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前場に注目すべき3つのポイント~物色の流れとしては指数に振らされにくい銘柄にシフト~

2021/4/21 8:44 FISCO
*08:44JST 前場に注目すべき3つのポイント~物色の流れとしては指数に振らされにくい銘柄にシフト~ 21日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:物色の流れとしては指数に振らされにくい銘柄にシフト ■新電工、21/3上方修正 営業利益233億円←187億円 ■前場の注目材料:コニカミノルタ、再エネ調達「世界地図」、コニカミノルタなど異業種36社連携 ■物色の流れとしては指数に振らされにくい銘柄にシフト 21日の日本株市場は不安定な相場展開が見込まれる。20日のNY市場はNYダウが256ドル安だった。インドなどで新型コロナウイルス変異種感染が再び拡大、世界経済の回復を抑制するとの懸念が高まった。セクター別では、耐久消費財・アパレル、銀行が売られ、公益事業、不動産が買われた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比515円安の28625円。円相場は1ドル108円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形からギャップスタートとなろう。日経225先物はナイトセッションで75日線を割り込み、一時29520円まで下落幅を広げている。日経平均は3月の調整場面で支持線として機能していた75日線を割り込んでくることにより、センチメントを冷ます形になりそうである。また、中期形状では13週線を割り込んできており、26週線辺りを意識した流れに向かう可能性も出てきている。出来高は薄く、断続的なインデックス売りによる影響を受けやすい面もある。ナスダック指数なども調整に入ってきているほか、VIX指数は18台に上昇してきた。依然としてボトム圏ではあるものの、20台に乗せてくるようだとリスク許容度は低下してきそうだ。 また、大阪府が緊急事態宣言の発出を要請した。東京都は22日にも要請するとみられており、政府は兵庫県を含め、合わせて発令するとみられる。一方で、制限の範囲が注目されると考えられ、前回ほどの制限でなければ直近で積み上がったショートカバーの流れにも向かわせやすい。週内はショート優位の展開になりそうではあるものの、押し目を狙うスタンスとなろう。 物色の流れとしては指数に振らされにくい銘柄にシフトしやすいため、決算を手掛りとした個別物色のほか、テーマ性のある銘柄などでの短期的な値幅取り狙いの物色となろう。また、需給悪化が警戒されてくるなかでは、需給不安の少ない直近IPO銘柄のほか、調整が続いていた銘柄の底値拾いに。 ■新電工、21/3上方修正 営業利益233億円←187億円 新電工<6967>は2021年3月期業績予想の修正を発表。営業利益は187億円から233億円に上方修正しており、コンセンサス(222億円程度)を上回る。テレワーク、オンライン学習の拡大等を背景として、パソコン向けを中心にフリップチップタイプパッケージの売上が想定を超えて増加し、採算性が向上した。また、リードフレームは、自動車市場の回復等により、受注が大きく増加したほか、セラミック静電チャックが半導体製造装置市場における旺盛な需要を背景に好調を維持した。 ■前場の注目材料 ・米長期金利は低下 ・海外コロナワクチン接種の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・コニカミノルタ<4902>再エネ調達「世界地図」、コニカミノルタなど異業種36社連携 ・スズキ<7269>半導体不足で減産幅拡大、2工場、月内さらに1万台 ・日立<6501>30年度女性役員3割に、外国人も3割 ・キリンHD<2503>キリンなど8社、主体的なキャリア形成支援、未来コンソーシアム発足 ・新日本電工<5563>鹿島の合金鉄年内で停止、徳島に集約 ・東芝<6502>東芝買収、CVC検討中断 ・北海道電力<9509>GW中「出力制御」検討、再生エネ事業者に ・東武鉄道<9001>23年度以降に自動運転検証 ・九州電力<9508>サーモン陸上養殖を事業化、3社と連携 ・トヨタ<7203>EV部品共通化、他社と連携、リスク分散 ・日ペHD<4612>岡山に新工場、車用塗料、設備を刷新 ・豊田織<6201>物流システム開発で新会社、複数機器を統合制御 ・THK<6481>半導体製造装置向けLMガイドを大幅増産、工場の自動化推進 ・ISID<4812>損保2社とセキュリティー教育提供でタッグ、サイバー保険契約者向け ・日本製鉄<5401>東南ア統括をタイに移転、現地日系向け展開強化 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・07:45 NZ・1-3月期消費者物価指数(前年比予想:+1.5%、10-12月期:+1.4%) ・10:30 豪・3月小売売上高速報値(前月比予想:+1.0%、2月:-0.8%) 《ST》
関連銘柄 16件
2503 東証プライム
2,227
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時価総額 2,035,478百万円
ビール2強の一角をなす酒類メーカー。清涼飲料も。傘下にワインのメルシャンや医薬品の協和キリン。海外は米国と豪州が柱。24.12期は酒類、飲料の増販を想定。昨夏買収の豪州サプリ会社も上乗せ。増収増益を計画。 記:2024/04/10
