マーケット
4/23 15:15
37,552.16
+113.55
38,239.98
+253.58
暗号資産
FISCO BTC Index
4/24 2:55:35
10,332,728
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~材料性のある中小型株などでの短期的な値幅取り狙いの動きが中心~

2021/11/16 8:43 FISCO
*08:43JST 前場に注目すべき3つのポイント~材料性のある中小型株などでの短期的な値幅取り狙いの動きが中心~ 16日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:材料性のある中小型株などでの短期的な値幅取り狙いの動きが中心 ■リクルートHD、22/3上方修正 営業利益3500~3800億円 ■前場の注目材料:クボタ、水道鉄管の生産集約、海外向け長尺品撤退 ■材料性のある中小型株などでの短期的な値幅取り狙いの動きが中心 16日の日本株市場は、こう着ながらも底堅い相場展開になりそうだ。15日の米国市場はNYダウが12ドル安だった。バイデン大統領の1兆ドル規模のインフラ投資法案成立や11月NY連銀製造業景気指数が予想以上に上昇したため、景気回復期待から買い先行で始まった。ただし、インフラ法案の歳出がインフレのさらなる上昇に繋がるとの懸念に金利が上昇すると引けにかけて利食いに押される展開だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円安の29720円。円相場は1ドル114円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好からやや利食い先行で始まりそうだ。米国市場では主要な株価指数は下落とはなったものの、先週末の終値を挟んだもち合いだったこともあり、様子見ムードの強い相場展開だった。ADR市場においても小動きだったこともあり、手掛かり材料に欠ける相場展開となろう。きょうの午前中に米中首脳会談がオンラインで開催される予定のため、短期的には仕掛け的な動きも意識されるものの、全体としてはこう着感の強い相場展開だろう。 昨日の日経平均は29800円を回復して始まった後は29750円を挟んだ狭いレンジ推移だった。上値追いは限られたものの、上値の重さを嫌気した動きもなく、東証1部の騰落銘柄も値上がり、値下がり数が拮抗した状態であり、リバランス中心の売買だった。個別では決算を手掛かりとした値幅取り狙いの動きなども見られていたが、本日についても全般こう着のなか、材料性のある中小型株などでの短期的な値幅取り狙いの動きが中心になりそうである。 なお、日経平均は3営業日続伸でリバウンド基調を継続しており、29500円~3万円のレンジ推移となる。大きなトレンドは出にくい状況と見られるが、短期的に売り仕掛けてくる局面においては、政府の経済対策の期待感などもあり、押し目狙いのスタンスとなろう。 ■リクルートHD、22/3上方修正 営業利益3500~3800億円 リクルートHD<6098>は2022年3月期業績予想の修正を発表。営業利益は2700~3400億円から3500~3800億円のレンジに上方修正した。コンセンサス(3350億円程度)を上回る。HRテクノロジー事業の下半期の米ドルベース売上収益を、 前年同期比60%から70%程度の増収と見込んでいる。メディア&ソリューション事業は、アルバイト・パート領域の求人広告サービスは、飲食業やサービス業の事業活動の再開に伴い、売上収益の回復が加速することを想定している。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(29776.80、+166.83) ・米原油先物は上昇(80.88、+0.09) ・1ドル114.00-10円 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・クボタ<6326>水道鉄管の生産集約、海外向け長尺品撤退 ・村田製<6981>新中計、設備投資に6400億円、MLCC増産、タイでも生産 ・島津<7701>iPS細胞で腎疾患の新療法、島津など共同研究契約 ・三井物産<8031>数十億円で伊社買収、日本品種の野菜種子を拡販 ・スター精密<7718>大連増強、工場拡張、生産力25%アップ ・京セラ<6971>触覚伝達で新技術、モジュール軽量化 ・メルカリ<4385>物流サービス社設立 ・ダイセル<4202>清華大と共同研究、マイクロ流体デバイスプラント、23年実装目指す ・アース製薬<4985>マスク内の肌を保湿する化粧水 ・花王<4452>北里大・花王など研究開発で委託契約、次世代型抗体治療薬開発 ・アステラス薬<4503>独パンサーナと再生医療を共同研究、mRNA利用 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・09:30 豪準備銀行11月理事会議事要旨 《ST》
関連銘柄 12件
4202 東証プライム
