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前場に注目すべき3つのポイント~大幅上昇の反動による利食い優勢の展開も押し目拾いのスタンス

2020/6/17 8:46 FISCO
*08:46JST 前場に注目すべき3つのポイント~大幅上昇の反動による利食い優勢の展開も押し目拾いのスタンス 17日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:大幅上昇の反動による利食い優勢の展開も押し目拾いのスタンス ■前場の注目材料:フェローテク、20/3期営業利益31.5%減60.12億円、2Q予想30億円 ■CKD、日米で半導体製造装置部品を増産、5G向けに根強い需要 ■大幅上昇の反動による利食い優勢の展開も押し目拾いのスタンス 17日の日本株市場は、利食い優勢の展開になりそうだ。16日の米国市場ではNYダウが526ドル高となった。5月小売売上高が過去最大の伸びを記録したことや低コストの抗炎症薬でウイルス重症患者の生存率を高めることが明らかとなったほか、トランプ政権が1兆ドル規模のインフラ支出を検討しているとの報道が好感された。シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円安の22345円。円相場は1ドル107円30銭台で推移している。 小売売上高を材料視した米国市場の上昇は好感されるが、昨日の米株先物の上昇で織り込まれており、一方で日経平均の1000円超の上昇に対する利益確定の流れに向かいやすいだろう。また、中国が新型コロナ感染の再燃でウイルス対策の水準を引き上げたほか、米国でもテキサス州やフロリダ州で感染者数や入院患者数の増加が伝えられるなど、感染第2波への警戒感も強まりやすいところ。さらに北朝鮮の地政学リスクへの警戒も手掛けづらくさせよう。 ただし、利食い先行としても昨日の大幅上昇の反動といったところであり、売り一巡後は押し目拾いのスタンスになろう。日経平均は25日線を支持線としたリバウンドにより、5日線を一気に突破してきている。5日線は22400円処に位置しており、この辺りでの底堅い値動きをみせてくるようだと、ショートカバーの流れが強まりやすい。物色の流れとしては個別に材料の出ている銘柄の他、感染第2波への警戒からバイオ株のほか、テレワークなどへの循環物色といったところだろう。また、短期資金が中心とはいえ、地政学リスクへの警戒から防衛関連などへの値幅取り狙いの資金が集中しやすいだろう。 その他、グローベックスの米株先物の動向を睨みながらの展開になりそうだが、NYダウ先物は100ドル安程度で推移しており、先物主導による短期の売り仕掛け的な動きが意識されやすいところ。もっとも、ポジションを大きく傾ける流れにはなく、売り仕掛け的な局面においては、冷静に下値を拾うタイミングを見極めたいところであろう。 ■フェローテク、20/3期営業利益31.5%減60.12億円、2Q予想30億円 フェローテク<6890>は2020年3月期決算を発表。売上高は前期比8.8%減の816.13億円、営業利益は同31.5%減の60.12億円だった。半導体や有機ELパネルメーカーの設備投資の調整局面が続いたほか、デバイスメーカー各社が在庫調整を継続した影響。一方で、デバイス事業は、5G用の移動通信システム機器、PCR等の医療検査装置向けは概ね計画とおりに推移。4-9月期予想は売上高が前年同期比4.4%減の400億円、営業利益は同15.9%減の30億円を計画。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(22582.21、+1051.26) ・NYダウは上昇(26289.98、+526.82) ・ナスダック総合指数は上昇(9895.87、+169.84) ・SOX指数は上昇(1965.69、+34.68) ・VIX指数は低下(33.67、-0.73) ・米原油先物は上昇(38.38、+1.26) ・日銀のETF購入 ・世界的な経済活動再開 ・日米欧の大型経済対策 ・コロナ収束後の業績回復期待 ・CKD<6407>日米で半導体製造装置部品を増産、5G向けに根強い需要 ・ダイキン<6367>東大発VBとアフリカで空調サブスク ・ソフトバンクG<9984>売却検討、24%保有のTモバイル株 ・三井物産<8031>ロンドンでEVバス受注、カエタノ製提供 ・伊藤忠<8001>舶用アンモニア燃料、シンガポールで共同研究、伊藤忠など ・富士通<6702>チャットボット受注拡大、自治体・保健所・医療向け ・日産自<7201>米にSUV今秋投入、ローグ全面改良、業績立て直しのカギに ・シークス<7613>海外工場をクラウド管理、第2波・3波に備え ・ローム<6963>低オン抵抗のパワー半導体、車載駆動装置向け ・東エレク<8035>マクロ検査装置、ウエハー表面欠陥を高速検出 ・日本電気硝子<5214>全固体ナトリウム電池、実用レベルの性能確認 ・グンゼ<3002>環境資材拡充、撚糸技術活用で中国参入も ・第一三共<4568>遺伝子ワクチン開発、来春、東大とヒトで臨床 ・住友ベークライト<4203>AI・IoTで基幹工場を自動制御、生産効率20%向上 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 5月貿易収支(予想:-1兆300億円、4月:-9319億円) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 15件
