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前場に注目すべき3つのポイント~年末高を意識した短期的な商いは活発化~

2021/12/24 8:37 FISCO
*08:37JST 前場に注目すべき3つのポイント~年末高を意識した短期的な商いは活発化~ 24日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:年末高を意識した短期的な商いは活発化 ■サイボウズ、21/12上方修正 営業利益11.4億円←5.9億円 ■前場の注目材料:岩谷産業、北米で産業ガス販売、ヘリウム、アジアも増強 ■年末高を意識した短期的な商いは活発化 24日の日本株市場は、買い一巡後はこう着ながらも、底堅さは意識されやすいだろう。23日の米国市場はNYダウが196ドル高だった。新型コロナウイルス変異株(オミクロン株)の入院リスクはデルタ株に比べ50%から70%低いといった英国の調査結果が示されたほか、食品医薬品局(FDA)がファイザーに次いでメルクの新型コロナ経口薬の緊急使用を承認したことを受けて安心感が広がった。また、12月のミシガン大消費者信頼感指数確定値が予想外に上方修正されたほか、11月新築住宅販売の増加など良好な経済指標の結果を受けて景気回復期待感も根強く終日堅調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比105円高の28815円。円相場は1ドル114円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行で始まろう。海外投資家はクリスマス休暇入りで引き続き商いは膨らみづらいものの、売り圧力も強まりづらく、底堅さは意識されやすい。日経平均は昨日の上昇で25日線を突破しており、節目の29000円を意識したトレンド形成が期待されてきそうだ。12月16日のリバウンド局面で跳ね返された75日線を捉えてくるようだと、ショートカバーの動きが強まる可能性はあるだろう。 また、米国市場は理想的なリバウンドからクリスマスに入っており、祝日明け後の年末ラリーへの期待は高まりやすい。テスラはイーロン・マスクCEOがテスラ株の売却はほぼ完了したとツイッターに投稿。需給悪化が一巡したとみた投資家が買いを入れ5%を超える上昇を見せていた。米投資家のセンチメントも改善傾向にあるなか、東京市場においても押し目買い意欲は強そうだ。 中小型株についてはIPOラッシュによって需給は読みづらい状況ではある。ただし、公開価格割れの動きが相次いでいるものの、早い段階で寄り付くことによって他の銘柄に投資資金が還流する動きも見られているようである。値動きの強い銘柄などに集中しやすいものの、個人投資家においても年末高を意識した短期的な商いは活発化してくることになりそうだ。 ■サイボウズ、21/12上方修正 営業利益11.4億円←5.9億円 サイボウズ<4776>は2021年12月期業績予想の修正を発表。営業利益は5.9億円から11.4億円に上方修正した。国内のクラウド事業の売上が堅調に推移。利益面では年内の投資計画において、人件費、広告宣伝費、オフィス関連費等、各投資施策で年内に費消しないことが確定した。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(28798.37、+236.16) ・NYダウは上昇(35950.56、+196.67) ・ナスダック総合指数は上昇(15653.37、+131.48) ・シカゴ日経先物は上昇(28815、大阪比+105) ・1ドル114.30-40円 ・SOX指数は上昇(3932.39、+40.47) ・VIX指数は低下(17.96、-0.67) ・米原油先物は上昇(73.79、+1.03) ・米国景気の拡大 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・岩谷産業<8088>北米で産業ガス販売、ヘリウム、アジアも増強 ・妙徳<6265>真空吸着パッド増産、FA需要受け3倍に ・三菱電機<6503>品質不正で社長ら12人処分、自主返納・報酬減額 ・九州電力<9508>西部ガスとLNG火力開発決定 ・日本製鉄<5401>三井物産も提訴、電磁鋼板の特許権侵害で ・TDK<6762>電子部品3子会社を統合、来年4月に新会社 ・三井物産<8031>ガス火力のCO2回収・利用、オマーンで検証 ・三菱重<7011>H2A信頼性積み上げ、三菱重工・JAXA、英通信衛星打ち上げ成功 ・宇部興産<4208>クリーンアンモニアの安定確保、化学大手4社、共同で検討 ・シスメックス<6869>ドライアイス使わず試薬輸送、ヤマトと連携 ・住友商事<8053>中国の水インフラ拡大、30年に下水処理2倍 ・デンソー<6902>間接業務子会社を統合、2社に集約 ・ファインシンター<5994>コオロギで即席ラーメン開発、粉末冶金技術活用 ・三井化学<4183>新素材開発に量子技術、シグマアイと共同 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 11月全国消費者物価指数(生鮮品除く)(前年比予想:+0.4%、10月:+0.1%) <海外> ・株式市場休場(クリスマス):米・独・スイス・香港など(英・仏は短縮取引) 《ST》
関連銘柄 15件
4183 東証プライム
4,441
