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前場に注目すべき3つのポイント~GAFA銘柄等の上昇が支援材料に

2020/7/21 8:43 FISCO
*08:43JST 前場に注目すべき3つのポイント~GAFA銘柄等の上昇が支援材料に 21日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:GAFA銘柄等の上昇が支援材料に ■イーグル、2Q業績予想 営業損失▲24.0億円 ■前場の注目材料:トヨタ、車載電池を車両工場で内製、田原に組み立て工程 ■GAFA銘柄等の上昇が支援材料に 21日の日本株市場はハイテク主導による底堅い相場展開になりそうだ。20日の米国市場はNYダウが8ドル高だったが、ハイテク主導の上昇により、ナスダックは263Pt高と大幅高となった。売りが先行したが、ウイルスワクチン開発の治験で良好な結果が発表されたほか、米国政府・議会が追加財政策の協議を開始したことが好感され上昇に転じた。アマゾンやアルファベット、テスラが上昇をけん引しており、ハイテク株への支援材料になりそうだ。シカゴ日経225先物清算値は大阪比140円高の22790円。円相場は1ドル107円20銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好からギャップスタートとなろう。GAFA銘柄等が軒並み強い値動きをみせていたこともあり、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への物色に向かわせやすく、日経平均を押し上げる格好になりそうだ。もっとも、レンジ上限である23000円を窺う展開を想定する向きはなく、買い一巡後は5日線レベルでの底堅さを見極める流れといったところだろう。 買い一巡後は次第にこう着感が強まりやすく、短期筋の売り仕掛け的な動きも出やすい場面もあろうが、テスラなど決算前にしての強い値動きであり、米国市場の動向に振らされやすい需給状況の中では売り込みづらいところであろう。また、4連休を控えていることから積極的な売買は手控えられやすく、短期的な値幅取り狙いの売買が中心となろう。本日は上昇が見込まれることから後場は日銀のETF買い入れによる需給面での下支えはなく、次第にこう着となりそうだが、指数インパクトの大きい値がさ株の動向次第では強含みの展開も意識しておきたいところ。 物色は先物主導によるインデックス売買のほか、こちらも連休を控えての短期的な値幅取りにとどまるだろうが、昨日見られた5G関連の他、個別に材料の出ている銘柄等へは、個人主体の資金が集中しやすい。ただし、物色対象は広がりづらいと考えられるため、一部の材料株に資金が集中しやすい。値幅は出やすいものの、資金の逃げ足の速さには注意しておく必要があるだろう。 ■イーグル、2Q業績予想 営業損失▲24.0億円 イーグル<6486>は第2四半期業績予想を発表。売上高は前年同期比21.2%減の570億円、営業損失は24.0億円(前年同期は40.36億円の黒字)。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、合理的な業績予想の算定ができないため未定としておりましたが、現時点で入手可能な情報に基づき算定し、公表することといたしました。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、主に自動車・建設機械業界向け事業における国内外の販売が大幅に減少。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(22717.48、+21.06) ・NYダウは上昇(26680.87、+8.92) ・ナスダック総合指数は上昇(10767.09、+263.90) ・シカゴ日経225先物は上昇(22790、大阪比+140) ・SOX指数は上昇(2110.47、+41.48) ・VIX指数は低下(24.46、-1.22) ・米原油先物は上昇(40.92、+0.17) ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・米財政刺激策への期待 ・コロナ収束後の業績回復期待 ・トヨタ<7203>車載電池を車両工場で内製、田原に組み立て工程 ・J−オイルミルズ<2613>商品削減、油脂など年内完了 ・ダイセル<4202>ポリプラスチックスを完全子会社化、1685億円出資 ・三菱ケミHD<4188>仏半導体材料開発VBに出資 ・塩野義薬<4507>ワクチン3000万人分供給、21年末までに ・日本特殊陶業<5334>DX推進、国内工場の稼働状況、即時に情報共有 ・井関農機<6310>昨年の特許査定率1位に ・東芝<6502>海外拠点にサイバー攻撃検知ツール配備、監視レベル強化 ・フェローテク<6890>中国新工場の投資上積み、60億円増 ・NEC<6701>愛知県がんセンターとAI活用のがん免疫療法で研究 ・ナノキャリア<4571>アキュルナを吸収合併、DDSを継続開発 ・ヘリオス<4593>再生医療の研究加速、新施設開設 ・日本触媒<4114>新材料開発にデータ解析の専門部署 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 6月全国消費者物価指数(生鮮品除く)(前年比予想:-0.1%、5月:-0.2%) <海外> ・10:30 豪準備銀行7月理事会議事要旨 ・11:30 ロウ豪準備銀行総裁講演 《ST》
関連銘柄 14件
