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前場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後の底堅さを見極める相場展開に~

2021/3/30 8:48 FISCO
*08:48JST 前場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後の底堅さを見極める相場展開に~ 30日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:買い一巡後の底堅さを見極める相場展開に ■セ硝子、21/3上方修正 営業利益30.0億円←20.0億円 ■前場の注目材料:ユーグレナ<2931>ユーグレナなど、バイオプラ利用促進で新組織 ■買い一巡後の底堅さを見極める相場展開に 30日の日本株市場は、買い一巡後の底堅さを見極める相場展開になりそうだ。29日の米国市場ではNYダウは98ドル高だった。投資会社による強制的なポジション解消取引関連の報道を受け、金融システム混乱懸念に売り先行となった。しかし、米国内大手金融各社は同社が顧客ではない、あるいは、関連取引による影響が「軽微」であることを明らかにすると警戒感が後退。さらに、バイデン大統領による3兆ドル規模のインフラ計画の詳細発表を今週控えているほか、政権が4月19日までにワクチン接種対象をさらに拡大する計画を発表すると経済活動再開への期待からNYダウは上昇に転じている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比250円高の29330円。円相場は1ドル109円70銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から買い先行で始まろう。昨日は後場半ばから急速に軟化する展開となっていたが、懸念要因であった米国でのブロック取引による金融市場の混乱が避けられたこともあり、買い戻しの流れが優勢になりやすいだろう。日経225先物のナイトセッションでは前日の高値水準まで戻す場面もみられており、朝方はインデックスに絡んだ売買による上昇が意識されそうである。また、需給要因としては改めて配当再投資に伴う買い需要が意識されやすいと見られ、相場全体の底堅さにつながる可能性はありそうだ。もっとも、米長期金利の上昇を受けてナスダックは下落していることもあり、ハイテク株の動向は見極めが必要となろう。 インデックス主導で上昇した後はこう着感が強まる可能性はありそうだが、下値の堅さが意識される場面においては、次第に新年度を意識した物色もみられてくることも考えられよう。マザーズ指数は25日、75日線に上値を抑えられる格好で下落となっていたが、政策テーマなどを材料に個人主体の売買も次第に活発化してこよう。米国ではバイデン米大統領のインフラ計画の発表を控えていることもあり、先高期待は根強いと考えられる。そのほか、足元ではNT倍率は緩やかではあるが上昇傾向を見せてきており、長期金利の動向を睨みつつ、ハイテク株の押し目狙いのスタンスになるだろう。 ■セ硝子、21/3上方修正 営業利益30.0億円←20.0億円 セ硝子<4044>は2021年3月期業績予想の修正を発表。営業利益は20.0億円から30.0億円に上方修正している。半導体用途の特殊ガス関連製品等の販売が想定より好調に推移したことから、予想を上回る見通しとなった。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(29384.52、+207.82) ・NYダウは上昇(33171.37、+98.49) ・シカゴ日経225先物は上昇(29330、大阪比+250) ・1ドル109円70-80銭 ・米原油先物は上昇(61.56、+0.59) ・海外コロナワクチン接種の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・ユーグレナ<2931>ユーグレナなど、バイオプラ利用促進で新組織 ・三菱重<7011>艦艇・官公庁船を取得、三井E&SHDから ・野村<8604>2200億円損失も、ドル建て社債の発行中止 ・三菱ガス<4182>J—オイル子会社買収、接着剤を一貫生産 ・日産自<7201>「GT—R」補修向け部品を再供給、新技術活用 ・新明和工業<7224>自動運転車向けに自動入出庫技術確立、機械式駐車設備で ・IDEC<6652>協働ロボシステム増産、新工場を来月稼働 ・ワキタ<8125>九州北部の建機賃貸2社子会社化 ・ミネベアミツミ<6479>リコーとベッドセンサー機能絞り半値、介護現場からのニーズ反映 ・東芝<6502>オンプレミス版の疑似量子計算機開発 ・日本ユニシス<8056>セブン銀と業務提携 ・富士フイルム<4901>アストラゼネカと肺がん「CRT症例」検索でシステム開発 ・エーザイ<4523>「レンビマ」を胸腺がん治療薬に追加承認取得 ・ロート製薬<4527>オリンパスRMSを子会社化、整形外科領域を追加 ・日立<6501>スイス社と精密医療分野で協業 ・日本金属<5491>設備投資250億円、10カ年経営計画策定 ・住友化学<4005>接着剤原料を28円値上げ ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 2月有効求人倍率(予想:1.09倍、1月:1.10倍) ・08:30 2月失業率(予想:3.0%、1月:2.9%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 18件
2931 東証プライム
530
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時価総額 71,375百万円
ミドリムシを使用した健康食品や飲料、サプリメント等のヘルスケア商品に加え、化粧品、バイオ燃料を研究、開発、販売する。青汁のキューサイを傘下に持つ。23年12月期は新規連結化やバイオ燃料が寄与。損失は縮小。 記:2024/04/08
4005 東証プライム
321.6
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時価総額 532,525百万円
大手総合化学会社。エッセンシャルケミカルズやエネルギー、機能材料、情報電子化学、健康、農業、医薬品の分野で事業展開する。今期3Q累計はエッセンシャルケミカルズや機能材料、情報電子化学等が伸び悩んだ。 記:2024/04/12
4044 東証プライム
3,455
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時価総額 89,830百万円
