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注目銘柄ダイジェスト(前場):研創、SHINPO、日特殊陶など

2021/5/10 12:02 FISCO
*12:02JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):研創、SHINPO、日特殊陶など ローランド<7944>:5320円 カ - ストップ高買い気配。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は46.1億円で前年同期比4.2倍と急拡大している。つれて、上半期営業利益は従来計画の20億円から63億円、同2.4倍に、通期では75億円から108億円、前期比51.8%増に上方修正している。強い電子楽器需要が継続しており、在庫の消化なども順調に進んでいるもよう。想定外の収益拡大にポジティブなサプライズが強まる格好に。 日特殊陶<5334>:1708円(-186円) 大幅反落。先週末に21年3月期の決算を発表、営業利益は474億円で前期比2.2%減益、480億円の従来計画に沿った着地となっている。一方、22年3月期は500億円で同5.5%増益の見通し。600億円程度の市場予想を大きく下回っており、ネガティブに捉えられている。貴金属を中心とした素材価格上昇の影響が想定比下振れの主因。価格転嫁による吸収期待などが後退する状況になっているもよう。 ディーエヌエー<2432>:2108円(-227円) 大幅反落。先週末に21年3月期の決算を発表、営業損益は225億円の黒字で前期457億円の赤字から黒字に転換している。コンセンサス水準は下回ったものの、減損損失の計上などが背景で、実質的には想定並みの着地に。一方、22年3月期業績計画は非公表だが、営業減益となる見通しが示されている。子会社売却益一巡などによる影響、成長投資の実施などが背景。足元で上昇ピッチも速まっていたため、ネガティブに捉える動きが先行。 リコー<7752>:1243円(+78円) 大幅続伸。先週末に21年3月期の決算を発表、営業損益は454億円の赤字となっている。1-3月期も157億円の赤字に転じているが、減損損失など289億円の特殊要因があり、実質は想定以上の黒字を確保する形になっている。オフィスサービス事業が好調を持続。また、22年3月期は500億円の黒字に転じる見通し。中期計画で示されていた数値でサプライズはないが、着実な収益改善見通しを受けて、買い安心感は高まる形のようだ。 日本製鉄<5401>:2264円(+97円) 大幅続伸。先週末の取引時間中に発表した決算内容を評価する動きが継続している。21年3月期事業利益は従来予想の300億円を大幅に上回る1100億円で着地、グループ会社の損益改善やコスト改善の進展などが収益上振れの背景に。また、22年3月期見通しは4500億円で前期比4.1倍の見通し。3000億円台が視野に入るとされていた先の観測報道の水準をはるかに上回っており、想定以上の収益改善にインパクトが強まる展開へ。 研創<7939>:442円(+44円) 年初来高値。22年3月期の営業利益予想を前期比36.7%増の2.73億円と発表している。製品品質や生産性・利益率の向上に取り組むほか、樹脂製サインの市場競争力強化などを目指す。年間配当予想は15.00円(前期10.00円)とした。同時に発表した21年3月期の営業利益は19.8%減の1.99億円で着地した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた建設工事の一時中断・延期などが響いた。 SHINPO<5903>:1339円(+124円) 年初来高値。21年6月期の営業利益を従来予想の5.05億円から7.07億円(前期実績7.09億円)に上方修正している。受注や販売の状況が堅調に推移していることに加え、販管費も減少しているため。併せて期末配当を従来予想の18.00円から25.00円(特別配当2.00円、創業50周年の記念配当5.00円を含む。前期実績は25.00円)に増額修正した。年間配当も同額となる。 チヨダウーテ<5387>:461円(+11円) 大幅に4日続伸。21年3月期の営業損益を従来予想の0.30億円の黒字から4.35億円の黒字(前期実績4.29億円の赤字)に上方修正している。売上高は250.00億円から252.06億円(同288.91億円)と小幅な引き上げにとどまったものの、社員の採用抑制や委託業務の削減など経費低減策が奏功し、黒字幅が拡大する見通しとなった。配送サービスの適切な運賃徴収交渉が順調に進んだことも寄与するとみている。 《ST》
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2432 東証プライム
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時価総額 207,882百万円
インターネットサービス会社。モバイル向けソーシャルゲーム・プラットフォーム「Mobage」等を手掛ける。ゲーム事業はユーザ消費額が伸び悩む。ライブストリーミング事業は黒字転換。24.3期3Qは増収。 記:2024/03/04
5334 東証プライム
5,066
4/26 15:00
+30(%)
時価総額 1,034,351百万円
点火ブラグや排ガスセンサなどの自動車部品が柱。セラミック製品や半導体装置製品も。配当性向4割目安。セラミック事業は伸び悩むが、自動車関連は堅調。新車組付け用製品は販売底堅い。24.3期3Qは増収増益。 記:2024/02/04
5387 東証スタンダード
604
7/26 14:50
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時価総額 14,084百万円
建材メーカー。住宅の内装材の壁材や天井材等の石膏ボードを中心に、グラスウールやセメント板、吸音板、塗り壁材等を手掛ける。22.3期は住宅市場の回復を追い風に、石膏ボードが増加。販管費の増加を吸収した。 記:2022/06/09
5401 東証プライム
3,444
4/26 15:00
+15(%)
時価総額 3,272,906百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
5903 東証スタンダード
1,400
4/26 14:43
-14(%)
時価総額 8,597百万円
無煙ロースターのトップメーカー。1980年に販売開始。省エネ空調システムや脱臭・脱煙システム等も手掛ける。国内ではその他工事の受注が堅調。内装工事等の受注注力などが寄与。24.6期2Q累計は増収増益。 記:2024/02/10
7752 東証プライム
1,338.5
4/26 15:00
+22(%)
時価総額 853,251百万円
事務機器大手。商業印刷機も。エッジデバイスの技術力等が強み。海外売上比率は6割超。デジタルサービス部門は売上堅調。国内はインボイス制度対応等の業務パッケージの販売が増加。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/11
7939 東証スタンダード
511
4/26 15:00
-1(%)
時価総額 2,056百万円
大手看板メーカー。企業のコーポレートサインやプレートネーム板等の金属製看板でトップ。LED看板の製造、販売が主力。今期3Q累計は建築関連製品が堅調だった一方、それ以外の製品や材料が足踏みとなった。 記:2024/03/31
7944 東証プライム
4,270
4/26 15:00
+35(%)
時価総額 119,846百万円
大手電子楽器メーカー。電子ピアノやキーボード、電子ドラム、ギターエフェクターなどを展開。電子ドラムは市場シェア50%超。ポータブル・キーボード市場への再参入と新興国の販売に注力。23.12期は営業増益。 記:2024/03/25