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新興市場見通し:見直し機運乏しいが米ハイテク株高など支え、IPOは2社

2021/6/5 14:41 FISCO
*14:41JST 新興市場見通し:見直し機運乏しいが米ハイテク株高など支え、IPOは2社 今週の新興市場では、マザーズ指数が反落する一方、日経ジャスダック平均はじり高基調が続き、高安まちまちとなった。マザーズ指数は前回の当欄で懸念していたとおり、前の週までに1100pt台に位置する25日移動平均線水準まで値を戻し、目先のリバウンドを見込んだ買いが一服。連日で上場来高値を更新したトヨタ自動車<7203>やレーザーテック<6920>に物色が向き、マザーズの売買は低調となった。週末にかけては米5月雇用統計の発表を前に、買い持ち高を手仕舞う動きが優勢だった。ジャスダックでは半導体関連株を中心に買いが入った。なお、週間の騰落率は、日経平均が-0.7%であったのに対して、マザーズ指数は-2.2%、日経ジャスダック平均は+0.7%だった。 個別では、マザーズ時価総額上位のメルカリ<4385>が週間で3.1%安、フリー<4478>が同3.3%安と軟調。Appier Group<4180>は戻り待ちの売りに押され、同13.7%安となった。売買代金上位では、プレミアアンチエイジング<4934>やウェルスナビ<7342>が利益確定売り優勢。また、カオナビ<4435>などが週間のマザーズ下落率上位に顔を出した。一方、マネーフォワード<3994>は同5.0%高。売買代金上位ではQDレーザ<6613>などが買われ、i-plug<4177>が上昇率トップとなった。ジャスダック主力では、日本マクドナルドHD<2702>が同0.9%高と小じっかり。また、シキノハイテック<6614>やフェローテックHD<6890>が賑わい、アクセスグループ・HD<7042>が週間のジャスダック上昇率トップとなった。一方、ワークマン<7564>とハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>はともに同3.2%安と軟調。イメージ ワン<2667>は利益確定売りに押され、第一商品<8746>などが下落率上位に顔を出した。なお、6月2日にはメイホーHD<7369>がマザーズ等に新規上場。1カ月以上ぶりのIPOだったが、公開価格の2倍を超える初値を付けた。 来週の新興市場では、マザーズ指数は上値こそ重いが、まずまず底堅く推移するだろう。今週末の米国市場では、5月雇用統計を受けて金融緩和の早期縮小観測が後退し、ハイテク株に買いが入った。東京市場では新型コロナウイルスワクチン普及による経済活動再開も意識されてか、高バリュエーションのIT関連株を見直すムードに乏しいが、米ハイテク株の持ち直しなどは支援材料となりそうだ。 来週は、6月7日にビジョナル<4194>、10日にステムリム<4599>、アクシージア<4936>、11日にスマレジ<4431>、Macbee Planet<7095>などが決算発表を予定している。転職サイト「ビズリーチ」等のビジョナルは4月の上場後、初の決算発表となる。コロナ禍による採用抑制からの回復を背景に、売上成長が再加速してくるか注目したい。また、新興市場でも飲食業向けビジネスのクックビズ<6558>などが騰勢を強めており、経済活動再開を意識した物色の広がりが見込まれる。 IPO関連では、6月10日にテンダ<4198>がジャスダックへ、ワンダープラネット<4199>がマザーズへそれぞれ新規上場する。テンダはITソリューション等、ワンプラはスマートフォン向けゲームを手掛け人気化しそうだが、メイホーHDを見ても短期資金主導の初値形成という印象が強いため注意したい。また、今週はBCC<7376>(7月6日、マザーズ)など3社の新規上場が発表されている。 《FA》
関連銘柄 28件
2667 東証スタンダード
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医療画像システムの開発や各種画像処理ソフトウエアの販売を手掛ける医療サービス会社。東京電力の公募「ALPS処理水等からトリチウムを分離する技術」に注力。23.9期の業績予想を一旦取り下げ、決算発表は遅延。 記:2024/01/17
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国内最大のハンバーガーチェーン。外食でも上位。米マクドナルドのライセンス下で国内マクドナルドを展開。夜メニューや新商品開発を推進。デジタルやデリバリーの活用で利便性向上。業容好調で23.12期は増収増益。 記:2024/02/29
3994 東証プライム
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4177 東証グロース
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時価総額 4,558百万円
