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前場に注目すべき3つのポイント~グロースからバリューへのシフトが意識されやすい~

2021/5/19 8:41 FISCO
*08:41JST 前場に注目すべき3つのポイント~グロースからバリューへのシフトが意識されやすい~ 19日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:グロースからバリューへのシフトが意識されやすい ■明治HD、21/3営業利益3.3%増 1060億円、22/3予想1.4%増 1075億円 ■前場の注目材料:クボタ、脱炭素へ電気炉、鋳物工場刷新に186億円 ■グロースからバリューへのシフトが意識されやすい 19日の日本株市場は売り一巡後の底堅さを見極める動きになりそうだ。18日の米国市場はNYダウが267ドル安だった。小売りの好決算を好感し反発して始まったものの、米4月住宅着工件数が予想を下回ったほか、イエレン財務長官が演説で、バイデン大統領が提示しているインフラ計画を実施するため法人税制に改革が必要と増税を推進したため警戒感が高まった。根強いインフレ懸念や利益確定と見られる売りに押され引けにかけてさらに下げ幅を拡大。シカゴ日経225先物清算値は大阪比330円安の28130円。円相場は1ドル108円90銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から売り先行で始まろう。昨日の日経平均は600円近い反発を見せて節目の28500円に接近していたこともあり、反動安は意識されていたであろう。また、足元ではボラティリティの高い状況が続いていることから積極的にポジションを傾けているとは考えづらく、調整に対しても冷静な反応が意識される。まずはシカゴ先物にサヤ寄せする形から28000円辺りでの攻防となりそうだが、売り一巡後の底堅さが意識される場面においては、次第に押し目狙いの動きも見られてくるだろう。 米国ではアップルやアマゾンなど主要ハイテク株が弱い動きを見せており、引き続きグロースからバリューへのシフトが意識されやすく、昨日強い動きから日経平均をけん引していた値がさ株などへは一服となり、TOPIX型へのシフトが見られてくることになりそうだ。また、決算が通過したものの、商いは膨らんでおらず、方向感に欠ける展開が続いていることもあり、物色の流れとしては個別に材料の出ている銘柄に向かいやすい。ワクチン接種が進展することにより経済正常化への期待も高まっており、内需系銘柄への関心は高まりやすいところである。 ■明治HD、21/3営業利益3.3%増 1060億円、22/3予想1.4%増 1075億円 明治HD<2269>が発表した2021年3月期業績は、営業利益が前年同期比3.3%増の1060.61億円だった。2月の修正値に沿った着地。販売が落ち込むなか、販促費などのコスト抑制が寄与した。22年3月期については、1.4%増の1075億円を見込んでおり、コンセンサスを若干上回る。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(28406.84、+582.01) ・海外コロナワクチン接種の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・クボタ<6326>脱炭素へ電気炉、鋳物工場刷新に186億円 ・スズキ<7269>印3工場再開、4輪車、生産ペース減 ・三菱電機<6503>技術資産を積極開放、社外連携に活用 ・シスメックス<6869>PCRロボを7月稼働 ・長瀬産業<8012>味覚分析を化学品に活用、サプライチェーン安定化 ・伊藤忠<8001>船舶用アンモニア燃料、シンガポールに供給設備、伊藤忠など ・トヨタ<7203>「レクサス」で初のPHV、新型EVも来年投入 ・住友理工<5191>富士裾野製作所を再編、主力製品の生産を内外拠点に移管 ・サンデンHD<6444>オゾンUFB水の供給試作機開発、コロナ不活化 ・グローリー<6457>専用フレーム、タッチレス操作で安心 ・クラボウ<3106>半導体洗浄中に計測する装置、歩留まり向上 ・楽天グループ<4755>楽天モバイル、オープンRAN海外展開、富士通・NECと連携 ・日本ケミコン<6997>高温下の寿命2倍のアルミ電解コンデンサー ・サンワテクノス<8137>中国・廈門に営業所開設、海外28拠点目 ・三菱ケミHD<4188>日本製鋼所とGaN単結晶基板生産、室蘭に量産設備 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・欧州中央銀行(ECB)金融安定報告書 ・香港休場 《ST》
関連銘柄 16件
2269 東証プライム
3,299
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 968,121百万円
牛乳・乳製品、菓子、食品の製造・販売等を行う明治が中核の持株会社。ヨーグルトやチョコレート、プロテインで国内トップシェア。医薬品事業も。総還元性向50%以上目安。食品部門では高付加価値商品の投入図る。 記:2024/08/05
3106 東証プライム
5,350
11/22 15:30
+20(%)
時価総額 101,650百万円