大手ガラスメーカー。建築や自動車向けガラス、ガラス繊維、素材化学品、医療化学品を展開。医薬原体セボフルランは全身吸入麻酔薬で世界トップシェア。リチウムイオン電池用電解液の停滞もあり、3Q累計は足踏み。 記:2024/02/23
4182 東証プライム
3,020
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時価総額 671,162百万円
化学材料メーカー。半導体用BT材料や超純過酸化水素、光学樹脂を製造、販売する。半導体向けに強い。ガス田開発やメタノールも提供。今期3Q累計は新規連結化や円安が寄与も、芳香族化学品や有機化学品が伸び悩んだ。 記:2024/04/14
4523 東証プライム
6,779
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-87(%)
時価総額 2,010,428百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アメリカス医薬品事業は堅調。レンビマの売上が伸びる。販管費減。24.3期2Qは大幅営業増益。 記:2024/01/16
4527 東証プライム
2,874
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時価総額 678,776百万円
大衆薬大手。目薬やスキンケア用品、内服薬などを手掛け、OTC目薬やリップクリームで国内首位。機能性食品や再生医療を育成。デジタル医療領域からのアプローチにも着手。主力商品や好調で、3Q累計は増収・増益。 記:2024/03/29
3,414
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時価総額 4,246,596百万円
富士フイルムグループの持株会社。デジカメや写真関連、医薬品製造開発受託、高機能材料、オフィス関連等を手掛ける。イメージング部門は堅調。デジタルカメラなどの販売が伸びる。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/25
5491 東証スタンダード
789
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時価総額 5,286百万円
ステンレス圧延・加工メーカー。冷間圧延ステンレス鋼帯とみがき特殊帯鋼に強み。24.3期3Q累計は自動車外装モール用材が低調。電池関連製品も大幅減販に。不動産売却特益。ベイナイト鋼帯製品からは26年撤退へ。 記:2024/03/12
6479 東証プライム
3,262
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時価総額 1,393,138百万円
極小ベアリングに強み。モータや液晶用バックライト、アナログ半導体等も手掛ける。プレシジョンテクノロジーズ事業は増収。航空機関連の需要増でロッドエンドベアリングは売上増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/03/05
6501 東証プライム
14,445
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時価総額 13,991,023百万円
総合電機大手。ITサービスやエネルギーソリューション、鉄道システム、家電・空調システム等を手掛ける。鉄道システムは大口案件の進展で増収。水・環境部門は空調システム事業が拡大。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/02/10
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6652 東証プライム
2,720
5/17 15:00
+6(%)
時価総額 90,369百万円
FA制御機器総合メーカー。制御用操作スイッチで国内トップシェア。再生可能エネルギー事業、次世代農業ソリューション等も。電子部品の納期改善で、24.3期3Qはオートメーション&センシング事業が増収確保。 記:2024/04/16
7011 東証プライム
1,370.5
5/17 15:00
+24.5(%)
時価総額 4,623,585百万円
国内最大の総合重機械メーカー。火力発電プラントで世界トップクラス。造船事業や米ボーイング向け機体製造等も。エナジー部門は受注好調。原子力発電システムの受注増などが寄与。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/08
7201 東証プライム
552.1
5/17 15:00
-2.9(%)
時価総額 2,330,257百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7224 東証プライム
1,321
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+9(%)
時価総額 92,470百万円
大手特装車メーカー。塵芥車やダンプトラックなど200機種超の車種をラインナップ。産機・環境システム等も事業領域。特装車部門は堅調。車体等の製造販売、保守・修理事業は売上増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/10
8056 東証プライム
4,018
5/17 15:00
-57(%)
時価総額 440,630百万円
SI大手。金融向けに強み。大日本印刷が筆頭株主。24.3期3Q累計はDX関連のシステム開発やサービスが堅調。ソフト、機器の販売も好調で二桁増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。配当性向4割目安。 記:2024/02/09
8125 東証プライム
1,537
5/17 15:00
+3(%)
時価総額 79,956百万円
建設機械商社。建設機械の商品開発から販売、リース・レンタルまでを手掛け、カラオケ設備販売や介護機器のレンタル、不動産賃貸や分譲住宅も事業領域。レンタル資産機の高水準投資効果が寄与し、3Q累計は増収確保。 記:2024/01/26
8604 東証プライム
917.3
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+1.4(%)
時価総額 2,966,147百万円
総合証券で国内最大。傘下に資産運用会社や信託銀行など。配当性向は40%以上目安。ホールセール部門は増収。インベストメント・バンキング等が貢献。営業部門は相場環境が追い風。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/10