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前場に注目すべき3つのポイント~月末要因で底堅さを見極める相場展開に~

2021/6/30 8:43 FISCO
*08:43JST 前場に注目すべき3つのポイント~月末要因で底堅さを見極める相場展開に~ 30日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:月末要因で底堅さを見極める相場展開に ■ウシオ電、22/3上方修正 営業利益90億円←50億円 ■前場の注目材料:トヨタ、協働型塗装機、色ムラ・ゴミ抑え7割時短 ■月末要因で底堅さを見極める相場展開に 30日の日本株市場は、月末要因への意識からこう着感の強い相場展開になりそうだ。29日の米国市場ではNYダウは9ドル高と小幅に上昇。住宅価格指数が過去最大の伸びを記録したほか、6月消費者信頼感指数もパンデミック前の水準を回復するなど経済指標の強い結果を受けて買い先行で始まった。しかし、四半期末を控えているなかで利益確定の売りに押されており上げ幅を縮小。シカゴ日経225先物清算値は大阪比85円高の28845円。円相場は1ドル110円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買い先行で始まることになろう。昨日の寄り付き直後の下落に対する自律反発も意識されやすいところか。しかし、米国では四半期末を控えて小動きだったほか、景気敏感株を中心に持ち高調整の動きが見られていた。東京市場においても同様な値動きになりやすく、積極的な売買は手控えられやすいだろう。特に昨年9月以降、月末は下落していることからアノマリーとして警戒されている面はある。下落に転じるようだと短期筋のショートの動きも意識されやすい。 そのため、日経平均は28800円辺りでの底堅さを見極める動きとなり、リバウンド機運も高まりづらいと考えられる。もっとも、米国では半導体株が総じて堅調であり、長期金利も低下傾向を続けている。VIX指数は16.02に上昇したが、一時14.10まで低下する局面も見られており、センチメントは悪くないだろう。指数インパクトの大きい値がさハイテク株などが底堅い値動きを見せてくるようであれば、昨日の下落に対するショートカバーの動きから切り返す可能性も想定されやすく、アノマリーを打ち消す展開も期待される。 一方で、新型コロナウイルス感染症では東京都の新規感染者数が前の週からの増加が続いているため、4回目の緊急事態宣言発出への懸念も高まっていると考えられる。報道等からショートを仕掛けてくる動きには注意しておきたいところ。ただし、月末の下落は想定していることから、調整局面に対しては押し目を狙うスタンスにも向かいやすい。また、インデックスに絡んだ影響を避けるうえでも、マザーズ銘柄など中小型株での短期的な値幅取り狙いの商いに向かわせやすいと考えられる。 ■ウシオ電、22/3上方修正 営業利益90億円←50億円 ウシオ電<6925>は2022年3月期の業績予想の修正を発表。売上高は1350億円から1500億円、営業利益は50億円から90億円に上方修正している。映画館の営業制限解除が想定以上に進み、特に欧米市場において営業再開や稼働率の回復が早まっていく兆しがみえたため、シネマ用ランプの販売が増加する見通しとなった。また、巣ごもり需要が想定より継続しているため、液晶パネル需要の好調が続いている。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(34292.29、+9.02) ・ナスダック総合指数は上昇(14528.34、+27.83) ・シカゴ日経先物は上昇(28845、大阪比+85) ・SOX指数は上昇(3348.87、+25.73) ・米原油先物は上昇(72.98、+0.07) ・米長期金利は低下 ・海外コロナワクチン接種の進展 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・トヨタ<7203>協働型塗装機、色ムラ・ゴミ抑え7割時短 ・電通グループ<4324>本社ビル売却、今12月期に譲渡益890億円 ・ソフトバンクG<9984>「ペッパー」製造停止、高収益部門に資源集中 ・三菱重<7011>アンモニア混焼の実用化目指す ・ANA<9202>今年のボーナス見送り、JALは減額 ・伊藤忠<8001>EV電池再利用、蓄電システム、初号機稼働 ・ユーグレナ<2931>バイオ燃料で飛行成功、名称「サステオ」に ・丸紅<8002>蘭香辛料大手に出資、食品素材拡大 ・双日<2768>シンガポール社に出資、グラフェンの顧客開拓 ・スズキ<7269>EV専任組織を来月1日新設 ・ヤマハ発<7272>新明和と連携、次世代小型航空機研究 ・日機装<6376>宮崎にLNG輸送用ポンプ工場、試験設備も併設 ・KDDI<9433>今年度特許出願480件、スマホ決済・ドローン注力 ・NEC<6701>米マベニアと、ドイツテレコムに5G基地局装置提供 ・昭和電工<4004>樹脂・金属、数秒で接合、昭和電工が新技術 ・日本板硝子<5202>抗菌・抗ウイルスガラスでSIAAの認証取得、8月生産 ・中外製薬<4519>脊髄性筋萎縮薬の製販承認を取得、在宅治療可能な飲み薬 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 5月鉱工業生産(前月比予想:-2.1%、4月:+2.9%) <海外> ・10:00 中・6月製造業PMI(予想:50.8、5月:51.0) ・10:00 中・6月非製造業PMI(予想:55.3、5月:55.2) 《ST》
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総合商社。航空機関連、自動車関連に強み。24.3期3Q累計は自動車関連の利益が後退。航空機関連も足踏み。不動産売却益、のれん益を計上も及ばず。ただ石炭市況悪化が想定内に。通期純益計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/09
