マーケット
5/17 15:15
38,787.38
-132.88
39,869.38
-38.62
暗号資産
FISCO BTC Index
5/17 20:52:45
10,345,989
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~自律反発後の反動安は想定内であり、売り一巡後の底堅さを見極め~

2021/8/19 8:20 FISCO
*08:20JST 前場に注目すべき3つのポイント~自律反発後の反動安は想定内であり、売り一巡後の底堅さを見極め~ 19日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:自律反発後の反動安は想定内であり、売り一巡後の底堅さを見極め ■新日建、22/3上方修正 営業利益148億円←143億円 ■前場の注目材料:トプコン、独に新工場、ICT建機の表示器生産3倍 ■自律反発後の反動安は想定内であり、売り一巡後の底堅さを見極め 19日の日本株市場は、売り優勢の相場展開になりそうであり、売り一巡後の底堅さを見極める格好になりそうだ。18日の米国市場ではNYダウが382ドル安だった。バイデン政権のインフラ案法制化への期待が後退したほか、連邦準備制度理事会(FRB)が公表する7月開催分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨への警戒感から売り優勢の展開。議事要旨の中で、年内の緩和縮小の可能性が示唆されると警戒感が強まり、引けにかけて売りにさらに拍車がかかった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比185円安の27415円。円相場は1ドル109円80銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まろう。前日のリバウンド分が帳消しになる格好であり、5月以降のボトム圏での推移が続く格好。ただし、昨日のリバウンドでは日経平均は5日線水準までの自律反発を見せていたが、一巡感が意識されやすいところでもあり、反動安についてはある程度は想定されていたと見られる。 しかし、米国では景気敏感株のほか、大型テック株や半導体株なども弱い値動きを見せている。水準としては高値圏に位置していることもあり利益確定の流れではあろうが、金融緩和の縮小の可能性からリスク資産を圧縮する動きが強まりやすく、日本株へも売りが波及しやすい。また、昨日は先物市場ではクレディスイスによる買い戻しが観測されていた。ショートカバーが続くようであれば底堅さが意識されやすく、売り一巡後の出直りも期待されよう。一方で、原油先物相場の弱い値動きなどから、改めてショートを仕掛けてくる可能性もあることから、様子見姿勢に向かわせそうだ。 なお、マザーズ指数は1000Pt割れからのリバウンドを見せていたが、本日は売りが先行するなかで、1000Ptをキープできるかが注目される。前日の朝方の調整で追証に伴う需給整理は一巡したとの期待あるが故に、売り一巡後の底堅さを見せたいところであろう。 ■新日建、22/3上方修正 営業利益148億円←143億円 新日建<1879>は2022年3月期業績予想の修正を発表。営業利益は143億円から148億円に上方修正した。冨士工の株式の取得(子会社化)に伴う修正。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(27585.91、+161.44) ・1ドル109円70-80銭 ・海外コロナワクチン接種の進展 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・トプコン<7732>独に新工場、ICT建機の表示器生産3倍 ・日本新薬<4516>中国現法、筋ジス薬投入に向け年内 ・コマツ<6301>スウェーデンの新工場稼働、林業機械、生産性向上 ・伊藤忠<8001>豪でグリーン水素供給網構築の事業化調査開始 ・住友鉱<5713>資源機構、豪の銅探鉱プロで住友鉱山と契約締結 ・SCREEN<7735>京都女子大とデータサイエンス教育などで包括連携 ・共和レザー<3553>工場のCO2排出量を25年度めど25%削減 ・日機装<6376>低・脱炭素で30年度売上高500億円超、LNG・水素対応 ・NEC<6701>空港・イベント会場向け深紫外線装置開発 ・ディスコ<6146>桑畑工場の新棟完成、延べ床3割増 ・エーザイ<4523>がん治療薬の併用療法でFDA承認取得 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:30 豪・7月失業率(予想:5.0%、6月:4.9%) ・10:30 豪・7月雇用者数増減(予想:-4.31万人、6月:+2.91万人) 《ST》
