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前場に注目すべき3つのポイント~プライム銘柄の底堅い値動きが見られるかが注目される~

2022/4/4 8:36 FISCO
*08:36JST 前場に注目すべき3つのポイント~プライム銘柄の底堅い値動きが見られるかが注目される~ 4日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:プライム銘柄の底堅い値動きが見られるかが注目される ■イオン、22/2下方修正 営業利益1730億円←2000億円 ■前場の注目材料:パナソニック、戦略投資6000億円、中長期成長に重点 ■プライム銘柄の底堅い値動きが見られるかが注目される 4日の日本株市場は、やや買い先行で始まった後は、こう着の強い相場展開になりそうだ。1日の米国市場はNYダウが139ドル高だった。3月雇用統計が労働市場の強さを新たに証明したため買い先行で始まった。その後、労働市場のひっ迫や賃金の予想を上回る伸びにより、5月連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅利上げ観測が強まったことが警戒されたほか、長短金利の逆転で景気後退懸念も浮上し、一時下落に転じた。ただし、第2四半期入りで新規投資が下支えとなり再び上昇すると、引けにかけて上げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比135円高の27795円。円相場は1ドル122円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まりそうである。日米ともに期末特有の需給要因が通過した一方で、新年度入りに伴う資金流入への思惑から下値の堅さは意識されやすいと見られる。東証の新区分移行によって見極めムードも強まりやすいだろうが、新年度入りによってプライム銘柄の底堅い値動きが見られるかが注目されそうである。 もっとも、今週はFOMC議事要旨の公表を6日に控えている。そのため、これを受けた米国市場の動向を見極めたいとする模様眺めムードも強まりやすい面はありそうだ。また、引き続きロシアとウクライナを巡る停戦協議の行方なども神経質にさせる要因となろう。その他、新型コロナウイルス感染症の拡大によって中国の上海市では一部地域がロックダウンに入っていることもあり、日中はアジア市場の動向を睨みながらの相場展開を強いられる。 先週の日経平均は期末の需給影響から調整色の強い相場展開となり、3日続落で週末には一時27399.48円まで下げる場面が見られた。その後持ち直しを見せて終値では75日線が位置する27460円水準を上回っている。同線が支持線として機能するかを見極めつつ、底堅さが意識される局面においては、新年度入りによる資金流入への思惑から押し目買い意欲は強まりそうだ。 物色については「プライム市場」、「スタンダード市場」、「グロース市場」の3つの新しい市場区分へと再編されたことにより、プライム市場がメインとなろうが、マザーズ指数は当面継続することになるため、グロース市場の時価総額上位銘柄などへは個人主体の資金が向かいやすいだろう。 ■イオン、22/2下方修正 営業利益1730億円←2000億円 イオン<8267>は2022年2月期業績予想の修正を発表。営業利益を2000億円から1730億円に下方修正した。緊急事態宣言が解除されるまでの間、大半の期間で緊急事態宣言またはまん延防止等重点措置が適用されるなか、長引くコロナ下での自粛生活により、9月末の緊急事態宣言解除後も消費マインドへの影響が続いた。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(34818.27、+139.92) ・ナスダック総合指数は上昇(14261.50、+40.98) ・シカゴ日経先物は上昇(27795、大阪比+135) ・1ドル=122.50-60円 ・VIX指数は低下(19.63、-0.93) ・米国景気の拡大 ・コロナ感染沈静化 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・パナソニック<6752>戦略投資6000億円、中長期成長に重点 ・丸紅<8002>デンソー発新興のオペパークに出資、ヘルスケア拡大 ・ソニーG<6758>EV向け新会社を設立、サービス基盤開発・事業化 ・セントラル硝子<4044>海外ガラス事業撤退、米投資会社に譲渡 ・マツダ<7261>メキシコ工場を停止、半導体不足、月内に2日間 ・ヤマハ発<7272>モビリティー×ロボティクスで工場搬送開拓、無人車・EV複合提案 ・三菱電機<6503>中国に共創センター、FA関連開発加速 ・三菱ガス<4182>台湾の電子材料メーカーと合弁 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 3月マネタリーベース(2月:前年比+7.6%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 9件
4044 東証プライム
3,500
10/4 15:00
±0(%)
時価総額 91,000百万円
電子材料や医療化学品などを手掛ける化成品事業、建築用・自動車用ガラスなどを手掛けるガラス事業を展開。パターン倒壊防止剤、吸入麻酔薬で世界トップシェア。25.3期は半導体特殊ガス製品の販売増を見込む。 記:2024/07/01
4182 東証プライム
2,784.5
10/4 15:00
+11(%)
時価総額 618,824百万円
化学材料メーカー。半導体用BT材料や超純過酸化水素、光学樹脂を製造、販売する。半導体向けに強い。ガス田開発やメタノールも提供。今期3Q累計は新規連結化や円安が寄与も、芳香族化学品や有機化学品が伸び悩んだ。 記:2024/04/14
6503 東証プライム
2,415.5
10/4 15:00
+26(%)
時価総額 5,186,566百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
1,299
10/4 15:00
+15(%)
時価総額 3,187,820百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
6758 東証プライム
2,767
10/4 15:00
-13(%)
時価総額 17,274,652百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
7261 東証プライム
1,118
10/4 15:00
-0.5(%)
時価総額 706,357百万円
1920年創業の自動車メーカー。広島県安芸郡府中町に本社。トヨタと資本業務提携。人気車種にクロスオーバーSUV「CX-5」など。高効率エンジン等に強み。北米市場は販売順調。25.3期は販売台数増を見込む。 記:2024/08/30
7272 東証プライム
1,333.5
10/4 15:00
+10(%)
時価総額 1,401,044百万円
二輪車を主力とするランドモビリティ事業が柱。船外機が主力のマリン事業、ロボティクス事業等も。1955年に日本楽器製造(現ヤマハ)から分離独立。海外売上比率が高い。二輪車はインド、ブラジルで強い需要続く。 記:2024/07/04
8002 東証プライム
2,452
10/4 15:00
+19.5(%)
時価総額 4,213,056百万円
大手総合商社。芙蓉グループ。生活産業、食料・アグリ、素材産業、エナジー・インフラソリューション、社会産業・金融分野などで事業展開。みずほリースと資本業務提携。総還元性向は30%~35%程度が目安。 記:2024/08/30
8267 東証プライム
3,982
10/4 15:00
+70(%)
時価総額 3,472,005百万円
流通大手。総合スーパーを軸に食品スーパーやドラッグストア、金融、不動産などを展開。アセアンなどアジアでも事業展開。連結配当性向は30%目標。ヘルス&ウエルネスの進化、アジアシフトの加速等に取り組む。 記:2024/05/06