縮めていた。ただし、朝方に抵抗線として意識されていた25日、75日線を捉えてきたことから、いったんは跳ね返される水準であり、利食いの動きが強まりやすいところだった。そのため26500円辺りでの底堅さを見極めつつ、押し目狙いから改めて抵抗線突破のタイミングを探る動きに向かいやすいだろう。 そのほか、VIX指数は27.47に低下し、25日線を下回ってきた。直近では同線を支持線に上昇を見せていたこともあり、リスク回避姿勢は後退。75日線が支持線として意識されるものの、これを下回ってくるようだと、弱気に傾いているポジションの巻き戻しの動きが強まる可能性もあるため、ショートカバーが入りやすい水準となろう。 物色についてはインデックスに絡んだ商いのほか、決算を手掛かりとした見直しの動きが見込まれる。また、上海市の都市封鎖解除の動きにより、中国関連のほか、インバウンド期待からの関連銘柄への物色も期待されてきそうだ。中小型株については利食い一巡後の押し目狙いの動きは次第に強まってくる可能性がある。 ■アサヒ、1Q営業利益 82.7%減 90.44億円 アサヒ<2502>が発表した第1四半期業績は、売上収益が前年同期比8.8%増の4968.63億円、営業利益は同82.7%減の90.44億円だった。コーヒー飲料の売上減少などにより飲料事業は減収となったものの、家庭用でのビールの売上増加により酒類事業が増収。 営業利益はコンセンサスを下回る。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(26547.05、+119.40) ・NYダウは上昇(32223.42、+26.76) ・シカゴ日経先物は上昇(26500、大阪比+20) ・1ドル=129.00-10円 ・VIX指数は低下(27.47、-1.40) ・米原油先物は上昇(114.20、+3.71) ・米長期金利は低下 ・米国景気の拡大 ・コロナ流行下の経済活動正常化 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・クボタ<6326>北米向け小型建機増産、CTL生産能力2.6倍に ・ファナック<6954>食品分野向けロボ拡充、オールステンレスで生肉も対応 ・キトー<6409>米クロスビーグループと統合、株式非公開化 ・アルフレッサ<2784>新中計、設備増強・DXに1200億円投資 ・三菱UFJ<8306>6億株上限に自社株取得、全数を消却 ・トヨタ紡織<3116>アロマビットに出資、車室空間の香り可視化 ・サンコール<5985>シャントバスバー生産倍増、EV普及で需要増加 ・日精樹脂<6293>3カ年中計策定、24年度売上高640億円、世界生産強化 ・FUJI<6134>新工場棟建設、24年稼働、部品実装ロボ増産 ・北川鉄工所<6317>本社工場を刷新、売れ筋チャック35%増産 ・トーカロ<3433>台湾に新工場、半導体向け溶射加工1.5倍 ・クラレ<3405>ポバールフィルム増強、TV大型化に対応 ・ツムラ<4540>新中計、設備投資2.5倍超1150億円、製造工程にAI・ロボ導入 ・旭化成<3407>グループ共通データ基盤構築、分析・データ連携 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:30 豪準備銀行5月理事会議事要旨 《ST》
関連銘柄 15件
5,299
4/19 15:00
-29(%)
時価総額 2,686,609百万円
ビール大手。清涼飲料や食品も。欧州、オセアニア、東南アジアでも事業展開。日本は外食需要の回復などでビール類の売上が増加。欧州は価格改定効果等で堅調。23.12期通期は増収増益。24.12期も増収増益計画。 記:2024/04/07
2,148
4/19 15:00
-57(%)
時価総額 435,700百万円
医薬品卸最大手。医療用医薬品、診断薬を手掛ける。医薬品原薬製造や国内メーカーへの受託製造も。セルフメディケーション卸売事業は堅調。インバウンド需要の増加等が寄与。特損減少。24.3期2Qは収益伸長。 記:2024/01/16
3116 東証プライム
2,414.5
4/19 15:00
-48.5(%)
時価総額 453,120百万円
トヨタ系の自動車部品メーカー。シートやドアトリムなど世界有数の内装システムサプライヤー。航空機シートも。自動車生産台数の増加等で日本は黒字転換。車種構成の変化等で中国は堅調。24.3期3Qは収益伸長。 記:2024/04/09
3405 東証プライム
1,690
4/19 15:00
-16(%)