3002 東証プライム
5,160
11/22 15:30
+40(%)
時価総額 89,237百万円
1896年創業の繊維・化学メーカー。男性用下着で国内シェアトップクラス。シートベルト用ミシン糸などでも高シェア。縫合補強材などのメディカル事業も展開。機能ソリューション事業では海外拡販の強化等に取り組む。 記:2024/06/13
4203 東証プライム
3,794
11/22 15:30
+14(%)
時価総額 355,718百万円
1932年設立のプラスチック製品メーカー。半導体関連材料、高機能プラスチックなどの製造・販売を行う。半導体封止材で世界トップシェア。半導体関連材料では封止材のグローバル供給体制の強化、拡販に取り組む。 記:2024/10/09
4568 東証プライム
4,435
11/22 15:30
-48(%)
時価総額 8,635,096百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
5214 東証プライム
3,456
11/22 15:30
+30(%)
時価総額 343,951百万円
薄型パネルディスプレイ用ガラスや電子デバイス用ガラス、ガラスファイバ等を手掛ける。FPD用ガラス、自動車部品用ガラス繊維で高シェア。28.12期売上高4000億円目標。高付加価値製品の開発、事業化推進。 記:2024/10/20
6367 東証プライム
18,295
11/22 15:30
-90(%)
時価総額 5,362,521百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6407 東証プライム
2,506
11/22 15:30
-9(%)
時価総額 170,180百万円
空気圧機器、駆動機器、自動機械装置等を手掛ける機械メーカー。愛知県小牧市に本社。空気圧機器で国内シェアトップクラス。流体制御技術などが強み。配当性向40%目安。グローバル化の加速で海外市場の拡大図る。 記:2024/10/04
6702 東証プライム
2,757
11/22 15:30
+16(%)
時価総額 5,710,045百万円
国内最大のITサービス企業。1935年設立。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。成長領域のサービスソリューションに注力。欧州の構造改革は25年度に完了予定。 記:2024/10/20
2,475
11/22 15:30
-41(%)
時価総額 116,617百万円
真空シール、石英製品、セラミックス製品等の製造・販売を行う半導体等装置関連事業が主力。サーモモジュール、パワー半導体用基板等の電子デバイス事業も。デジタル化・自動化の推進などで生産効率の向上を図る。 記:2024/10/06
6963 東証プライム
1,414
11/22 15:30
-32.5(%)
時価総額 570,917百万円
半導体・電子部品メーカー。LSI事業、半導体素子事業が柱。パワーダイオードや小信号ダイオードは世界シェア上位。SiCなどパワーデバイスは生産能力増強進める。LSIの新商品開発で新規需要の獲得図る。 記:2024/10/20
7201 東証プライム
406.3
11/22 15:30
-5.7(%)
時価総額 1,714,877百万円
大手自動車メーカー。1933年設立。仏ルノー、三菱自動車とアライアンス形成。プロパイロットなど自動運転化技術等に強み。日本は電動車のモデルミックス向上、中国では日産ブランド車のラインナップ刷新図る。 記:2024/10/07
7613 東証プライム
1,156
11/22 15:30
+13(%)
時価総額 58,262百万円
EMS(電子機器製造受託)国内最大手。1992年にサカタインクスの海外事業部が分離・独立して設立。電子部品の調達サービス、プラスチック成形等も。24年11月にインド・ベンガルールに販売会社を設立予定。 記:2024/09/02
8001 東証プライム
7,581
11/22 15:30
-4(%)
時価総額 12,015,051百万円
1858年創業の大手総合商社。繊維、金属、食料、機械、エネルギー・化学品、住生活分野などで事業展開。伊藤忠エネクス、伊藤忠食品などを傘下に持つ。総還元性向50%目途。川下ビジネスの開拓・進化等に取り組む。 記:2024/08/30
8031 東証プライム
3,305
11/22 15:30
+35(%)
時価総額 10,005,514百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17