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29日の米国市場ダイジェスト:NYダウ9ドル高、強い経済指標を好感

2021/6/30 7:43 FISCO
*07:43JST 29日の米国市場ダイジェスト:NYダウ9ドル高、強い経済指標を好感 ■NY株式:NYダウ9ドル高、強い経済指標を好感 米国株式市場は上昇。ダウ平均は9.02ドル高の34292.29ドル、ナスダックは27.83ポイント高の14,52834で取引を終了した。住宅価格指数が過去最大の伸びを記録したほか、6月消費者信頼感指数もパンデミック前の水準を回復するなど経済指標の強い結果を受けて、寄り付き後、上昇。しかし、引けにかけて、月末、四半期末、半期末を控え利益確定の売りに押され、上げ幅を縮小。ナスダック総合指数は小幅高ながら連日、史上最高値を更新して終了した。セクター別では、耐久消費財・アパレルが上昇した一方で、公益事業、銀行が下落。 バイオのモデルナ(MRNA)は同社製コロナウイルスワクチンが、デルタ変異株に対する抗体を作り出す作用があると発表し、上昇。複合企業のゼネラル・エレクトリック(GE)や運送会社のフェデックス(FDX)はアナリストの投資判断引き上げを受けて、それぞれ上昇した。また、連邦準備制度理事会(FRB)によるストレステスト(健全性審査)で「合格」し、株主還元の制限が解除されることに伴い増配や自社株買い計画を発表したモルガン・スタンレー(MS)や四半期配当を6割増やしたゴールドマンサックス(GS)は、上昇。一方、シティグループ(C)は大手6行のうち、唯一配当を据え置いたため、下落した。 リッチモンド連銀のバーキン総裁はオンラインイベントで、労働市場の進展の道のりは長いと慎重な見解を示し、FRBが大規模緩和を当面維持する必要性を強調した。 Horiko Capital Management LLC ■NY為替:6月米消費者信頼感指数は昨年2月以来の高水準 29日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円73銭まで上昇後、110円43銭まで反落し、110円54銭で引けた。米国の4月FHFA住宅価格指数と4月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数は高い伸びを記録したほか、6月消費者信頼感指数は昨年2月以来の高水準を記録したため、一時ドル買いが強まった。その後クロス円絡みのドル売り・円買いが増えたことでドルは伸び悩んだ。 ユーロ・ドルは1.1878ドルまで下落後、1.1912ドルまで反発し、1.1900ドルで引けた。ドイツの6月消費者物価指数(CPI)は市場予想を下回り、ユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は131円28銭まで下げた後、131円63銭まで戻した。ポンド・ドルは1.3814ドルまで下落後、1.3853ドルまで反発した。ドル・スイスは0.9232ランまで上昇後、0.9198フランまで反落した。 ■NY原油:もみ合いで72.98ドル、ユーロ安などを嫌気して一時72ドル割れ NY原油先物8月限はもみ合い(NYMEX原油8月限終値:72.98 ↑0.07)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は、前営業日比+0.07ドルの72.98ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは71.97ドル-73.81ドル。ロンドン市場で71.97ドルまで下げた後、ニューヨーク市場の序盤にかけて73.81ドルまで反発。ただ、需要増加の思惑はやや後退していること、ユーロ安が引き続き嫌気されていることから、通常取引終了後の時間外取引で一時72.71ドルまで反落した。 ■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 40.89ドル -0.67ドル(-1.61%) モルガン・スタンレー(MS) 90.64ドル +2.94ドル(+3.35%) ゴールドマン・サックス(GS)372.62ドル +3.91ドル(+1.06%) インテル(INTC) 56.75ドル -0.73ドル(-1.27%) アップル(AAPL) 136.33ドル +1.55ドル(+1.15%) アルファベット(GOOG) 2520.37ドル -16.02ドル(-0.63%) フェイスブック(FB) 351.89ドル -3.75ドル(-1.05%) キャタピラー(CAT) 215.10ドル -1.17ドル(-0.54%) アルコア(AA) 37.53ドル +1.44ドル(+3.99%) ウォルマート(WMT) 137.30ドル -0.80ドル(-0.58%) 《ST》