マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/24 10:22:10
15,210,209
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~決算を手掛かりとした業績相場への流れも強まる~

2021/2/9 8:44 FISCO
*08:44JST 前場に注目すべき3つのポイント~決算を手掛かりとした業績相場への流れも強まる~ 9日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:決算を手掛かりとした業績相場への流れも強まる ■ソフトバンクG、3Q税前利益133.0%増 3兆3615億円 ■前場の注目材料:ヤマトHD、ワクチン輸送、ヤマトなど3社、政府、事業者決定 ■決算を手掛かりとした業績相場への流れも強まる 9日の日本株市場は、前日の大幅上昇に対する反動が意識されるものの、先高感の強い相場展開が続きそうである。8日の米国市場ではNYダウが237ドル高となり、NYダウ、S&P500、ナスダックは史上最高値を更新。大規模な追加経済対策の成立期待が高まる中、イエレン財務長官は「1.9兆ドルの追加経済対策が成立すれば、来年には完全雇用に戻る」と議会に成立を促したことがより期待感を高めた。原油高や新型コロナウイルスワクチンの接種が進んでいること、国内での新型コロナの感染拡大が鈍化傾向にあることも支援材料となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比25円高の29435円。円相場は1ドル105円20銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から小動きで始まりそうだが、前日の大幅上昇に対する反動は想定内であり、押し目買い意欲は強そうである。また、ソフトバンクG<9984>が発表した第3四半期決算は、売上高は前年同期比6.1%増の4兆1380.38億円、税前利益は同133.0%増の3兆3615.04億円だった。世界的な株高を追い風に、投資ファンド「ビジョン・ファンド」の運用成績が改善した。決算評価の流れが意識されやすく、日経平均をけん引することが期待される。 また、米国ではSOX指数が上昇しており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への波及が見込まれる。台湾積体電路製造(TSMC)が日本に初の本格的な開発拠点を設けると報じられていることも、ハイテク株への資金流入に向かわせそうである。そのため、日経平均は29500円辺りでの攻防を意識しつつ、29000円前半レベルに調整する局面においては押し目狙いのスタンスになりそうである。その他、ビットコインが高値を更新しており、やや投機的な資金も活発化しやすいと考えられる。 昨日はインデックス売買主導の展開となり、指数の上昇ほど個別でのインパクトが限られていたが、本日については指数が高止まりとなるなか、個別材料株などへの物色が活発になりそうである。そのほか、決算を手掛かりとした業績相場への流れも強まろう。 ■ソフトバンクG、3Q税前利益133.0%増 3兆3615億円 ソフトバンクG<9984>が発表した第3四半期決算は、売上高は前年同期比6.1%増の4兆1380.38億円、税前利益は同133.0%増の3兆3615.04億円だった。世界的な株高を追い風に、投資ファンド「ビジョン・ファンド」の運用成績が改善。通信子会社ソフトバンクも堅調だった。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(29388.50、+609.31) ・NYダウは上昇(31385.76、+237.52) ・ナスダック総合指数は上昇(13987.64、+131.35) ・シカゴ日経225先物は上昇(29435、大阪比+25) ・SOX指数は上昇(3078.48、+93.47) ・米原油先物は上昇(57.97、+1.12) ・日銀のETF購入 ・海外コロナ向けワクチン接種の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・ヤマトHD<9064>ワクチン輸送、ヤマトなど3社、政府、事業者決定 ・ルネサス<6723>英半導体を6157億円で買収、車載・産業向け攻勢 ・島津製<7701>PCR試薬キット、物に付着のウイルス検出 ・昭和電工<4004>AMI株50%取得、電炉運転ソフト、提案力底上げ ・いすゞ<7202>22年度に電動トラック量産、物流の脱炭素化推進 ・大豊工業<6470>中国で軸受材料を増産、ディーゼルエンジン向け ・昭電線HD<5805>10ギガヘルツ対応の車載用高速伝送ケーブル開発 ・大日印<7912>「フェリカ」に指紋認証機能、なりすまし防止 ・日本製鉄<5401>東京製綱TOB、CFCC認識に開き、日本製鉄が手法改善要求 ・住友化学<4005>液浸ArF・EUV向けフォトレジスト増産、大阪で設備増設 ・富士フイルム<4901>米でiPS細胞創薬支援、不整脈発生リスク予測 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 12月毎月勤労統計・現金給与総額(前年比予想:-4.8%、11月:-1.8%) ・08:50 1月マネーストックM3(前年比予想:+7.6%、12月:+7.6%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 12件
