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前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後のリバウンドを狙った動きに向かいやすいところ~

2022/1/25 9:24 FISCO
*09:24JST 前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後のリバウンドを狙った動きに向かいやすいところ~ 25日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:売り一巡後のリバウンドを狙った動きに向かいやすいところ ■昭和産、22/3下方修正 営業利益52億円←79億円 ■前場の注目材料:安川電機、「脱炭素」モーター3月量産、超薄・高効率型 ■売り一巡後のリバウンドを狙った動きに向かいやすいところ 25日の日本株市場は、売り一巡後の出直り基調が意識されそうだ。24日の米国市場はNYダウが99ドル高だった。ウクライナ情勢の緊迫化が高まったほか、今週予定されている連邦公開市場委員会(FOMC)での連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締めへの警戒から売りが強まった。特に米国に続き英国やドイツもウクライナの大使館職員や家族の退避を決定したとの報道でさらに警戒感が強まり急落。NYダウの下落幅は一時1100ドルを超えた。ただし、午後に入ると売られ過ぎとの見方から買い戻しの動きが加速し、主要な株価指数は上昇に転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比305円安の27275円。円相場は1ドル113円90銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まることになろう。ただし、シカゴ先物は一時26690円まで急落した後に切り返しているほか、米国市場も上昇に転じたこともあり、いったんは売り一巡感は意識されやすくなる。そのため、売り先行ながら、売り一巡後のリバウンドを狙った動きに向かいやすいところであろう。ただし、日経平均は切り下がる5日線に上値を抑えられる形状が続いていることから、同線を明確に突破してくるかを見極めたいところでもある。上値を抑えられる形状が続くようだと、同線水準では新たなショートの動きも入りやすいだろう。 また、売り一巡ながらも結局はFOMC後の声明を確認したいところである。米マイクロソフトは上昇に転じたものの、アップルやテスラなどは下落幅を縮めたもののマイナスで終えており、決算後の反応を見極めたいとする模様眺めムードも強まりやすいと考えられる。VIX指数は一時38.94まで上昇し、その後は上げ幅を縮め29.90で終えたものの、依然として不安心理が高まる水準であることも神経質にさせやすい。米国市場がプラスに転じるなか、シカゴ先物はプラスに転じることができなかったこともあり、日本株の戻りの鈍さも意識されやすいだろう。 物色の流れとしては売り一巡後の出直りを想定しつつも、インデックスに絡んだ商いが中心になりやすことから、指数インパクトの大きい値がさ株などには値幅取り狙いの動きも入りやすいと見られる。また、ウクライナ情勢の緊迫から足元で強いリバウンドを見せてきている防衛関連などへは、個人主体による短期的な値幅取り狙いの資金が集中しやすいだろう。 ■昭和産、22/3下方修正 営業利益52億円←79億円 昭和産<2004>は2022年3月期業績予想の修正を発表。売上高は2800億円から2875億円に上方修正。一方で、営業利益は79億円から52億円に下方修正した。世界的に旺盛な穀物需要による需給の逼迫により、依然として原料穀物相場が高値で推移し続けていることや為替相場の円安ドル高進行による輸入コストの上昇、菜種原料の油分低下による歩留悪化など、厳しい状況が続くと予想している。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(27588.37、+66.11) ・NYダウは上昇(34364.50、+99.13) ・ナスダック総合指数は上昇(13855.13、+86.21) ・1ドル113.90-00円 ・SOX指数は上昇(3479.95、+45.16) ・米長期金利は低下 ・米国景気の拡大 ・海外のコロナ感染沈静化 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・安川電機<6506>「脱炭素」モーター3月量産、超薄・高効率型 ・東芝<6502>ローカル5Gの電波強度改善、反射壁を活用 ・三菱鉛筆<7976>二次電池大容量化にCNT技術、顔料分散を応用 ・カネカ<4118>北海道に新工場、血液浄化器の生産体制強化 ・パナソニック<6752>新型円筒形EV電池を来年量産、容量5倍 ・大建工業<7905>国産材木質ボード工場の建設見合わせ、資材高騰などで ・エイチワン<5989>非自動車開拓、加工技術応用、素材系などと連携 ・太陽誘電<6976>5G向けパワーインダクター、和歌山で増産 ・日本工営<1954>KDDIとタイ工業団地で5G実証 ・富士通<6702>富士通など、オープンRAN設備構築、韓国で相互接続成功 ・アンジェス<4563>米でコロナ薬候補の治験開始、カナダ社と共同開発 ・大正薬HD<4581>AGA患者に高粘度の皮脂成分多く、大正製薬など発見 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・09:30 豪・10-12月期消費者物価指数(前年比予想:+3.2%、7-9月期:+3.0%) 《ST》