5/2 15:00
-29(%)
時価総額 909,357百万円
大手総合化学メーカー。ライフ&ヘルスケア、モビリティ、ICTなど4事業を展開する。ケメガネレンズ材料やフォトマスク防塵カバーで世界シェアトップ。今期3Q累計は需要低迷が販売に影響した。子会社も売却した。 記:2024/04/14
4208 東証プライム
2,865
5/2 15:00
+1.5(%)
時価総額 304,263百万円
化学製品と成形機械などを製造、販売する。ナイロンポリマーや工業薬品等の樹脂・化成品を主力に、ポリイミドや分離膜等の機能品、成形機械、産業機械等を提供する。今期3Q累計は樹脂・化成品や機能品、機械が足踏み。 記:2024/04/14
4776 東証プライム
1,554
5/2 15:00
-53(%)
時価総額 81,986百万円
業務アプリ構築クラウドサービス「kintone」、中小企業向けグループウェア「サイボウズOffice」などを提供。クラウド関連事業は売上好調。23.12期通期は収益伸長。24.12期は2桁増収計画。 記:2024/04/16
5401 東証プライム
3,473
5/2 15:00
-3(%)
時価総額 3,300,465百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
5994 東証スタンダード
1,066
5/2 15:00
-2(%)
時価総額 4,712百万円
冶金製品メーカー。自動車や鉄道車両、産業機械向け部品を主力に、油圧機器製品も展開。電動関連製品・非自動車事業の拡大に加え、昆虫食事業を含めた新規事業にも注力。自動車焼結事業の好調で、3Q累計は黒字転換。 記:2024/02/22
6265 東証スタンダード
2,019
5/2 0:00
±0(%)
時価総額 3,345百万円
自動化装置向け真空発生器を製造・販売。真空吸着パッドや圧力センサも。半導体・液晶装置業界が得意先。吸着パッドは生産工程自動化を推進。日本は真空機器、吸着パッドが受注足踏み。23.12期通期は業績伸び悩む。 記:2024/04/14
6503 東証プライム
2,836
5/2 15:00
-14(%)
時価総額 6,089,465百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6762 東証プライム
6,943
5/2 15:00
-218(%)
時価総額 2,699,244百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
6869 東証プライム
2,660.5
5/2 15:00
+19(%)
時価総額 1,674,186百万円
検体検査機器・試薬メーカー。血球計数検査や血液凝固検査、尿検査分野で世界首位。臨床検査機器も手掛ける。海外売上は2桁増。ヘマトロジー分野の機器、保守サービスの売上などが増加。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/25
6902 東証プライム
2,681.5
5/2 15:00
+38(%)
時価総額 8,451,498百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
7011 東証プライム
1,413.5
5/2 15:00
+21(%)
時価総額 4,768,651百万円
国内最大の総合重機械メーカー。火力発電プラントで世界トップクラス。造船事業や米ボーイング向け機体製造等も。エナジー部門は受注好調。原子力発電システムの受注増などが寄与。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/08
8031 東証プライム
7,681
5/2 15:00
+123(%)
時価総額 12,231,739百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。ペルーの鉱山機械販売・サービス会社コマツ・マイニング・コープ・ペルーの株式を取得。エネルギーと金属資源セグメントが伸び悩み、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/04
8053 東証プライム
4,300
5/2 15:00
+180(%)
時価総額 5,381,760百万円
総合商社大手。鋼管、メディアなどの非資源に強み。資源は非鉄金属が柱。24.3期3Q累計は自動車や建機が堅調。だが非鉄・化学品の市況が軟化。人件費増も利益の重石に。通期最終益反落を計画も連続増配を継続予定。 記:2024/02/07
8088 東証プライム
8,989
5/2 15:00
+76(%)
時価総額 526,414百万円
ガス販売会社。LPガスやLNG、都市ガスの供給に加え、水素や酸素等の産業ガス、溶接機器やロボットも手掛ける。水素事業を育成。今期3Q累計は産業ガスや機械等の工業分野向けが堅調だった。過去最高益を更新した。 記:2024/02/08
9508 東証プライム
1,618
5/2 15:00
+24.5(%)
時価総額 767,230百万円
九州の電力会社。ガス小売事業やICT、都市開発など非電力事業を育成。玄海原子力発電所3号機は2月に発電再開。英廃棄物処理・発電会社Viridorの一部持分取得。燃料費調整期ずれ影響で、3Q累計は黒字転換。 記:2024/02/04