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前場に注目すべき3つのポイント~こう着ながらも底堅い展開が見込まれる~

2021/10/21 8:46 FISCO
*08:46JST 前場に注目すべき3つのポイント~こう着ながらも底堅い展開が見込まれる~ 21日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:こう着ながらも底堅い展開が見込まれる ■カカクコム、22/3下方修正 営業利益215億円←236億円 ■前場の注目材料:大日印、京都工場を停止、田辺に包装材集約 ■こう着ながらも底堅い展開が見込まれる 21日の日本株市場は、こう着ながらも底堅い展開が見込まれる。20日の米国市場はNYダウが152ドル高だった。企業の好決算を好感した買いが続き、NYダウは一時8月16日につけた最高値を更新。暗号資産(仮想通貨)のビットコインの最高値更新を受けて、投資家心理を強気に向かわせた。一方で、米長期金利は5月以来の水準に上昇したことから、ハイテク株の重荷となっており、ナスダックは小幅に下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円高の29300円。円相場は1ドル114円30銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から前日比変わらず水準から始まることになりそうだ。昨日の日経平均は一時29500円に接近する局面が見られたものの、結果的には跳ね返される格好から小幅な上昇にとどまっていた。25日線が支持線として意識されるものの、上値追いは慎重にさせそうだ。とはいえ、NYダウが一時最高値を更新するなか、ショートは振りづらい需給状況であるため、25日線水準では押し目買い意欲は強そうであり、短期的な売り仕掛けの局面ではリバウンド狙いのロングスタンスとなろう。 また、29500円接近で跳ね返されたものの、9月下旬のマドを空けて下落した下限レベルであり、いったんは戻り売りに押されやすい水準である。改めて29500円を捉え、支持線に変えてくる動きを見せてくる局面においては、マド埋めを意識した3万円回復を想定したリバウンドが期待されてくるだろう。もっとも、選挙戦のなか、自民党の単独過半数は厳しいとの見方も出始めてきており、政策期待はやや後退。次第に結果待ちのセンチメントに傾きやすいほか、10月最終週から決算発表がピークを迎えるため。決算が通過する11月3週までは積極的な売買は手控えられる可能性がありそうだ。 なお、東京都は、飲食店への営業や酒類提供時間の短縮要請について、都が感染対策の徹底を確認した「認証店」では25日以降、要請を解除する方向で調整に入ったと報じられている。経済活動正常化への期待から、外食産業などへの物色を見直す動きが意識されやすい。また、政策期待はやや後退する可能性があるものの、カーボンニュートラルといったグローバルのテーマ銘柄については、循環物色が続こう。 ■カカクコム、22/3下方修正 営業利益215億円←236億円 カカクコム<2371>は2022年3月期業績予想の修正を発表。売上高は590億円から558億円、営業利益を236億円から215億円に下方修正した。コンセンサス(217億円程度)水準への下方修正であり、ネガティブ反応は限られよう。感染再拡大に伴う緊急事態宣言の延長・再発令などにより、経済活動の制限が当初想定より長期化した影響。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(29255.55、+40.03) ・NYダウは上昇(35609.34、+152.03) ・シカゴ日経先物は上昇(29300、大阪比+20) ・VIX指数は低下(15.49、-0.21) ・米原油先物は上昇(83.42、+0.98) ・大型経済対策への期待 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・大日印<7912>京都工場を停止、田辺に包装材集約 ・日ペHD<4612>1532億円で仏社買収、欧シェア拡大へ基盤構築 ・三菱商事<8058>三菱商事など、インフォステラに出資 ・パソナG<2168>AVITAと協業、アバター人材育成で雇用創出 ・日本ガイシ<5333>海外拠点の使用電力を再生エネに切り替え、25年度めど ・京セラ<6971>半導体装置部品、鹿児島に新棟 ・ニコン<7731>子会社モーフ3D、米LAに新拠点、製造プロセス共同開発 ・富士通<6702>オンプレミスクラウド強化、小規模モデル提供 ・エーザイ<4523>レンビマとキイトルーダの併用療法、CHMPが承認勧告 ・アース製薬<4985>歯肉炎防ぐ洗口液を発売、植物エキス3種配合 ・日本金属<5491>非加熱で成形、高熱伝導実現、日本金属など新材料開発 ・東レ<3402>感光性導電材を低抵抗化、新材料 ・住友鉱<5713>加・コテ金周辺プロ調査、資源量評価で好結果 ・帝人<3401>米で高耐熱プリプレグの生産増強、航空機向け2.5倍 ・ダイセル<4202>ダイセルなど、来春にOPSシート事業終了 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 16件
2168 東証プライム
2,783
3/29 14:38
+10(%)
時価総額 116,023百万円
人材派遣・紹介や再就職支援などを行う人材サービス大手。認可・認証保育所の運営等を行う保育事業も。エキスパートサービスは売上足踏み。24.5期2Qはグローバルソーシングが増収。米国では人材派遣が売上増。 記:2024/02/03
2371 東証プライム
1,883.5
3/29 14:39
+51(%)
時価総額 386,647百万円