関連銘柄 13件
1954 東証プライム
3,740
6/28 15:00
+20(%)
時価総額 56,324百万円
建設コンサルタント会社最大手。上下水道やダム、道路、空港等の建設コンサルタントを国内外で展開する。建築や都市設計、再生可能エネルギーも手掛ける。今期3Q累計は受注高が増加。全セグメントが増収となった。。 記:2023/06/07
2004 東証プライム
3,500
3/29 15:00
+45(%)
時価総額 118,948百万円
食品会社。小麦や大豆、トウモロコシ等の穀物を加工して、家庭用食品や食品原料、油脂、飼料、糖質を製造、販売する。製粉と油脂に強みを持つ。今上期は製粉や製油等の価格改定により増収、増益となった。飼料も増加。 記:2024/01/04
4118 東証プライム
3,814
3/29 15:00
+59(%)
時価総額 259,352百万円
化学材料メーカー。化成品や塩化ビニル樹脂、機能性樹脂、エレクトロニクス製品、食品、ヘルスケア製品など、幅広い製品を提供する。今期3Q累計はメディカル関連や食品が堅調も、塩ビや苛性ソーダが足踏みとなった。 記:2024/02/08
4563 東証グロース
66
3/29 15:00
+1(%)
時価総額 11,789百万円
大阪大医学部発のバイオベンチャー。遺伝子医薬やDNAワクチンのバイオ医薬品を開発。受託数の順調増で手数料収入は伸長。研究開発費は減少。23.12期通期は損益改善。24.12期は大幅増収、損益改善計画。 記:2024/03/05
4581 東証スタンダード
8,570
3/29 15:00
±0(%)
時価総額 729,650百万円
大衆薬大手。ドリンク剤、風邪薬、育毛剤に強み。海外開拓や医療用薬にも注力。ビオフェルミンシリーズ、リアップシリーズは売上増。24.3期3Qは増収。MBO成立で同社株は24年4月9日付けで上場廃止予定。 記:2024/03/05
5989 東証プライム
707
3/29 15:00
+13(%)
時価総額 20,074百万円
自動車部品メーカー。フロントバルクヘッドやリアフレームなどの自動車フレームが主力。日本は黒字転換。得意先向け自動車フレームの生産量の増加が寄与。北米は損益改善。アジアは売上堅調。24.3期3Qは増収。 記:2024/02/23
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6506 東証プライム
6,343
3/29 15:00
-61(%)
時価総額 1,691,615百万円
メカトロニクス・ロボットメーカー。サーボモータとインバータは世界シェアトップ。産業用、半導体製造装置用ロボット等も。モーションコントロール部門は堅調。インバータ事業が牽引。24.2期3Q累計は増収。 記:2024/01/27
6702 東証プライム
2,490
3/29 15:00
+72.5(%)
時価総額 5,157,059百万円
国内最大、世界有数のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。24.3期2Qは小幅増収。サービスソリューションが売上下支え。コンサル等の需要が拡大。 記:2024/01/16
1,445.5
3/29 15:00
+7(%)
時価総額 3,547,339百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。24.3期上期は家電、FAが低迷も自動車部品が好調。米国の補助金も効いて増収増益に。液晶子会社解散で税負担減。通期最高純益を計画。自動車部品子会社は売却へ。 記:2023/12/12
6976 東証プライム
3,625
3/29 15:00
+54(%)
時価総額 472,040百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサやフェライト製品、インダクタ、ノイズ対策製品、複合デバイス等を製造、販売する。セラミックコンデンサで世界的。今期3Q累計は情報機器向けと通信機器向けが増加した。 記:2024/02/08
7905 東証プライム
2,994
12/20 15:00
±0(%)
時価総額 81,078百万円
大手建設資材メーカー。住宅や公共、商業施設向けの建材に加え、特殊合板や木質繊維板等の素材も提供する。オフィスや公共施設等の施工も行う。今上期は価格改定が寄与、内装工事が堅調も、PWT社の連結除外が響いた。 記:2023/11/10
7976 東証プライム
2,553
3/29 15:00
+26(%)
時価総額 164,122百万円
独立系の筆記具メーカー。シャーペンやボールペンに強み。化粧品OEMも。23.12期3Q累計は欧州を中心に筆記具の販売が好調。値上げや円安も効いて増収増益に。最高業績見込む通期計画を上方修正。連続増配予定。 記:2023/12/12