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前場に注目すべき3つのポイント~薄商いのなかで日経225型主導の上昇となる可能性

2021/1/20 8:32 FISCO
*08:32JST 前場に注目すべき3つのポイント~薄商いのなかで日経225型主導の上昇となる可能性 20日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:薄商いのなかで日経225型主導の上昇となる可能性 ■ウィルズ、20/12個別業績上方修正 営業利益4.05億円←3.51億円 ■前場の注目材料:トヨタ紡織、高出力車載電池を年産1000個、来年度 ■薄商いのなかで日経225型主導の上昇となる可能性 20日の日本株市場は底堅い相場展開が見込まれる。祝日明け19日の米国市場はNYダウが116ドル高と反発。次期財務長官に指名されたイエレン前連邦準備制度理事会(FRB)議長は上院指名承認公聴会において、大規模な追加経済対策の必要性を訴えたほか、増税の実施をパンデミック終息後まで先送りする計画を明らかにしたことで安心感が広がった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比45円高の28715円。円相場は1ドル103円80銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い優勢の展開になりそうである。大統領の就任式を控えていることもあり、暴動などが起きずに無事に通過するまでは積極的には手掛けづらいところでもあり、買い一巡後は次第にこう着感が強まりやすい面はありそうだ。一方でナスダックが強い値動きをみせているほか、セクターでは半導体・同製造装置が上げをけん引している流れもあり、指数インパクトの大きい値がさ株に資金が集中しやすいだろう。そのため薄商いのなかで昨日のように指数インパクトの大きい銘柄に資金が集中する形での日経225型主導の上昇となる可能性がありそうだ。 物色の流れとしては米国市場の流れを引き継ぐ格好からハイテク株への資金流入が意識されやすいほか、バイデン政権に対する期待感から脱炭素を中核とした再生エネルギー関連への物色が意識されやすいところである。その他、マザーズ指数は小幅に下落となり、引き続き75日線レベルでの攻防となった。ただし、下ヒゲを残す形で75日線はキープしており、ナスダックの上昇が支援材料となるようだと、大統領の就任式の通過を待たずにトレンドが強まる可能性がありそうだ。 また、商いが膨らみづらいなかで大統領就任式のイベントを前に利益確定の流れが出てくる可能性もあるだろう。そのためグローベックスの米株先物の動き等にも注視する必要がある。ただし、日経平均の28000円処での底堅さが確認されているなかで押し目買い意欲は強いと考えられ、弱含む場面においては押し目狙いの好機として意識されやすいところである。 ■ウィルズ、20/12個別業績上方修正 営業利益4.05億円←3.51億円 ウィルズ<4482>は2020年12月期個別業績予想の修正を発表。主として「プレミアム優待倶楽部」の株主優待ポイント売上高、IR-naviの継続的な利用料にかかる売上高、ESGソリューションにかかる売上高が順調に推移し、期初計画を上回る着地となる見込み。売上高は従来の20.03億円から21.96億円、営業利益は3.51億円から4.05億円に上方修正している。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(28633.46、+391.25) ・NYダウは上昇(30930.52、+116.26) ・ナスダック総合指数は上昇(13197.18、+198.68) ・シカゴ日経225先物は上昇(28715、大阪比+45) ・SOX指数は上昇(3093.32、+100.55) ・VIX指数は低下(23.24、-1.10) ・原油先物は上昇(52.98、+0.62) ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・海外コロナ向けワクチン接種の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・トヨタ紡織<3116>高出力車載電池を年産1000個、来年度 ・日本製鉄<5401>鹿島高炉を再稼働、薄板需要持ち直し ・ファーストリテ<9983>「ユニクロペイ」開始、自社アプリに導入 ・三井不<8801>東京ドーム買収、TOB成立 ・三菱商事<8058>培養肉で連携推進、海外スタートアップと ・トヨタ<7203>日系6社の米新車販売、昨年17%減、回復傾向も補えず ・豊田合成<7282>VBに出資、MaaS向けサービス開発 ・FDK<6955>リチウム電池3割増強、鳥取に新ライン ・東レ<3402>機能繊維素材「ヒトエ」事業拡充、熱中症対策でクラボウと連携 ・三菱ガス<4182>トリニダード・トバゴでメタノール工場稼働、総額1040億円投資 ・ニッケ<3201>新中計、23年度売上高1270億円超へ ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・日銀金融政策決定会合(21日まで) <海外> ・10:30 中・1年物ローンプライムレート(3.85%に据え置き予想) 《ST》