関連銘柄 12件
1879 東証プライム
1,583
5/17 15:00
+20(%)
時価総額 97,134百万円
千葉県地盤の建設会社。首都圏が軸の分譲マンションは土地取得から建築、販売までを一貫で行う。千葉銀行本店ビルなどで施工実績。工事の完成、物件引渡しは4Qに集中する傾向。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/13
3553 東証スタンダード
748
5/17 15:00
+9(%)
時価総額 18,326百万円
トヨタ系列の車両用内装表皮材メーカー。売上の約5割がトヨタグループ向け。24.3期3Q累計は住宅・住設用製品が足踏み。だがトヨタの生産回復を受けて自動車内装材の受注が想定以上。原価改善も効いて収益急改善。 記:2024/04/16
4516 東証プライム
3,698
5/17 15:00
+23(%)
時価総額 259,788百万円
医薬品中堅。泌尿器科、血液内科、難病・希少疾患領域に強み。健康食品も。医薬品事業は増収。デュシェンヌ型筋ジストロフィー治療剤等が売上貢献。プロテイン製剤等も売上が増加。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/11
4523 東証プライム
6,779
5/17 15:00
-87(%)
時価総額 2,010,428百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アメリカス医薬品事業は堅調。レンビマの売上が伸びる。販管費減。24.3期2Qは大幅営業増益。 記:2024/01/16
5713 東証プライム
5,095
5/17 15:00
-2(%)
時価総額 1,481,697百万円
大手非鉄。銅、ニッケル、金を手掛け、事業連携による材料調達や製品開発に特徴。大電流・大面積仕様にも応用可能なプリンテッドエレクトロニクス用の厚膜導電性インクを開発。車載用電池材料の増販で、3Q累計は増収。 記:2024/02/23
6146 東証プライム
56,060
5/17 15:00
-80(%)
時価総額 6,072,251百万円
国内最大の半導体用組立装置メーカー。半導体をウェーハから切断するダイサやウェーハを薄く研削するグラインダを手掛け、ダイサーは世界シェア8割。純水リサイクル装置も展開。研究開発費増加し、3Q累計は一服。 記:2024/02/22
6301 東証プライム
4,595
5/17 15:00
-28(%)
時価総額 4,471,606百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6376 東証プライム
1,269
5/17 15:00
+20(%)
時価総額 94,269百万円
産業機械メーカー。化学用精密ポンプや人工肝臓で国内首位。世界初の炭素繊維強化プラスチック化に成功。産業用ポンプ・システムは生産数量が増加。23.12期通期は増収。24.12期は大幅営業増益を見込む。 記:2024/02/26
6701 東証プライム
10,965
5/17 15:00
-40(%)
時価総額 2,991,800百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
7732 東証プライム
1,711
5/17 15:00
-47(%)
時価総額 185,243百万円
光学精密機器メーカー。衛星測位や三次元計測などを駆使したITソリューションを手掛ける。眼科医療機器等も。24.3期3Qは増収確保。ポジショニング事業は足踏みだが、好調な販売が続くアイケア事業が売上下支え。 記:2024/04/13
15,650
5/17 15:00
-35(%)
時価総額 1,589,884百万円
大手半導体製造装置メーカー。ウェーハ洗浄装置やコータ・デベロッパ、熱処理装置などを手掛け、洗浄装置で世界トップシェア。枚葉式洗浄装置「SU-3400」が日経産業新聞賞を受賞。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/03/24
8001 東証プライム
7,254
5/17 15:00
-11(%)
時価総額 11,496,792百万円
大手総合商社。繊維や機械、金属、エネルギー、化学、食料、住生活など、8カンパニー制で事業展開。ビッグモーターの事業を継承。今期3Q累計はエネルギーや化学品、金属が足踏みも、食料が回復、住生活が堅調だった。 記:2024/03/31