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前場に注目すべき3つのポイント~28500円を挟んだこう着のなか、決算を手掛かりとした個別対応に~

2021/7/15 9:00 FISCO
*09:00JST 前場に注目すべき3つのポイント~28500円を挟んだこう着のなか、決算を手掛かりとした個別対応に~ 15日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:28500円を挟んだこう着のなか、決算を手掛かりとした個別対応に ■ABCマート、1Q営業利益255.7%増 83.05億円、コンセンサスは上回る ■前場の注目材料:富士電機、津軽に8インチライン、パワー半導体3割増産 ■28500円を挟んだこう着のなか、決算を手掛かりとした個別対応に 15日の日本株市場は、引き続き28500円辺りでのこう着感の強い相場展開になりそうだ。14日の米国市場ではNYダウが44ドル高と小幅に上昇。6月生産者物価指数(PPI)が予想を上回ったものの、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の下院金融サービス委員会での証言を控え、金融緩和策を当面維持することが示唆されるとの憶測から買い先行の展開。証言ではインフレリスクに対する時期尚早の対処を警告するなど、ハト派姿勢が確認されたことから堅調な展開となった。ただし、長期金利の低下を受けて金融株が売られたほか、原油相場の下落からエネルギー株がさえない展開となり、上値の重荷となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比25円安の28515円。円相場は1ドル109円90銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや利食い優勢の展開になりそうである。パウエルFRB議長の議会証言については予想通りの内容だったこともあり、サプライズ感はない。ただし、手控え要因が通過したことから、押し目狙いの動きは期待されそうだ。日経平均は25日線に上値を抑えられる一方で、5日線が支持線として意識されている。5日線は28390円辺りに位置しており、28500円辺りでのこう着が続く局面においては、5日線辺りを意識した売り仕掛け的な動きは想定しておきたいところであろう。積極的な参加者が限られており、短期的な先物主導の動きで大きく振れやすい面はあるため、売り一巡後のカバーを狙いたいところだ。 また、決算発表が徐々に増えてきているが、現在のところは好悪まちまちながら、やや上方修正の傾向が目立つ格好だ。積極的な売買が手控えられやすいなか、決算を手掛かりとした日替わり的な物色に向かわせそうである。なお、昨日の大引け後に発表したところでは、日光電<6849>、不二越<6474>、GameWith<6552>、IDOM<7599>、JESCOHD<1434>、PCNET<3021>、関通<9326>、三光合成<7888>などが注目されそうである。 そのほか、足元では東証再編の動きからプライム市場に関したリリースが増えており、材料視されやすいところ。一方で、新型コロナウイルス感染症の拡大が続いており、東京都の1日の新規感染者数が1000人を超えてきている。関連する報道等によっては、ヘッジファンドのアルゴ発動による瞬間的な動きに注意しておきたい。 ■ABCマート、1Q営業利益255.7%増 83.05億円、コンセンサスは上回る ABCマート<2670>は2022年2月期第1四半期決算を発表。売上高は前年同期比43.6%増の626.25億円、営業利益は同255.7%増の83.05億円だった。通期計画に対する第2四半期営業利益の進捗率は27.3%。コンセンサス(77億円程度)を上回る。昨年と比べて外出する人が増えたことや商業施設への休業要請が抑えられたことが業績改善に寄与した格好。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(34933.23、+44.44) ・VIX指数は低下(16.33、-0.79) ・米長期金利は低下 ・海外コロナワクチン接種の進展 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・富士電機<6504>津軽に8インチライン、パワー半導体3割増産 ・ユアサ商事<8074>協働ロボシステム自社展開、低価格で簡単設置 ・りそなHD<8308>りそな・NTTデータ・日本IBM、デジタル金融で連携 ・日精樹脂<6293>米で製販統合、射出機新会社 ・ダイキン<6367>東京にR&D拠点、東大と社会課題解決加速 ・東エレデバ<2760>AIシステム開発支援、DC・研究機関向け検証環境提供 ・ソフトバンク<9434>6G技術開発強化、テラヘルツ波の利用探る ・ローム<6963>高出力レーザーダイオード、発行幅225マイクロメートル実現 ・日立<6501>米IT企業の1兆円買収完了 ・ホシデン<6804>英社と提携、空中触角製品を量産化 ・シップヘルスケアHD<3360>海外で専門医療提供、バングラデシュの病院拡充 ・帝人<3401>女性の健康市場開拓、善玉菌サプリの新ブランド ・アステラス製薬<4503>抗がん剤が米FDAから正規承認 ・カネカ<4118>朝日インテックと米国販売で契約、脳動脈瘤塞栓コイル ・三洋化成<4471>三洋化成など、「匂いセンサー」事業化、日本酒造りに活用 ・日本化学工業<4092>福島第1工場に試験室、導電材、性能高度化 ・帝人<3401>CO2を14年比30%削減、パラ系アラミド生産—出荷 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・日銀金融政策決定会合(16日まで) <海外> ・10:30 豪・6月失業率(予想:5.1%、5月:5.1%) ・10:30 豪・6月雇用者数増減(予想:+2.0万人、5月:+11.52万人) ・11:00 中・4-6月期GDP(前年比予想:+8.0%、1-3月期:+18.3%) ・11:00 中・6月鉱工業生産(前年比予想:+7.9%、5月:+8.8%) ・11:00 中・6月小売売上高(前年比予想:+10.8%、5月:+12.4%) 《ST》
関連銘柄 25件
1434 東証スタンダード
897
4/26 15:00
-98(%)
時価総額 6,041百万円
設備工事会社。再生可能エネルギー、無線通信インフラ関連が注力分野。不動産事業等も手掛ける。国内EPC事業は2桁増収。自家消費型太陽光発電設備工事などが順調。法人税等は減少。24.8期1Qは最終増益。 記:2024/01/28
2670 東証プライム
3,135
4/26 15:00
+33(%)
時価総額 776,286百万円
靴小売最大手。「ABCマート」を運営。韓国でトップシェア。「ナイキ」や「アディダス」などナショナルブランドと強固な関係を構築。自社製品にも定評。ブラックフライデーセールの好調もあり、3Q累計は増収増益。 記:2024/01/27
5,720
4/26 15:00
+40(%)
時価総額 179,248百万円
大手半導体商社。大株主は東京エレクトロン。半導体や電子部品、ネットワーク機器等を扱う。PB製品も手がける。今期3Q累計は車載向け半導体製品が増加。産業機器や医療機器向け設計・量産受託サービスも堅調だった。 記:2024/04/07
3021 東証スタンダード
1,502
4/26 14:59
+16(%)
時価総額 7,857百万円
法人向けPC等のレンタルを行うITサブスクリプション事業が主力。使用済みPCの回収・データ消去・再販等も。ITAD事業は収益堅調。リユース販売ではサブスク終了品の販売が伸びる。24.5期2Qは大幅増益。 記:2024/01/27
2,313.5
4/26 15:00
+46(%)
時価総額 235,211百万円
医療機関の新設や移転、増改築等のサービスに加え、診療材料や医療消耗品を等を販売する。調剤薬局や有料老人ホームも展開する。今期3Q累計はキングラングループが1Qより寄与した。診療材料や介護サービスも堅調。 記:2024/02/10
3401 東証プライム
1,516
4/26 15:00
+0.5(%)
時価総額 300,098百万円
大手総合化学メーカー。自動車向け成形材料やアラミド繊維、炭素繊維等の高機能繊維や材料、繊維や、医薬品等を手掛ける。今期3Q累計の売上高は前年並みも、医薬品導入一時金や後発品参入等が利益に影響した。 記:2024/04/10
4092 東証プライム
2,395
4/26 15:00
+5(%)
時価総額 21,371百万円
化学品メーカー。リン、シリカ、クロムなどの無機化合物に実績。有機合成技術を用いた受託合成に加え、6N規格の高純度赤リンや高純度ホスフィンガスなど半導体材料も展開。新製品の売上寄与もあり、3Q累計は増益。 記:2024/02/09
4118 東証プライム
3,990
4/26 15:00
+55(%)
時価総額 271,320百万円
化学材料メーカー。化成品や塩化ビニル樹脂、機能性樹脂、エレクトロニクス製品、食品、ヘルスケア製品など、幅広い製品を提供する。今期3Q累計はメディカル関連や食品が堅調も、塩ビや苛性ソーダが足踏みとなった。 記:2024/02/08
4471 東証プライム
4,090
4/26 15:00
+40(%)
時価総額 96,258百万円
機能化学品メーカー。医療用洗剤や紙おむつ、化粧品の材料、潤滑油添加剤、自動車の内装材料など、幅広い製品を提供する。今期3Q累計は生活・健康やプラスチック・繊維、環境・住設分野の販売が足踏みとなった。 記:2024/02/07
4503 東証プライム
1,506
4/26 15:00
+51(%)
時価総額 2,764,793百万円
製薬大手。がん領域や免疫疾患領域に強み。細胞医療分野や遺伝子治療分野を強化へ。24.3期3Q累計は柱の前立腺がん薬が伸長。だが新規更年期障害薬の米国展開に遅れ。株式報酬宇費用や組織改革費用も利益の重石に。 記:2024/02/14
6293 東証プライム
1,108
4/26 15:00
+10(%)
時価総額 24,677百万円
射出成形機メーカー最大手。電気式成形機とハイブリッド式成形機の製造、販売が柱。最適地生産体制の強化図る。周辺機器売上や部品売上は増加だが、射出成形機売上が足踏み。24.3期3Q累計は業績伸び悩む。 記:2024/02/23
6367 東証プライム
21,160
4/26 15:00
+760(%)