新卒向けスカウト型就活サイト「オファーボックス」を運営。転職サイトや適性検査サービスも。24.3期上期は企業登録数が順調増。採用意欲も強く、オファー件数の拡大続く。収益は下期偏重型で通期黒字復帰を見込む。 記:2023/12/11
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時価総額 158,215百万円
マーケティング支援会社。AI搭載マーケティング支援ツールを手掛ける。AIによる顧客行動予測等が強み。米国及びEMEAは売上伸長。北東アジアは既存顧客の拡大などで売上好調。23.12期通期は大幅増収増益。 記:2024/02/25
4194 東証プライム
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時価総額 371,625百万円
クラウド型の会員制転職サイト「ビズリーチ」や採用管理サイト「ハーモス」を運営。M&Aマッチング等も。ビズリーチのスカウト可能会員数は227万人超。HRMOS事業は売上伸長。24.7期1Qは2桁増収増益。 記:2024/01/28
4198 東証スタンダード
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時価総額 4,922百万円
ウェブサイト構築や技術者派遣などのITソリューションを展開。マニュアル自動作成ツールなども手掛ける。ITソリューション事業は順調。M&A効果でゲームコンテンツ事業は伸長。24.5期2Qは2桁増収増益。 記:2024/02/02
4199 東証グロース
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-18(%)
時価総額 3,341百万円
スマホ向けゲームアプリを開発・運営。海外展開も。柱の2作品が売上の約7割を稼ぐ。24.8期1Qは経費効率化で黒字に。通期では一部サービス終了影響を想定。ただ新作3本の開発に注力の上で営業黒字維持を目指す。 記:2024/02/06
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時価総額 310,240百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は250万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。24.6期2Qは大幅増益。 記:2024/02/13
4431 東証グロース
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時価総額 45,666百万円
POSシステム会社。クラウドサービス「スマレジ」を提供。スマレジの登録店舗数は13万6388店舗。サブスク売上比率は5割超。有料プラン店舗数は増加。24.4期2Qは増収増益。通期業績予想を上方修正。 記:2023/12/26
4435 東証グロース
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時価総額 21,069百万円
人材マネジメントサービス会社。社員の顔や名前、経験、スキル、評価等を管理するタレントマネジメントシステム「カオナビ」を提供。利用企業数は2桁増。解約率は低水準維持。24.3期3Q累計は大幅増収増益。 記:2024/02/22
4478 東証グロース
3,470
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-250(%)
時価総額 197,363百万円
中小企業向けにクラウド会計・人事労務ソフトを提供。販売管理ソフトや電子契約サービスも。オンラインマーケティング中心に広告投資実施。有料課金ユーザー企業数は45万8196件と増加。24.6期1Qは2桁増収。 記:2024/01/27
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時価総額 28,765百万円
バイオベンチャー。大阪大学発。組織修復能力を最大限に引き出して組織や臓器の再生を誘導する再生誘導医薬を研究開発する。レダセムチドは新規臨床試験の開始に向けた研究開発が進捗。24.7期1Qは損益改善。 記:2023/12/26
896
3/28 15:00
-3(%)
時価総額 7,814百万円
ファブレス化粧品メーカー。クレンジングバーム「ディオ」が柱。通販主体に卸売も。エイジングケア「カナデル」などの新ブランドを育成。24.7期1Qは競争激化も広告投資抑制で赤字幅縮む。通期では黒字復帰を計画。 記:2024/01/14
4936 東証プライム
843
3/28 15:00
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時価総額 21,749百万円