3,978
11/22 15:30
+177(%)
時価総額 735,536百万円
昭和電工、旧日立化成が統合した機能性化学メーカー。半導体・電子材料、石油化学等のケミカルが柱。自動車部品、セラミックス等も。半導体後工程材料で世界トップシェア。事業ポートフォリオ改革等に取り組む。 記:2024/10/13
4005 東証プライム
373.6
11/22 15:30
-3.7(%)
時価総額 619,137百万円
大手総合化学メーカー。1913年創業。合成樹脂、アルミナ製品、光学製品、農薬、医療用医薬品等を製造・販売。液浸ArF等で世界シェアトップクラス。アグロ&ライフソリューションなどを成長ドライバーに位置付け。 記:2024/10/07
3,265
11/22 15:30
+43(%)
時価総額 4,061,258百万円
富士フイルムを中核とする持株会社。メディカルシステムや電子材料、オフィスソリューション、デジカメを手掛ける。医用画像情報システムで世界トップシェア。配当性向30%目安。27.3期営業利益3600億円目標。 記:2024/07/08
5401 東証プライム
3,125
11/22 15:30
+12(%)
時価総額 2,969,753百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。米鉄鋼大手USスチール買収へ。中国減速で需要や市況は伸び悩み。原材料高も響く。 記:2024/06/24
5805 東証プライム
7,780
11/22 15:30
+350(%)
時価総額 239,834百万円
電線準大手。電線ケーブルや送電システム用電力機器、免震装置等を手掛ける。旧社名は昭和電線ホールディングス。アルミ架空送電線事業からの撤退を決定。27.3期営業利益150億円目標。海外事業の新展開等に注力。 記:2024/06/04
6470 東証スタンダード
607
11/22 15:30
+4(%)
時価総額 17,707百万円
トヨタ系列の自動車部品メーカー。1939年設立。軸受製品が主力。システム製品やダイカスト製品、ガスケット製品等も手掛ける。一貫生産体制が強み。グローバル製造拠点網を構築。電動化対応製品の開発等に注力。 記:2024/10/04
2,012
11/22 15:30
-3(%)
時価総額 3,763,677百万円
大手半導体メーカー。車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、EV向け製品の売上が増加。米GaNパワー半導体会社買収へ。 記:2024/06/15
7202 東証プライム
1,999
11/22 15:30
+17.5(%)
時価総額 1,500,995百万円
トラック・バスの製造・販売等を行う商用車メーカー。1916年創業。150以上の国・地域で販売。ディーゼルエンジンなどに強み。トヨタ自動車と資本提携。配当性向40%目安。商用車では新型車の拡販などに注力。 記:2024/08/20
7701 東証プライム
4,269
11/22 15:30
-14(%)
時価総額 1,263,923百万円
クロマト分析システムなどの計測機器事業が主力。1875年創業。医用機器、産業機器、航空機器等も。産業用ターボ分子ポンプで世界シェアトップクラス。京都府京都市に本社。リカーリングビジネスの拡大等に注力。 記:2024/10/08
7912 東証プライム
2,331.5
11/22 15:30
+5(%)
時価総額 1,292,772百万円
大手総合印刷企業。1876年創業。出版関連ビジネスのほか、情報セキュア関連製品、ディスプレイ関連製品、電子デバイス等も。リチウムイオン電池用バッテリーパウチ等で世界トップシェア。BPO事業の拡大等に注力。 記:2024/06/17
9064 東証プライム
1,726
11/22 15:30
+6(%)
時価総額 622,216百万円
宅配便国内最大手。クロネコヤマトの宅急便のヤマト運輸を中核とする持株会社。クロネコメンバーズの登録者数は5000万人超。宅急便ネットワークの強靭化図る。27.3期営業利益1200〜1600億円目標。 記:2024/06/07
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17