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時価総額 625,335百万円
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4324 東証プライム
4,219
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時価総額 1,216,802百万円
国内最大の広告代理店。メディア確保力や広告企画力、コンサルティングなどに強み。配当性向は35%目標。日本はCT&T領域が引き続き好調。米州はM&Aや円安効果などで収益堅調。23.12期通期は増収。 記:2024/02/25
4519 東証プライム
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時価総額 8,146,789百万円
大手医療用医薬品メーカー。がん領域で国内トップシェア。がんや免疫疾患、神経疾患、血液疾患の領域を中心に医薬品を開発し、血友病治療薬「ヘムライブラ」に注力。新型コロナ治療薬が一巡し、23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
5202 東証プライム
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大手ガラスメーカー。建築用、自動車用板ガラスを展開。小型ディスプレイ用超薄板ガラス、プリンター向けレンズ、太陽光パネル用ガラス、バッテリーセパレータなど高機能ガラスに定評。業容好調で3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/10
6376 東証プライム
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時価総額 92,263百万円
産業機械メーカー。化学用精密ポンプや人工肝臓で国内首位。世界初の炭素繊維強化プラスチック化に成功。産業用ポンプ・システムは生産数量が増加。23.12期通期は増収。24.12期は大幅営業増益を見込む。 記:2024/02/26
6701 東証プライム
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時価総額 2,986,343百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
6925 東証プライム
2,078
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時価総額 223,385百万円
産業用光源メーカー。半導体製造用露光装置や映画館用映像装置も。24.3期3Q累計は映画館向け光源が堅調。だが液晶関連装置や露光装置などが足踏み。米国アプライドマテリアルズ社と次世代露光技術開発で業務提携。 記:2024/03/11
7011 東証プライム
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時価総額 4,539,243百万円
国内最大の総合重機械メーカー。火力発電プラントで世界トップクラス。造船事業や米ボーイング向け機体製造等も。エナジー部門は受注好調。原子力発電システムの受注増などが寄与。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/08
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時価総額 57,265,604百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7269 東証プライム
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時価総額 3,564,741百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
7272 東証プライム
1,406.5
4/26 15:00
-20(%)
時価総額 1,477,742百万円
輸送機器大手。二輪で世界2位、船外機やウォータービークルでは世界トップ級。産業用ロボット、ゴルフカー、発電機なども事業領域。水素エンジン搭載ゴルフカーを開発。出荷増で23.12期営業利益は過去最高益更新。 記:2024/02/23
8001 東証プライム
6,898
4/26 15:00
-11(%)
時価総額 10,932,571百万円
大手総合商社。繊維や機械、金属、エネルギー、化学、食料、住生活など、8カンパニー制で事業展開。ビッグモーターの事業を継承。今期3Q累計はエネルギーや化学品、金属が足踏みも、食料が回復、住生活が堅調だった。 記:2024/03/31
8002 東証プライム
2,706
4/26 15:00
+35.5(%)
時価総額 4,649,482百万円
大手総合商社。穀物と発電に強みを持つ。ライフスタイルや情報・物流、アグリに加え、化学品や金属、エナジー、資源開発、航空、船舶、金融等の事業を展開する。今期3Q累計はアグリや化学品、原料炭が足踏みとなった。 記:2024/03/31
9202 東証プライム
3,060
4/26 15:00
+28(%)
時価総額 1,481,940百万円
大手航空会社。国内線と国際線トップの全日空が中核。国内線や国際線、貨物運送を展開する。傘下にLCCのピーチやエアージャパン。今期3Q累計は国際線、国内線が好調だった。営業益は過去最高を大幅に更新した。 記:2024/03/03
9433 東証プライム
4,380
4/26 15:00
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時価総額 10,092,308百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9984 東証プライム
7,782
4/26 15:00
+179(%)
時価総額 13,408,028百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10