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4,010
3/28 15:00
-10(%)
時価総額 386,223百万円
小型精密制御減速装置大手。減速機の位置決め精度が最も高い波動歯車装置で世界首位。日本は工場稼働率の低下等が響く。24.3期3Qは北米が好調。手術支援ロボット関連向け、アミューズメント機器向けが需要増。 記:2024/02/26
6558 東証グロース
1,558
3/28 15:00
-6(%)
時価総額 4,157百万円
飲食業界に特化した求人情報サイト「cookbiz」を運営。人材紹介サービスや求人広告サービス等を展開。人材紹介サービスは売上好調。23.11期通期各利益は計画超過。24.11期は2桁増収増益見通し。 記:2024/01/28
6613 東証グロース
542
3/28 15:00
±0(%)
時価総額 22,491百万円
レーザデバイスメーカー。レーザ技術を用いた製品をシリコンフォトニクスやセンシング領域に提供。レーザデバイス事業は堅調。DFBレーザは半導体検査、医療機器用途向けで販売増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/26
6614 東証スタンダード
2,467
3/28 15:00
+3(%)
時価総額 10,892百万円
半導体検査装置や半導体などのLSI設計を展開。車載用半導体検査装置や産業用組込みカメラに強み。ソニーグループやデンソーが主要顧客。自社デバイスの開発を推進。電子システム事業の好調で、中間期は利益急伸。 記:2023/12/27
2,931
3/28 15:00
-35(%)
時価総額 137,584百万円
半導体製造装置部品を製造・販売。真空シールで世界トップシェア。磁性流体とサーモモジュール技術に定評。AMB基板は中国のEV車向け中心に伸びる。M&A効果等でその他部門は売上堅調。24.3期2Qは増収。 記:2024/01/06
6920 東証プライム
42,930
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半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
820
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-60(%)
時価総額 1,162百万円
キャンペーン事務局代行やデジタルプロモ提案などで企業の販促を支援。企業向け採用活動支援や教育機関向け生徒募集支援も。24.3期2Qは対面型採用イベント企画が想定超。アウトソーシング受託なども伸びる。 記:2024/01/09
14,310
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-240(%)
時価総額 46,393百万円
アナリティクスコンサルティング事業が柱。データ解析プラットフォーム「ハニカム」を基軸に事業展開。LTVマーケティング事業は新規案件受注が順調。24.4期2Q累計は業績伸長。通期業績予想を上方修正。 記:2024/01/09
7203 東証プライム
3,806
3/28 15:00
-47(%)
時価総額 62,094,841百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7342 東証グロース
1,654
3/28 15:00
-16(%)
時価総額 97,143百万円
全自動で資産運用をするロボアドバイザーサービス「ウェルスナビ」を運営。20~50代の勤労世代が主要顧客。運用者数は38.3万人。増収効果等により、23.12期3Q累計は大幅増益。預かり資産は1兆円突破。 記:2024/01/13
2,370
3/28 14:38
-70(%)
時価総額 3,700百万円
建設コンサルタント。建設関連サービスを中心に人材派遣、建設、介護、グローバル人材教育等を展開。M&A効果等で建設関連サービス事業は堅調。人材関連サービス事業は技術者派遣が伸びる。24.6期2Qは2桁増収。 記:2024/02/26
7564 東証スタンダード
3,985
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-10(%)
時価総額 326,160百万円
建設現場・工場向けワークウェアや作業用品の大手専門店。子ども服・靴や女性向け、シューズ、雨具なども展開。需要予測発注システムの稼働店舗を拡大。新規出店や改装店舗の好調もあり、24.3期中間期は増収確保。 記:2023/12/19
8746 東証スタンダード
222
3/28 15:00
+15(%)
時価総額 6,422百万円
20年に金先物取引事業を譲渡し、金地金売買が柱に。商品デリバティブ取引、海外子会社による暗号資産「Kinka」の販売も。金地金事業は黒字転換。持分法による投資利益を計上。24.3期2Qは経常黒字転換。 記:2024/02/02