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前場に注目すべき3つのポイント~52週線での強弱感が対立、政権運営に対する不透明感が重し~

2021/8/23 8:33 FISCO
*08:33JST 前場に注目すべき3つのポイント~52週線での強弱感が対立、政権運営に対する不透明感が重し~ 23日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:52週線での強弱感が対立、政権運営に対する不透明感が重し ■ワットマン、2Q下方修正 営業利益1.07億円←1.49億円 ■前場の注目材料:伊藤忠、米VBに出資、都市ゴミから水素・燃料製造 ■52週線での強弱感が対立、政権運営に対する不透明感が重し 23日の日本株市場は、自律反発の動きが意識されるものの、戻り待ちの売り圧力が警戒されやすいだろう。20日の米国市場ではNYダウが225ドル高だった。緩和縮小を巡りタカ派発言を繰り返してきたダラス連銀のカプラン総裁がデルタ株感染が拡大した場合に方針を修正すると発言し、連邦準備制度理事会(FRB)の早期緩和縮小への脅威も和らぎ相場の上昇を支援。また、ハイテク株の上昇も手伝い、上げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比250円高の27260円。円相場は1ドル109円80銭台で推移。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになろう。日経平均は先週の下落で52週線を割り込んできており、調整基調が強まる一方で、いったんは調整一巡感も意識される可能性もありそうだ。52週線は27247円辺りに位置していることもあり、同水準では強弱感が対立しやすいだろう。 また、注目されていた横浜市長選挙は、立憲民主党が推薦した山中氏が当選した。菅総理が支援した小此木氏におよそ18万票の大差をつけて初めての当選を果たしている。この結果を受けて政権運営に対する不透明感が高まりやすく、衆院選を控えて持ち高調整の動きが警戒されやすいところか。また、中国当局による規制強化の動きも引き続き警戒されやすく、ハンセン指数の動向なども積極的な売買を手控えさせそうである。 物色としては米国市場の流れを受けて、ややグロース優位になりそうである。米国では大型テック株や半導体株が買われる一方で、景気敏感株の上値の重さが目立っていた。先週の東京市場もトヨタ<7203>の急落をきっかけに景気敏感株の利益確定の流れが強まっていた。トヨタの戻りの鈍さが意識されてくるようだと、引き続き景気敏感株への利食いが継続する可能性も。 その他、マザーズ指数は1000Pt割れでいったんは底入れが意識されており、中小型の成長株への押し目を拾う動きが見られそうである。菅政権の政権運営への警戒感が高まるなか、個人主体の材料株への物色に向かわせやすい面もありそうだ。 ■ワットマン、2Q下方修正 営業利益1.07億円←1.49億円 ワットマン<9927>は第2四半期(4-9月)業績予想の修正を発表。営業利益は1.49億円から1.07億円に下方修正している。ホビーサーチ株式取得に伴う各種費用の計上時期を見直したものであり、通期連結の業績予想に修正はない。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(35120.08、+225.96) ・ナスダック総合指数は上昇(14714.66、+172.88) ・シカゴ日経先物は上昇(27260、大阪比+250) ・1ドル109円70-80銭 ・SOX指数は上昇(3256.50、+20.63) ・VIX指数は低下(18.56、-3.11) ・海外コロナワクチン接種の進展 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・伊藤忠<8001>米VBに出資、都市ゴミから水素・燃料製造 ・トヨタ<7203>鋼材調達効率化、取引先と改善活動加速 ・日立建機<6305>北中南米戦略見直し、米ディアと合弁解消 ・マツダ<7261>タイ・メキシコ工場で生産停止、半導体不足 ・日ピストン<6461>コバルト不使用バルブシート24年量産、紛争鉱物調達リスク対策 ・アンリツ<6754>スウェーデン社と6ギガヘルツ帯対応のOTA測定システム開発 ・ポエック<9264>金属加工事業に参入 ・京セラ<6971>インプラント拡販、オステオンと独占契約 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 9件
6305 東証プライム
4,431
5/2 15:00
-6(%)
時価総額 953,175百万円
総合建設機械メーカー。油圧ショベルなどの建設機械で国内2位。世界でも上位。鉱山機械も。米州事業の拡大等に取り組む。中国は販売伸び悩むが、米州やアジア・大洋州等は販売堅調。24.3期2Qは2桁増収増益。 記:2024/01/16
6461 東証プライム
1,900
9/27 15:00
+18(%)
時価総額 15,911百万円
自動車メーカー向けピストンリング、バルブシート、シリンダ、カムシャフト等を製造。金属粉末射出成形品など非自動車領域も。産業機器向け製品は伸び悩むが、自動車関連製品事業は収益伸長。24.3期1Qは2桁増益。 記:2023/09/16
6754 東証プライム
1,184.5
5/2 15:00
-19.5(%)
時価総額 160,933百万円
通信用計測器世界3位。スマホの端末開発向けや基地局通信インフラなどの計測ソリューション、重量選別機等を手掛ける。通信計測事業は5Gスマホ開発投資需要の減少等が響く。24.3期3Qは環境計測事業が黒字転換。 記:2024/02/10
6971 東証プライム
1,899.5
5/2 15:00
-8.5(%)
時価総額 2,869,145百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。電子部品は情報通信市場向けコンデンサ、水晶部品等の需要が減少。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/16
7203 東証プライム
3,581
5/2 15:00
-24(%)
時価総額 58,423,968百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7261 東証プライム
1,730
5/2 15:00
-58(%)
時価総額 1,093,021百万円
自動車メーカー。世界初の圧縮着火ガソリンエンジン「スカイアクティブx」など独自技術を保有。デザイン力にも定評。車載用円筒形リチウムイオン電池の供給でパナソニックエナジーと連携強化。3Q累計は利益急伸。 記:2024/03/31
8001 東証プライム
7,331
5/2 15:00
+200(%)
時価総額 11,618,829百万円
大手総合商社。繊維や機械、金属、エネルギー、化学、食料、住生活など、8カンパニー制で事業展開。ビッグモーターの事業を継承。今期3Q累計はエネルギーや化学品、金属が足踏みも、食料が回復、住生活が堅調だった。 記:2024/03/31
9264 東証スタンダード
1,750
5/2 15:00
+20(%)
時価総額 8,237百万円
ポンプやオゾン装置、防潮壁などを販売。ポンプの修理・保守に強み。子会社で船舶機械や消化設備の生産も。大型案件の受注等で動力・重機等事業は伸長。環境・エネルギー事業も順調。24.8期1Qは大幅増収増益。 記:2024/02/03
9927 東証スタンダード
719
5/2 0:00
±0(%)
時価総額 6,539百万円
神奈川県でリサイクルショップを展開。模型・フィギュアなどの新品ECも。海外はタイで4店舗を展開。24.3期3Q累計はアパレルやホビーを牽引役にリサイクルショップ既存店が堅調。新品ECも伸長して増収増益に。 記:2024/04/11