1,428
4/23 15:00
+3.5(%)
時価総額 432,603百万円
化学中堅。世界首位の自動車エアバッグ用ガス発生装置や液晶フィルム材料に強み。自動車生産の回復で自動車エアバッグ用インフレータは販売数量増。コスメ・健康食品事業は売上増。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/03/31
4385 東証プライム
1,749.5
4/23 15:00
-28(%)
時価総額 281,444百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は250万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。24.6期2Qは大幅増益。 記:2024/02/13
4452 東証プライム
6,453
4/23 15:00
+2(%)
時価総額 3,065,175百万円
トイレタリー国内最大手。リビングケアやヘルスケアに加え、油脂や機能材料等のケミカル製品を製造、販売する。化粧品でも大手。23年12月期は化粧品やケミカルが足踏みも、トイレタリーが増加。利益率も改善傾向。 記:2024/02/08
4503 東証プライム
1,491.5
4/23 15:00
+15.5(%)
時価総額 2,738,173百万円
製薬大手。がん領域や免疫疾患領域に強み。細胞医療分野や遺伝子治療分野を強化へ。24.3期3Q累計は柱の前立腺がん薬が伸長。だが新規更年期障害薬の米国展開に遅れ。株式報酬宇費用や組織改革費用も利益の重石に。 記:2024/02/14
4985 東証プライム
4,350
4/23 15:00
-15(%)
時価総額 96,039百万円
殺虫剤などの虫ケア用品が主力。洗口液や入力剤などの日用品も。大塚HD系列。23.12期3Q累計は虫ケア用品が最盛期に復調。だが入浴剤や家庭用マスクが冴えず。中国での販売も低調。今年2月に次期中計を公表へ。 記:2024/01/17
6,315
4/23 15:00
+7(%)
時価総額 10,709,987百万円
国内最大の人材関連サービス企業。米国発祥の求人情報検索サイト「Indeed」や不動産の「SUUMO」、求人・企業情報サイト「Glassdoor」を運営。マッチング&ソリューション好調で3Q累計は営業増益。 記:2024/02/22
6326 東証プライム
2,442.5
4/23 15:00
+25(%)
時価総額 2,931,603百万円
農業機械で世界有数。ダクタイル鉄管や水処理システム、小型建機、芝刈り機、空調機器なども展開。フランスの農作業機器メーカーBCT社をグループ化。北米の住宅やインフラ開発需要を取入れ、23.12期は利益急伸。 記:2024/03/30
6971 東証プライム
1,912
4/23 15:00
-21(%)
時価総額 2,888,026百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。電子部品は情報通信市場向けコンデンサ、水晶部品等の需要が減少。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/16
6981 東証プライム
2,749
4/23 15:00
+3.5(%)
時価総額 5,573,441百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやEMI除去フィルタ高周波モジュールを手掛け、積層セラミックコンデンサで高シェア。業界最高水準の車載向けメタルパワーインダクタを商品化。生産減少や値下がりで3Q累計は一服。 記:2024/02/04
7701 東証プライム
4,150
4/23 15:00
-5(%)
時価総額 1,228,691百万円
分析・計測機器大手。物質分離装置のクロマトグラフや分離物資成分の質量分析計で世界的。計測機器事業は堅調。ヘルスケア領域では液体クロマトグラフ、質量分析システムが販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/13
7718 東証プライム
1,794
4/23 15:00
+5(%)
時価総額 76,182百万円
CNC自動旋盤などの工作機械メーカー。小型プリンタや腕時計部品も。24.12期は海外の回復遅れを想定。総還元性向5割以上目安。今夏にインドに販社を設立へ。25年11月稼働を目指して静岡県に新工場を建設へ。 記:2024/03/11
8031 東証プライム
7,296
4/23 15:00
+23(%)
時価総額 11,618,639百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。ペルーの鉱山機械販売・サービス会社コマツ・マイニング・コープ・ペルーの株式を取得。エネルギーと金属資源セグメントが伸び悩み、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/04