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[相場概況]日経平均は続落、米株急落の流れを受けて売り優勢も23000円台は保持

2020/9/24 16:04 FISCO
*16:04JST [相場概況]日経平均は続落、米株急落の流れを受けて売り優勢も23000円台は保持 日経平均は続落し、下げ幅は200円を超えた。前日の米株式市場では、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が2日目となる下院特別委員会での証言においてパンデミック危機からの回復が依然不透明だと懸念を再表明したことで投資家心理が悪化、調整局面を抜けかけていたように見えていたハイテク株を含め広く売られ、ナスダック総合指数は3%安、NYダウやS&P500種株価指数も2%前後の下落となった。この流れを受けて、日経平均は寄り付き直後に一時200円超下落する場面があったが、即座に下げ渋り、前場は23200円台まで戻して取引を終えていた。機関投資家による中間期末の配当取りを狙った買いなど需給面での要素も下支え役として寄与したようだ。ただ、後場に入ってから、アジア市場が軟調に推移するなか、NYダウ先物がやや下げ幅を拡大すると、これに併せて日経平均も再度下げ幅を拡げる展開となり、結局、本日の安値圏で取引を終えた。 大引けの日経平均は前日比258.67円安の23087.82円となった。東証1部の売買高は12億4782万株、売買代金は2兆2909億円だった。セクター別では、鉄鋼を筆頭に非鉄金属、鉱業、輸送用機器、ゴム製品などが下落率上位となり、ほぼ全面安だった。東証33業種中では精密機器のみが上昇した。東証1部の値下がり銘柄は全体の77%、対して値上がり銘柄は19%であった。 個別では、佐川急便を傘下に持つSGホールディングス<9143>との資本・業務提携を解消する方針を固めたと一部で報じられた日立物流<9086>が一時14%を超える急落となった。ただ、その後、日立物流が「解消ではなく持ち分比率の変更を含めた見直しについて、本日の取締役会の議題としている」と発表したことが報じられて下げ渋り、結局、大引けでは4%安となった。また、欧州での新型コロナウイルスの感染再拡大を嫌気し、欧州地域での売上比率が高い板硝子<5202>が大幅下落したほか、第1四半期の大幅赤字決算がマイナス視されたミツバ<7280>も大きく下げた。一方、今期の大幅増益見通しが好感されたハピネット<7552>が2ケタを超える大幅高となったほか、9月既存店売上高が2カ月ぶりのプラス転換となった、しまむら<8227>、上半期業績予想の上方修正がポジティブ視された日本調剤<3341>やアドソル日進<3837>も大きく上昇した。 東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、ソフトバンク<9434>、任天堂<7974>、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>、富士フイルム<4901>、日立製作所<6501>などが下落した。一方、2020年の半導体製造装置の世界販売額が上方修正されたことが好感された東京エレクトロン<8035>のほか、行政のデジタル化を推進する「デジタル庁」の創設を巡る思惑が続いたNEC<6701>は地合いが悪い中でも大幅高となった。そのほか、武田薬品<4502>、NTT<9432>、HOYA<7741>、サイボウズ<4776>なども上昇した。 《YN》
関連銘柄 21件
3341 東証プライム
1,515
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時価総額 48,553百万円
調剤薬局で国内2位。後発薬の製造・販売や薬剤師紹介・派遣も。24.3期3Q累計は調剤薬局の処方箋枚数が回復。紹介・派遣も伸長。医薬品製造は一時費用解消で黒転。仕入値上昇や販管費増をこなして二桁営業増益に。 記:2024/02/08
3837 東証プライム
1,617
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+8(%)
時価総額 15,184百万円
独立系のシステム開発会社。電力分野に強み。先端産業分野のDX案件獲得にも力注ぐ。24.3期3Q累計は社会インフラ関連やDXシステム対応案件が堅調。販管費増こなして増収増益に。通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/14
4502 東証プライム
4,143
4/24 9:19
+21(%)
時価総額 6,555,365百万円
製薬最大手。糖尿病治療薬のピオグリタゾン、消化性潰瘍治療剤のランソプラゾールなどを展開。希少疾患部門は売上増。フォン・ヴィレブランド病治療剤「ボンベンディ」は米国で需要増。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/10
4776 東証プライム
1,620
4/24 9:19
+38(%)
時価総額 85,468百万円
業務アプリ構築クラウドサービス「kintone」、中小企業向けグループウェア「サイボウズOffice」などを提供。クラウド関連事業は売上好調。23.12期通期は収益伸長。24.12期は2桁増収計画。 記:2024/04/16
3,368
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+47(%)
時価総額 4,189,378百万円
富士フイルムグループの持株会社。デジカメや写真関連、医薬品製造開発受託、高機能材料、オフィス関連等を手掛ける。イメージング部門は堅調。デジタルカメラなどの販売が伸びる。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/25
5202 東証プライム
513
4/24 9:18
+3(%)
時価総額 46,755百万円