時価総額 6,202,292百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6474 東証プライム
3,355
4/26 15:00
+35(%)
時価総額 83,603百万円
総合機械メーカー。ロボットや切削工具・工作機械、ベアリング等を手掛ける。等速ジョイント用ベアリング等で世界首位。工作機械需要の改善等により、機械工具事業は売上増。その他事業も増収。23.11期通期は増収。 記:2024/02/02
6501 東証プライム
13,475
4/26 15:00
+240(%)
時価総額 13,051,508百万円
総合電機大手。ITサービスやエネルギーソリューション、鉄道システム、家電・空調システム等を手掛ける。鉄道システムは大口案件の進展で増収。水・環境部門は空調システム事業が拡大。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/02/10
6504 東証プライム
9,902
4/26 15:00
-113(%)
時価総額 1,478,339百万円
大手総合電機。パワー半導体やパワーエレクトロニクス機器に強み。地熱発電設備で世界トップシェア。エネルギーマネジメント分野は増収。電源機器の大口案件等が寄与。半導体分野は堅調。24.3期3Qは増収増益。 記:2024/02/26
6552 東証スタンダード
262
4/26 15:00
±0(%)
時価総額 4,803百万円
ゲーム攻略・紹介情報サイトの運営を行う。サイトを通じて得る広告収入が収益の柱。eスポーツやNFTゲームを育成。eスポーツ事業は順調に成長。NFT事業など新規事業は売上伸長。24.5期2Qは2桁営業増益。 記:2024/02/02
6804 東証プライム
1,963
4/26 15:00
+40(%)
時価総額 127,026百万円
電子部品メーカー。コネクタやスイッチ等の機構部品に加え、マイクロホン等の音響部品、タッチパネル、無線機器を製造、販売する。情報通信部品に強みを持つ。今期3Q累計はアミューズメント向けが足踏みとなった。 記:2024/03/10
6849 東証プライム
4,270
4/26 15:00
+32(%)
時価総額 376,746百万円
電子機器メーカー。医療機器に特化し、生体情報モニタや生体計測機器等を製造、販売。脳波計やAEDで国内トップシェア。海外売上高は2桁増。米国では治療機器、生体計測機器が好調。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/22
6963 東証プライム
2,263
4/26 15:00
+26(%)
時価総額 932,356百万円
カスタムLSI首位。小信号トランジスタやダイオードも首位級。パワーマネジメント系アナログ技術に実績。発光ダイオードや半導体レーザーは民生機器市場向け中心に伸び悩む。販管費増。24.3期2Qは業績足踏み。 記:2024/01/16
7599 東証プライム
1,377
4/26 15:00
-7(%)
時価総額 147,185百万円
中古車買取・販売店「ガリバー」を展開。自動車保険や車検・整備などの付帯事業も手掛ける。国内直営店の小売台数は10万6483台と増加。値引き抑制の奏功で小売台あたり粗利は増加。24.2期3Qは日本が増収。 記:2024/03/05
7888 東証プライム
661
4/26 15:00
+5(%)
時価総額 20,285百万円
精密プラスチック部品メーカー。自動車の内外装部品や情報通信、OA機器、空調、医療機器等のプラスチック成形部品を製造、販売する。金型も手がける。今上期は国内外で車両要内外装部品が増加した。金型をカバーした。 記:2024/01/29
8074 東証プライム
5,650
4/26 15:00
+110(%)
時価総額 130,831百万円
産業機械や工業機械、建設機械、エクステリア商材を扱う専門商社。仕入先は約6000社、販売先は約2万社。カーボンニュートラル関連の省エネ商材は需要増。特別利益を計上。24.3期3Q累計は大幅最終増益。 記:2024/04/13
8308 東証プライム
984.1
4/26 15:00
-4.7(%)
時価総額 2,362,804百万円
大手金融持株会社。りそな銀行や埼玉りそな銀行、関西みらいフィナンシャルグループを中核に、銀行業務やカード、信用保証等の金融サービスを提供する。今期3Q累計は資金運用収益等が堅調も、経常費用が増加した。 記:2024/02/01
9326 東証グロース
471
4/26 15:00
-13(%)
時価総額 4,837百万円
EC・通販事業者の配送業務や受注管理業務を代行。倉庫管理システムの提供も。24.3期3Q累計はEC客のセールが好調で売上増。だが人件費増が利益の重石に。通期では営業増益を見込む。出版社向け物流事業を譲受。 記:2024/02/07
9434 東証プライム
1,878.5
4/26 15:00
+29(%)
時価総額 8,992,652百万円
大手キャリア。個人向けのモバイル通信やブロードバンド、法人向け通信ソリューション、プロダクト等の販売、ファイナンスを行う。今期3Q累計は増収も、ペイペイの子会社化に伴う差益の剥落等が利益に影響した。 記:2024/03/04