時価総額 599,720百万円
機能性化学品メーカー。ポバール樹脂とエバール樹脂、それを加工して作るフィルム製品に強み。サステナブルな高機能素材をアパレル・スポーツ用品向け拡販。ビニルアセテートの好調もあり、23.12期実績は増収確保。 記:2024/02/29
3407 東証プライム
1,095
4/19 15:00
-14.5(%)
時価総額 1,526,356百万円
総合化学大手。マテリアル、住宅、ヘルスケアの領域で事業展開。住宅部門は堅調。建築請負部門は伸び悩むが、不動産部門等がカバー。クリティカルケア事業ではAEDの販売量が増加。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/11
3433 東証プライム
1,831
4/19 15:00
-37(%)
時価総額 115,719百万円
溶射化工国内最大手。半導体・液晶製造装置や産業機器部品向け溶射などエレクトロニクス用途中心に表面処理加工を展開。鉄鋼分野で生産能力を増強し、米国向けを拡大。溶射加工の伸び悩みもあり、3Q累計は足踏み。 記:2024/02/23
4540 東証プライム
3,777
4/19 15:00
-73(%)
時価総額 289,915百万円
漢方薬最大手。医療用漢方製剤の国内シェア8割超。高齢者やがん、女性を重点領域に事業展開。Growing処方は売上堅調。五苓散、加味帰脾湯の売上が好調。人参養栄湯なども売上増。24.3期2Qは増収。 記:2024/01/16
5985 東証スタンダード
489
4/19 15:00
-7(%)
時価総額 16,654百万円
自動車向けエンジン用バルブスプリング大手。供給先はトヨタとホンダ向け中心。ばね鋼線やHDDのサスペンション、プリンター用部品、光ファイバ用精密部品なども手掛け、電流計測センサーに注力。3Q累計は足踏み。 記:2024/02/22
6134 東証プライム
2,505
4/19 15:00
-105(%)
時価総額 245,049百万円
電子部品実装装置を製造・販売。工作機械なども。海外売上高比率が高い。TNシリーズ等の拡販進める。ロボットソリューションは足踏み。自動車市場の一部需要回復等により、24.3期3Qはマシンツールが増収。 記:2024/03/05
6293 東証プライム
1,072
4/19 15:00
-35(%)
時価総額 23,876百万円
射出成形機メーカー最大手。電気式成形機とハイブリッド式成形機の製造、販売が柱。最適地生産体制の強化図る。周辺機器売上や部品売上は増加だが、射出成形機売上が足踏み。24.3期3Q累計は業績伸び悩む。 記:2024/02/23
6317 東証スタンダード
1,500
4/19 15:00
-42(%)
時価総額 14,477百万円
機械メーカー。旋盤用チャック装置やNC円テーブルなどの工作機械器具、自動車や建設機械向け鋳造部品に加え、コンクリートプラントや自走式立体駐車なども展開。金属素形材事業の好調で、3Q累計は増収・利益急伸。 記:2024/03/30
6326 東証プライム
2,390.5
4/19 15:00
-33.5(%)
時価総額 2,869,190百万円
農業機械で世界有数。ダクタイル鉄管や水処理システム、小型建機、芝刈り機、空調機器なども展開。フランスの農作業機器メーカーBCT社をグループ化。北米の住宅やインフラ開発需要を取入れ、23.12期は利益急伸。 記:2024/03/30
6409 東証プライム
2,724
1/25 15:00
+2(%)
時価総額 57,335百万円
搬送機械メーカー。チェーンブロックやロープホイスト等の巻上機からレバーブロックやクレーン等の多様な製品を手掛ける。インフラ需要継続で米州は好調。為替差益を計上。23.3期2Qは2桁の増収、経常増益。 記:2023/01/14
6954 東証プライム
4,265
4/19 15:00
-73(%)
時価総額 4,305,718百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
1,500
4/19 15:00
-17(%)
時価総額 19,922,993百万円
国内最大の金融グループ。傘下に三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJニコス、三菱UFJモルガンスタンレー証券。アセットマネジメント事業を強化。金利上昇や国内外の預貸金収益増加で3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/28