大手ガラスメーカー。建築用、自動車用板ガラスを展開。小型ディスプレイ用超薄板ガラス、プリンター向けレンズ、太陽光パネル用ガラス、バッテリーセパレータなど高機能ガラスに定評。業容好調で3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/10
6501 東証プライム
13,625
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+410(%)
時価総額 13,196,794百万円
総合電機大手。ITサービスやエネルギーソリューション、鉄道システム、家電・空調システム等を手掛ける。鉄道システムは大口案件の進展で増収。水・環境部門は空調システム事業が拡大。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/02/10
6701 東証プライム
11,000
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+225(%)
時価総額 3,001,350百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
7203 東証プライム
3,579
4/24 9:19
+68(%)
時価総額 58,391,338百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7267 東証プライム
1,782
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+17.5(%)
時価総額 9,683,896百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
7280 東証プライム
1,474
4/24 9:18
+11(%)
時価総額 67,188百万円
独立系自動車部品メーカー。オートバイ用のスターターモーターで世界トップ。自動車用ワイパーシステムは世界4大メーカーの一角。薄型駆動システムに注力。自動車生産回復と為替影響が寄与し、3Q累計は利益急伸。 記:2024/03/22
7552 東証プライム
3,015
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+66(%)
時価総額 72,511百万円
大手玩具卸。映像や音楽、ビデオゲーム、アミューズメント関連の商材を扱う。バンダイナムコが大株主。映像音楽事業は収益伸長。好調な自社企画グッズの販売等が寄与。特別利益計上。24.3期3Qは大幅最終増益。 記:2024/04/16
7741 東証プライム
18,380
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+835(%)
時価総額 6,636,577百万円
半導体ブランクスやHDDガラス基板で世界首位。眼鏡レンズやコンタクトレンズ、内視鏡、眼内レンズ、人工骨などのライフケア事業でも実績。光学技術に定評。ライフケア、情報通信とも好調で、3Q累計は増収確保。 記:2024/03/31
7974 東証プライム
7,501
4/24 9:19
+3(%)
時価総額 9,741,474百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。当期ミリオンセラータイトル数は自社17、他社7の計24本。新作タイトル好調や円安で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/27
8035 東証プライム
33,990
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+1,490(%)
時価総額 16,030,806百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8227 東証プライム
7,651
4/24 9:19
+4(%)
時価総額 564,850百万円
衣料量販店「ファッションセターしまむら」を運営。低価格の衣料に強み。若者向け業態「アベイル」やベビー業態「バースデイ」も展開。アプリ会員は500万人超。品揃え拡充や地域対応強化が奏功し3Q累計は増収増益。 記:2024/01/26
9086 東証プライム
8,900
2/22 15:00
±0(%)
時価総額 748,508百万円
大手物流企業。3PL事業、重量品の輸送移設等に強み。23.3期3Qは2桁増収増益。国際物流部門は好調。新規案件の稼働等が寄与。米投資ファンドによるTOBは成立。同社株は23年2月24日付けで上場廃止予定。 記:2023/02/08
9143 東証プライム
1,805
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-16(%)
時価総額 1,155,911百万円
大手宅配便会社。飛脚宅配便のデリバリーや倉庫、検品、国際輸送等のロジスティクス、物流施設の開発等を行う。デリバリー事業では平均単価が上昇。新車販売の回復等により、24.3期3Q累計はその他事業が増収。 記:2024/02/03
9432 東証プライム
171.3
4/24 9:19
-0.1(%)
時価総額 15,511,269百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14
9434 東証プライム
1,851
4/24 9:19
+2.5(%)
時価総額 8,861,005百万円
大手キャリア。個人向けのモバイル通信やブロードバンド、法人向け通信ソリューション、プロダクト等の販売、ファイナンスを行う。今期3Q累計は増収も、ペイペイの子会社化に伴う差益の剥落等が利益に影響した。 記:2024/03/04
9984 東証プライム
7,722
4/24 9:19
+204(%)
時価総額 13,304,651百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10