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前場に注目すべき3つのポイント~日本電産の決算反応がセンチメントに影響

2021/1/26 8:38 FISCO
*08:38JST 前場に注目すべき3つのポイント~日本電産の決算反応がセンチメントに影響 26日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:日本電産の決算反応がセンチメントに影響 ■日電産、21年3月期業績予想の上方修正を発表 ■前場の注目材料:富士フイルム、新興国で健診サービス、印に拠点開設 ■日本電産の決算反応がセンチメントに影響 26日の日本株市場は底堅い相場展開が見込まれる。25日の米国市場はNYダウが36ドル安だったが、ナスダックは上昇。バイデン大統領が提示した1.9兆ドルの追加経済対策の行方に不透明感がくすぶったほか、ワクチンの普及の遅れや欧米での入国規制強化で世界経済の見通しが悪化したことが嫌気された。NYダウは一時400ドルを超す下落場面もみられたが、その後下げ幅を縮めている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比45円高の28825円。円相場は1ドル103円70銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から小動きで始まることになりそうである。バイデン政権の経済対策に対する不透明感はこれまで伝わっていたこともあり、利食いが出やすい水準といったところであろう。VIX指数は23.19に上昇しているが一時26.63まで上昇する場面がみられている。75日線辺りが心理的な抵抗となっているが、この水準を明確に上回ってくるようだと、ややリスクオフムードにもつながりやすい点は注視しておきたいところである。 また、決算発表が本格化するなか、日本電産<6594>の市場反応が注目される。同社は通期予想の上方修正のほか、自社株買いやEVモーターの生産計画を上方修正している。強い市場反応をみせてくるようだと、今週予定されている主要企業の決算期待が高まりやすく、押し目買い意欲を強めてくる可能性がある。決算本格化で商いは膨らみづらい需給状況であろうが、先物主導によるインデックス買いによって押し上げられやすいところでもある。 そのほか、昨日は東京都の新規感染者数が2日連続で1000人を下回ったとの報道を受けて、引けにかけて先物主導で上げ幅を広げた。薄商いのなかではより報道等に振らされやすいところでもあり、感染状況などの報道にも注視しておきたいところである。物色については、決算先回りの動きは強まりづらいものの、需給状況が良好な銘柄については決算前にショートカバーの動きが出やすいところ。また、コア銘柄の決算本格化により、マザーズなど中小型へは個人主体の資金が引き続き向かいやすいだろう。 ■日電産、21年3月期業績予想の上方修正を発表 日本電産<6594>が発表した第3四半期決算は、営業利益が前年同期比24%増の1155.35億円だった。パソコンやゲーム機など向けの小型モーターが好調なほかコスト削減活動も寄与。あわせて21年3月期業績予想の修正を発表。営業利益を従来の1400億円から前期比40.5%増の1550億円に上方修正。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(28822.29、+190.84) ・ナスダック総合指数は上昇(13635.99、+92.93) ・シカゴ日経225先物は上昇(28825、大阪比+45) ・1ドル103円70-80銭 ・SOX指数は上昇(3079.21、+4.81) ・原油先物は上昇(52.77、+0.50) ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・海外コロナ向けワクチン接種の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・富士フイルム<4901>新興国で健診サービス、印に拠点開設 ・7&iHD<3382>1兆円調達、外債発行、米コンビニ買収資金に ・牧野フライス<6135>MC新コンセプト機、能力4割増、高い拡張性 ・井関農機<6310>回転刃2枚のキャベツ収穫機、大規模農家向け ・堀場製作所<6856>仏工場3割増強、ラマン分光分析装置生産 ・日立建機<6305>有線電動ショベル拡販、南米など鉱山向け ・ローム<6963>Wi—SUN対応の無線通信モジュール開発、1000台同時接続 ・NEC<6701>分散MIMOで同時接続3倍、5Gの安定環境構築 ・日本ユニシス<8056>アンカバートゥルースと協業 ・AGC<5201>「脱炭素」目指す、関連素材の開発強化 ・三菱ケミHD<4188>JCR・東栄化成統合、コーティング材事業を強化 ・旭化成<3407>サンテックなどキロ15円超上げ ・昭和電工<4004>酢酸など値上げ ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 日銀金融政策決定会合議事要旨(12月17-18日分) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 14件
1,970.5
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時価総額 5,240,202百万円
国内流通グループ最大手。国内外のコンビニエンスストアを中核に、スーパーや外食、金融事業を展開。国内コンビニエンスストア事業は堅調。人流回復や販促施策が奏功し、既存店売上が増加。24.2期3Qは営業増益。 記:2024/01/27
3407 東証プライム
1,109.5