関連銘柄 12件
3116 東証プライム
2,304
5/2 15:00
-11.5(%)
時価総額 432,382百万円
トヨタ系の自動車部品メーカー。シートやドアトリムなど世界有数の内装システムサプライヤー。航空機シートも。自動車生産台数の増加等で日本は黒字転換。車種構成の変化等で中国は堅調。24.3期3Qは収益伸長。 記:2024/04/09
3201 東証プライム
1,355
5/2 15:00
-2(%)
時価総額 117,179百万円
大手毛織物メーカー。衣料用途を中心とした高機能素材・製品に加え、産業用資材や生活用資材を提供。一般企業制服用素材では交通関係向けが販売増。産業機材事業は売上堅調。23.11期通期は増収、営業増益。 記:2024/01/17
3402 東証プライム
715.2
5/2 15:00
-5(%)
時価総額 1,166,835百万円
合繊大手。世界トップの炭素繊維は航空機向けに強み。有機EL関連材料、水処理事業等も手掛ける。24.3期3Qは環境・エンジニアリング事業が堅調。水処理事業は米国、中国で出荷堅調。繊維事業はEV向けが拡大。 記:2024/02/11
4182 東証プライム
2,761
5/2 15:00
-8(%)
時価総額 613,602百万円
化学材料メーカー。半導体用BT材料や超純過酸化水素、光学樹脂を製造、販売する。半導体向けに強い。ガス田開発やメタノールも提供。今期3Q累計は新規連結化や円安が寄与も、芳香族化学品や有機化学品が伸び悩んだ。 記:2024/04/14
4482 東証グロース
711
5/2 15:00
+10(%)
時価総額 14,189百万円
上場企業にIR支援ツールや株主優待導入サービスを提供。ESG開示支援やポイント交換所も。24.12期は株主優待導入支援やESG開示支援の伸長を想定。人件費増や広告費増をこなして最高業績を見込む。増配予定。 記:2024/03/11
5401 東証プライム
3,473
5/2 15:00
-3(%)
時価総額 3,300,465百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
6955 東証スタンダード
782
5/2 15:00
-14(%)
時価総額 27,007百万円
富士通系電子部品メーカー。ニッケル水素電池やリチウム電池などを手掛ける。24.3期3Q累計は電池事業が増収。ニッケル水素電池は海外車載用途向けなどが販売増。電子事業ではスイッチング電源の販売が増加。 記:2024/04/07
7203 東証プライム
3,581
5/2 15:00
-24(%)
時価総額 58,423,968百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7282 東証プライム
3,032
5/2 15:00
-19(%)
時価総額 394,375百万円
合成樹脂やゴム製品が主力のトヨタ系自動車部品メーカー。内外装部品やセーフティシステムなどを展開。顧客の生産台数増加などで日本は大幅増益。欧州・アフリカは増版効果などで黒字転換。24.3期3Qは収益伸長。 記:2024/04/08
8058 東証プライム
3,544
5/2 15:00
-90(%)
時価総額 15,283,436百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。24.3期3Q累計は天然ガス部門が増益。LNG販売事業が牽引。産業インフラ部門なども収益増。 記:2024/02/24
8801 東証プライム
1,618.5
5/2 15:00
+30.5(%)
時価総額 4,549,011百万円
大手不動産会社。オフィスビルや商業施設の賃貸を主力に、マンションや住宅の分譲、不動産仲介、管理、ホテルやリゾート施設の運営も行う。今期3Q累計は売上高、利益ともに過去最高を更新した。賃貸と施設営業が増加。 記:2024/04/01
9983 東証プライム
40,820
5/2 15:00
-370(%)
時価総額 12,989,781百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27