価格比較サイト「価格.com」や飲食店クチコミサイト「食べログ」が柱。求人検索エンジン「求人ボックス」を育成中。24.3期3Q累計は食べログの回復継続。求人ボックスの成長も続く。通期増収増益・増配を計画。 記:2024/03/12
3401 東証プライム
1,410.5
3/29 14:39
+40(%)
時価総額 279,214百万円
合繊大手。炭素繊維は世界2位。アラミド繊維に加え、痛風治療薬フェブリクや在宅医療機器などヘルスケア領域に強み。24.3期2Qは繊維・製品事業が増益。北米、中国向けテキスタイル・衣料品の販売等が堅調。 記:2024/01/15
3402 東証プライム
739.1
3/29 14:39
+13.5(%)
時価総額 1,205,828百万円
合繊大手。世界トップの炭素繊維は航空機向けに強み。有機EL関連材料、水処理事業等も手掛ける。24.3期3Qは環境・エンジニアリング事業が堅調。水処理事業は米国、中国で出荷堅調。繊維事業はEV向けが拡大。 記:2024/02/11
4202 東証プライム
1,513
3/29 14:39
+23.5(%)
時価総額 458,353百万円
化学中堅。世界首位の自動車エアバッグ用ガス発生装置や液晶フィルム材料に強み。24.3期上期は半導体関連が足踏み。だが自動車関連や煙草フィルタ材料が堅調。値上げも進む。株売却特益。通期最高純益・増配を計画。 記:2023/12/11
4523 東証プライム
6,211
3/29 14:39
-20(%)
時価総額 1,841,978百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アメリカス医薬品事業は堅調。レンビマの売上が伸びる。販管費減。24.3期2Qは大幅営業増益。 記:2024/01/16
1,076.5
3/29 14:38
-8(%)
時価総額 2,551,856百万円
塗料世界4位。アジアに強く、中国の建築用で高シェア。配当性向は30%目途。日本は収益伸長。工業用塗料や汎用塗料は売上横ばいだが、自動車用塗料は堅調。23.12期3Qは収益好調。通期利益予想を上方修正。 記:2024/01/27
4985 東証プライム
4,310
3/29 14:34
+60(%)
時価総額 95,156百万円
殺虫剤などの虫ケア用品が主力。洗口液や入力剤などの日用品も。大塚HD系列。23.12期3Q累計は虫ケア用品が最盛期に復調。だが入浴剤や家庭用マスクが冴えず。中国での販売も低調。今年2月に次期中計を公表へ。 記:2024/01/17
5333 東証プライム
2,039.5
3/29 14:39
+8.5(%)
時価総額 647,195百万円
ガイシで世界首位。自動車排ガス浄化用セラミックスやNAS電池なども。24.3期3Q累計は自動車関連が堅調も半導体装置関連が足踏み。30年度迄にパワー半導体向け絶縁放熱回路基板の生産能力を2.5倍に増強へ。 記:2024/03/11
5491 東証スタンダード
857
3/29 14:37
+3(%)
時価総額 5,742百万円
ステンレス圧延・加工メーカー。冷間圧延ステンレス鋼帯とみがき特殊帯鋼に強み。24.3期3Q累計は自動車外装モール用材が低調。電池関連製品も大幅減販に。不動産売却特益。ベイナイト鋼帯製品からは26年撤退へ。 記:2024/03/12
5713 東証プライム
4,586
3/29 14:39
+103(%)
時価総額 1,333,673百万円
大手非鉄。銅、ニッケル、金を手掛け、事業連携による材料調達や製品開発に特徴。大電流・大面積仕様にも応用可能なプリンテッドエレクトロニクス用の厚膜導電性インクを開発。車載用電池材料の増販で、3Q累計は増収。 記:2024/02/23
6702 東証プライム
2,495
3/29 14:39
+77.5(%)
時価総額 5,167,414百万円
国内最大、世界有数のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。24.3期2Qは小幅増収。サービスソリューションが売上下支え。コンサル等の需要が拡大。 記:2024/01/16
6971 東証プライム
2,030
3/29 14:39
+16.5(%)
時価総額 3,066,262百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。電子部品は情報通信市場向けコンデンサ、水晶部品等の需要が減少。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/16
7731 東証プライム
1,531.5
3/29 14:39
+6.5(%)
時価総額 579,423百万円
大手光学機器メーカー。カメラと半導体やFPDの露光装置で世界的。眼科領域の顕微鏡等も製造、販売する。今期3Q累計は映像事業や半導体向け露光装置が増加も、FPD露光装置やコンポーネントが足踏みとなった。 記:2024/03/11
7912 東証プライム
4,680
3/29 14:34
+58(%)
時価総額 1,484,683百万円
大手印刷会社。印刷や加工技術を基に、出版やイメージング、マーケティング、セキュリティ、パッケージ、高機能材などを展開。UBEと合弁会社設立し、材料分析分野での協業を推進。注力事業好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/10
8058 東証プライム
3,502
3/29 14:34
+19(%)
時価総額 15,102,312百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。24.3期3Q累計は天然ガス部門が増益。LNG販売事業が牽引。産業インフラ部門なども収益増。 記:2024/02/24