2613 東証プライム
1,949
5/13 15:00
-55(%)
時価総額 65,307百万円
食用油脂で国内2位。業務用に強み。ミールや油脂加工品なども。24.3期は食用油脂の販売重量が振るわず。だが価格改定進展。ミールの販価上昇も貢献し、計画を上回る利益改善に。通期利益計画を上方修正。増配予定。 記:2024/01/17
4114 東証プライム
1,532.5
5/13 15:00
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時価総額 239,070百万円
化学品メーカー。酸化エチレンやアクリル酸等の基礎化学品と、高吸水性樹脂や医薬中間体等の機能性化学品等を製造、販売する。アクリル酸と高吸水性樹脂で高シェア。今期3Q累計は海外市況や原料価格の下落が影響した。 記:2024/04/14
4188 東証プライム
901.6
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時価総額 1,358,069百万円
国内最大の総合化学メーカー。アクリル樹脂原料や炭素繊維、光学用フィルムに強み。24.3期3Q累計は石化製品の需要が振るわず。だが産業ガスや医薬品が好調。減損損失減少も利益に効く。通期最終増益・増配を計画。 記:2024/02/14
4202 東証プライム
1,576
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時価総額 477,438百万円
化学中堅。世界首位の自動車エアバッグ用ガス発生装置や液晶フィルム材料に強み。自動車生産の回復で自動車エアバッグ用インフレータは販売数量増。コスメ・健康食品事業は売上増。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/03/31
4507 東証プライム
7,629
5/13 15:00
+140(%)
時価総額 2,377,090百万円
製薬メーカー。抗HIV薬や抗インフル薬など感染症分野に強み。24.3期3Q累計は海外子会社及び輸出の売上が増加。セフィデロコルが欧米で伸びる。ロイヤリティー収入ではHIVフランチャイズ販売が堅調。 記:2024/03/05
4571 東証グロース
180
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時価総額 12,627百万円
創薬ベンチャー。組織再生やワクチン、がんの領域で医薬品を開発。mRNA医薬品開発から製造、非臨床開発、導出まで行う。今期3Q累計は化粧品材料供給収入やライセンス収入等を計上。利益は改善傾向となった。 記:2024/04/15
4593 東証グロース
154
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-1(%)
時価総額 13,880百万円
幹細胞技術を利用した細胞薬を開発中のバイオベンチャー。iPS細胞を活用した再生医療製品の開発も。Arktus Therapeutics社に戦略的投資実施。研究開発費減少。23.12期3Qは増収、損益改善。 記:2024/01/27
5334 東証プライム
4,798
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-58(%)
時価総額 979,632百万円
点火ブラグや排ガスセンサなどの自動車部品が柱。セラミック製品や半導体装置製品も。配当性向4割目安。セラミック事業は伸び悩むが、自動車関連は堅調。新車組付け用製品は販売底堅い。24.3期3Qは増収増益。 記:2024/02/04
6310 東証プライム
1,031
5/13 15:00
-7(%)
時価総額 23,698百万円
大手農業機械メーカー。稲作や野菜栽培用のトラクタや耕うん機等の整地用機械に加え、田植機や移植機等の栽培用機械、収穫用機械を製造、販売する。23年12月期の売上高は過去最高となった一方、販管費が増加した。 記:2024/03/07
6486 東証プライム
1,817
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時価総額 90,410百万円
メカニカルシールメーカー。流体、気体の漏れを防止するメカニカルシールや磁性流体シール、特殊バルブ等を製造、販売する。自動車向けが主力。今期3Q累計は自動車向け等が増加も、原材料価格や固定費が重しとなった。 記:2024/02/07
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6701 東証プライム
10,770
5/13 15:00
+45(%)
時価総額 2,938,595百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
2,955
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+20(%)
時価総額 138,711百万円
半導体・FPD製造装置部品を製造・販売。真空シールに強み。半導体製造工程向け消耗品も。24.3期3Q累計はパワー半導体用基板が好調。だが半導体装置部品の調整長びく。生産能力増強に向け国内外で工場を建設中。 記:2024/04/11
7203 東証プライム
3,366
5/13 15:00
-59(%)
時価総額 54,916,246百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29