1,079
5/8 15:00
-1(%)
時価総額 2,557,782百万円
塗料世界4位。アジアに強く、中国の建築用で高シェア。配当性向は30%目途。日本は収益伸長。工業用塗料や汎用塗料は売上横ばいだが、自動車用塗料は堅調。23.12期3Qは収益好調。通期利益予想を上方修正。 記:2024/01/27
4812 東証プライム
5,450
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-20(%)
時価総額 355,242百万円
電通系ITソリューション。金融・自動車向けの製品ライフサイクルや、基幹システム、人事管理システムを展開。ドローンや空飛ぶクルマの社会実装に向け技術提供を推進。全セグメント好調で、23.12期は増収増益。 記:2024/03/29
4902 東証プライム
509.7
5/8 15:00
-2.3(%)
時価総額 256,208百万円
大手複合機メーカー。情報機器に加え、印刷機、電子材料、光学製品、感光材料、照明、計測機器、医療機器などを製造、販売する。今期3Q累計はオフィス機器や機能材料が増加した。生産や物流のコスト削減も寄与した。 記:2024/02/24
5401 東証プライム
3,400
5/8 15:00
-57(%)
時価総額 3,231,091百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
5563 東証プライム
308
5/8 15:00
-1(%)
時価総額 45,255百万円
合同鉄メーカー。機能材料や環境システムも。南アフリカにマンガン鉱山の権益保有。筆頭株主の日本製鉄向け売上比率が高い。23.12期通期は機能材料事業が堅調。リチウムイオン電池正極材、フェロボロン等が貢献。 記:2024/02/11
6201 東証プライム
15,035
5/8 15:00
-30(%)
時価総額 4,899,019百万円
トヨタ系自動車部品メーカー。フォークリフトやカーエアコン用コンプレッサーで世界トップシェア。海上や空港向け物流機器や繊維機械も事業領域。産業車両・自動車事業の売上増や円安により、3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/02/04
6481 東証プライム
3,523
5/8 15:00
-16(%)
時価総額 457,486百万円
機械部品メーカー。直動案内機器で世界シェアトップ。工作機械や産業用ロボット、半導体製造装置等の直動システムを製造、販売する。輸送機器や医療機器、免震装置向けに事業を拡大。23年12月期の産業機器が足踏み。 記:2024/03/08
6501 東証プライム
14,195
5/8 15:00
-475(%)
時価総額 13,748,880百万円
総合電機大手。ITサービスやエネルギーソリューション、鉄道システム、家電・空調システム等を手掛ける。鉄道システムは大口案件の進展で増収。水・環境部門は空調システム事業が拡大。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/02/10
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6967 東証プライム
5,569
5/8 15:00
-12(%)
時価総額 752,773百万円
半導体パッケージの総合メーカー。静電チャック、ハイエンド半導体PKGなどが主力製品。国内生産比率の高さが特徴。24.3期3Qは業績足踏み。半導体製造装置向けセラミック静電チャックは市況悪化などが響く。 記:2024/04/07
7203 東証プライム
3,579
5/8 15:00
-20(%)
時価総額 58,391,338百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7269 東証プライム
1,767.5
5/8 15:00
-39(%)
時価総額 3,472,406百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
9001 東証プライム
2,916
5/8 15:00
-58.5(%)
時価総額 611,821百万円
私鉄大手。関東民鉄で路線最長。東武動物公園、東武ワールドスクエア、東京スカイツリーなど観光資源が豊富。鉄道業では定期、定期外ともに輸送人員増。ホテルは都内中心に稼働率上昇。24.3期3Qは2桁増益。 記:2024/02/24
9508 東証プライム
1,597.5
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時価総額 757,509百万円
九州の電力会社。ガス小売事業やICT、都市開発など非電力事業を育成。玄海原子力発電所3号機は2月に発電再開。英廃棄物処理・発電会社Viridorの一部持分取得。燃料費調整期ずれ影響で、3Q累計は黒字転換。 記:2024/02/04
9509 東証プライム
1,212
5/8 15:00
+22.5(%)
時価総額 260,934百万円
北海道を管轄する電力会社。ガス小売も。原発停止で火力と他社受電が柱に。再エネ導入増に向け本州との送電線を強化へ。24.3期3Q累計は値上げや燃料安による収支好転が想定超。通期利益計画を上方修正。復配予定。 記:2024/02/07