4/18 15:00
+12(%)
時価総額 1,546,568百万円
総合化学大手。マテリアル、住宅、ヘルスケアの領域で事業展開。住宅部門は堅調。建築請負部門は伸び悩むが、不動産部門等がカバー。クリティカルケア事業ではAEDの販売量が増加。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/11
3,876
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時価総額 716,676百万円
大手化学メーカー。黒鉛電極、石油化学、電子材料向け高純度ガス、ハードディスクメディアなどを手掛け、半導体材料や電炉向け高品質大口径黒鉛電極で高シェア。データセンター向け需要低迷の影響で、3Q累計は足踏み。 記:2023/12/27
4188 東証プライム
916.1
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時価総額 1,379,910百万円
国内最大の総合化学メーカー。アクリル樹脂原料や炭素繊維、光学用フィルムに強み。24.3期3Q累計は石化製品の需要が振るわず。だが産業ガスや医薬品が好調。減損損失減少も利益に効く。通期最終増益・増配を計画。 記:2024/02/14
3,343
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時価総額 4,158,281百万円
富士フイルムグループの持株会社。デジカメや写真関連、医薬品製造開発受託、高機能材料、オフィス関連等を手掛ける。イメージング部門は堅調。デジタルカメラなどの販売が伸びる。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/25
5201 東証プライム
5,715
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+40(%)
時価総額 1,299,825百万円
ガラスメーカー最大手。建築や自動車、ディスプレイ等向けに加え、電子部材や化学品、医農薬中間体・原体も提供する。建築ガラスで高シェア。今期3Q累計は自動車用ガラスが堅調も、塩ビやライフサイエンスが足踏み。 記:2024/01/07
6135 東証プライム
6,260
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+110(%)
時価総額 155,836百万円
工作機械大手。複合加工機、数値制御フライス盤を手掛け、金型・精密部品向けのマシニングセンタや放電加工機に強み。大型化マシニングセンタの新製品「DA500」を投入。インド向け好調もあり、3Q累計は営業増益。 記:2024/02/02
6305 東証プライム
4,570
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+31(%)
時価総額 983,076百万円
総合建設機械メーカー。油圧ショベルなどの建設機械で国内2位。世界でも上位。鉱山機械も。米州事業の拡大等に取り組む。中国は販売伸び悩むが、米州やアジア・大洋州等は販売堅調。24.3期2Qは2桁増収増益。 記:2024/01/16
6310 東証プライム
1,050
4/18 15:00
+6(%)
時価総額 24,134百万円
大手農業機械メーカー。稲作や野菜栽培用のトラクタや耕うん機等の整地用機械に加え、田植機や移植機等の栽培用機械、収穫用機械を製造、販売する。23年12月期の売上高は過去最高となった一方、販管費が増加した。 記:2024/03/07
6594 東証プライム
6,772
4/18 15:00
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時価総額 4,038,035百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・商業・産業向けモーターに加え機器装置や電子・光学部品を展開。M&Aにより多分野での世界首位に意欲。産業・インフラ系需要の好調もあり、中間期は増収増益。 記:2023/12/27
6701 東証プライム
10,955
4/18 15:00
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時価総額 2,989,072百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
6856 東証プライム
15,320
4/18 15:00
+50(%)
時価総額 651,606百万円
大手分析機器メーカー。自動車向けの排ガス測定装置やテストシステム、環境計測器、医療診断計測器、半導体計測器等を提供する。エンジン計測器で世界シェアトップ。23年12月期は自動車セグメントを中心に増加した。 記:2024/03/10
6963 東証プライム
2,200.5
4/18 15:00
+23(%)
時価総額 906,606百万円
カスタムLSI首位。小信号トランジスタやダイオードも首位級。パワーマネジメント系アナログ技術に実績。発光ダイオードや半導体レーザーは民生機器市場向け中心に伸び悩む。販管費増。24.3期2Qは業績足踏み。 記:2024/01/16
8056 東証プライム
4,533
4/18 15:00
+55(%)
時価総額 497,107百万円
SI大手。金融向けに強み。大日本印刷が筆頭株主。24.3期3Q累計はDX関連のシステム開発やサービスが堅調。ソフト、機器の販売も好調で二桁増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。配当性向4割目安。 記:2024/02/09