1888年創業の大手繊維メーカー。衣料素材等の繊維事業、自動車内装材や断熱材等の化成品事業が柱。環境メカトロニクス事業、食品・サービス事業等も展開。半導体製造関連、機能フィルムなどの業容拡大に注力。 記:2024/10/11
4188 東証プライム
830.8
11/22 15:30
+0.5(%)
時価総額 1,251,424百万円
総合化学国内最大手の三菱ケミカル、田辺三菱製薬、日本酸素ホールディングスを傘下に収める持株会社。MMAモノマーで世界トップシェア。25.3期はスペシャリティマテリアルズ、石化製品等の需要回復を見込む。 記:2024/06/24
4755 東証プライム
879.4
11/22 15:30
-12.5(%)
時価総額 1,892,070百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。クレジットカード関連サービスなどフィンテック部門は順調。 記:2024/07/08
5191 東証プライム
1,628
11/22 15:30
+3(%)
時価総額 169,382百万円
防振ゴムやホース等の自動車用部品が主力。住友電工傘下。自動車用防振ゴムは世界トップシェア。自動車用ホースは国内トップシェア。26.3期売上高6200億円目標。自動車用品は新商品開発の加速などに取り組む。 記:2024/06/03
6326 東証プライム
1,909.5
11/22 15:30
+10.5(%)
時価総額 2,246,846百万円
世界シェアトップクラスの農業機械メーカー。1890年創業。建設機械「ミニバックホー」などで世界トップシェア。ダクタイル鉄管、水処理システム等も手掛ける。海外売上高比率は7割超。強固な販売網などが強み。 記:2024/08/27
6444 東証スタンダード
157
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 17,536百万円
カーエアコン用コンプレッサー、空調室内ユニット等の製造・販売を行う自動車機器事業を展開。カーエアコン用コンプレッサーは世界シェアトップクラス。群馬県伊勢崎市に本社。熱マネジメントシステムの販売を強化。 記:2024/10/10
6457 東証プライム
2,639.5
11/22 15:30
+48.5(%)
時価総額 155,567百万円
通貨処理機メーカー。1918年創業。兵庫県姫路市に本社。オープン出納システム、つり銭機でトップシェア。電子決済・ASPサービス等も。DOE3%以上目安。25.3期は金融市場、リテール市場で増収増益見込む。 記:2024/06/29
6503 東証プライム
2,584
11/22 15:30
-16(%)
時価総額 5,460,514百万円
総合電機メーカー大手。FAシステムや自動車機器のインダストリー・モビリティ部門、ビルシステムや空調・家電のライフ部門が柱。重電システム、人工衛星等も。インフラ部門では防衛・宇宙事業等にリソース投入。 記:2024/10/07
6869 東証プライム
3,177
11/22 15:30
+45(%)
時価総額 1,999,518百万円
検体検査機器・試薬メーカー。血球計数検査や血液凝固検査、尿検査分野で世界首位。臨床検査機器も手掛ける。海外売上は8割超、世界中に展開。ヘマトロジー分野の機器、保守サービスの等が伸長。手術支援ロボット拡大。 記:2024/06/30
6997 東証プライム
1,135
11/22 15:30
-11(%)
時価総額 24,902百万円
1931年創業の電子部品メーカー。アルミ電解コンデンサで世界トップシェア。電気二重層キャパシタにも強み。ホンダなどが主要取引先。ICT市場、産業機器市場を最重要戦略市場に位置付け。高付加価値品の拡販図る。 記:2024/06/29
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7269 東証プライム
1,638
11/22 15:30
-38(%)
時価総額 3,217,992百万円
四輪車、二輪車メーカー。1909年創業。静岡県浜松市に本社。軽自動車に強み。四輪車はインドでトップシェア。船外機なども手掛ける。日本、インド、欧州が主要事業地域。インドは四輪車の累計生産が3000万台超。 記:2024/10/10
8001 東証プライム
7,581
11/22 15:30
-4(%)
時価総額 12,015,051百万円
1858年創業の大手総合商社。繊維、金属、食料、機械、エネルギー・化学品、住生活分野などで事業展開。伊藤忠エネクス、伊藤忠食品などを傘下に持つ。総還元性向50%目途。川下ビジネスの開拓・進化等に取り組む。 記:2024/08/30
8012 東証プライム
3,187
11/22 15:30
+25(%)
時価総額 366,212百万円
老舗化学品専門商社。1832年創業。機能素材、加工材料、電子・エネルギー、モビリティ、生活関連分野で事業展開。メーカー機能も持つ。取引社数は約1.8万社。フード、半導体、ライフサイエンスが注力領域。 記:2024/08/30
8137 東証プライム
2,182
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 35,008百万円
電機・電子・機械分野で事業展開する独立系商社。小型モータやコネクターなど電子部門の売上比率が高い。仕入先は約2000社、顧客は約3100社。配当性向25~35%目標。高付加価値の新商品の開発、拡販進める。 記:2024/06/18