マーケット
6/27 14:02
39,303.80
-363.27
39,127.80
+15.64
暗号資産
FISCO BTC Index
6/27 14:22:07
9,801,948
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後は次第に底堅さが意識されやすい

2020/6/10 8:54 FISCO
*08:54JST 前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後は次第に底堅さが意識されやすい 10日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:売り一巡後は次第に底堅さが意識されやすい ■前場の注目材料:堀場製、20/12予想 営業利益28%減の150憶円 ■住友鉱<5713>太陽エネ社会へ大型プロ始動、東北大と連携 ■売り一巡後は次第に底堅さが意識されやすい 10日の日本株市場は、米国市場の流れを受けて売りが先行しようが、その後は底堅さが意識されよう。9日の米国市場では、NYダウが300ドル安だった。米国の4月JOLT求人件数が2014年来で最小を記録し速やかな回復期待が後退、投資家心理の悪化が嫌気された。シカゴ日経225先物清算値は大阪比220円安の22890円。円相場は1ドル107円70銭台と円高に振れて推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売りが先行しよう。ただし、米国ではハイテク株の一角が強い動きをみせているほか、新型コロナの影響が大きかったセクターに対しては、足元の上昇に対する利益確定といった動きだった。過熱感が警戒されていたこともあり、リバランスの流れといったところであろう。 そのため、売り一巡後は次第に底堅さが意識されやすく、押し目拾いのスタンスになろう。SQを控えているため大きく仕掛けてくる動きは考えづらく、例え売り仕掛け的な動きをみせたとしても、早い段階でショートカバーに向かわせそうだ。底堅さが意識される中、再び23000円を意識したスタントとなろう。 物色の流れとしては、米国同様、足元で見直されていたセクターには利食いが出やすい一方、昨日利食いに押されていたハイテク株等へは自律反発狙いの資金流入が意識されやすいところ。その他は、個別に材料が出た銘柄に対する短期筋の値幅取り狙いによる売買が中心になりやすいだろう。 テクニカル的には、日経平均は上昇する5日線に沿ったトレンドを形成している。5日線は22890円辺りに位置しており、同水準での攻防からの動向を見極めたいところである。 ■堀場製、20/12予想 営業利益28%減の150憶円 堀場製<6856>は2020年12月期の予想を発表。売上高は前期比7%減の1870億円、営業利益は28%減の150億円を見込む。自動車や環境機器関連が、新型コロナウイルスの影響で製品出荷、検収に遅れが発生する。方で半導体システム機器は、テレワークの拡大などにより需要増加が見込まれる。 ■前場の注目材料 ・ナスダック総合指数は上昇(9953.75、+29.01) ・米原油先物は上昇(38.94、+0.75) ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・世界的な経済活動再開 ・日米欧の大型経済対策 ・コロナ収束後の業績回復期待 ・住友鉱<5713>太陽エネ社会へ大型プロ始動、東北大と連携 ・DMG森精機<6141>奈良駅前にDX拠点新設、人材交流も推進 ・フェローテク<6890>EV冷却用感温性磁性流体、水ベースで不燃性 ・LIXIL G<5938>ホームセンター事業売却、600億円で ・ソニー<6758>ソニー子会社、12日に「PS5」イベント ・インフォコム<4348>化学物質の毒性予測拡充、米VBと代理店契約 ・豊田通商<8015>NECと養殖魚自動測定、対象20cm以上に拡大 ・ホンダ<7267>システム障害で出荷見合わせ ・IHI<7013>バイオジェット燃料で国際規格取得 ・富士通<6702>製造業の在宅勤務支援、生産準備ツール無償提供 ・リバーエレテック<6666>200℃対応水晶発振器、航空宇宙向け ・古河電工<5801>古河電池とシンプル構造の蓄電池、トータルコスト半減 ・帝人<3401>炭素繊維とポリカ樹脂、“持ち運べるクルマ”に採用 ・日本板硝子<5202>英から助成金、抗ウイルスガラス開発加速 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 5月企業物価指数(前年比予想:-2.4%、4月:-2.3%) ・08:50 4月機械受注(船舶・電力を除く民需)(前月比予想:-7.0%、3月:-0.4%) <海外> ・10:30 中・5月消費者物価指数(前年比予想:+2.7%、4月:+3.3%) ・10:30 中・5月生産者物価指数(前年比予想:-3.3%、4月:-3.1%) 《ST》
関連銘柄 15件
3401 東証プライム
1,346.5
6/27 13:54
-16(%)
時価総額 266,545百万円
大手総合化学メーカー。自動車向け成形材料やアラミド繊維、炭素繊維等の高機能繊維や材料、繊維や、医薬品等を手掛ける。今期3Q累計の売上高は前年並みも、医薬品導入一時金や後発品参入等が利益に影響した。 記:2024/04/10
4348 東証プライム
6,060
6/27 13:53
+10(%)
時価総額 349,056百万円
国内最大級の電子コミック配信サービス「めちゃコミック」を運営。介護領域向けITソリューション等も。電子コミック配信サービスは従量課金コースの利用が伸びる。特別損失は減少。24.3期3Qは大幅最終増益。 記:2024/02/26
5202 東証プライム
426
6/27 13:54
+2(%)
時価総額 38,826百万円
大手ガラスメーカー。1918年創業。住友グループ。2006年に英国ピルキントン社を買収。建築用ガラス、自動車用ガラスが柱。取引先の生産回復で自動車用ガラス事業は売上順調。27.3期営業利益640億円目標。 記:2024/06/15
5713 東証プライム
4,969
6/27 13:54
+1(%)
時価総額 1,445,055百万円
大手非鉄。銅、ニッケル、金を手掛け、事業連携による材料調達や製品開発に特徴。大電流・大面積仕様にも応用可能なプリンテッドエレクトロニクス用の厚膜導電性インクを開発。車載用電池材料の増販で、3Q累計は増収。 記:2024/02/23
5801 東証プライム
4,047
6/27 13:54
-56(%)
時価総額 285,989百万円
国内電線大手。光ファイバ・ケーブルで世界トップ。リチウムイオン電池材料やHDD用アルミ基板でも世界首位級。地中埋設管「エフレックス」を100%再生材化。情報通信ソリューションが伸び悩み、3Q累計は足踏み。 記:2024/03/29
5938 東証プライム
1,690.5
6/27 13:54
-4(%)
時価総額 485,359百万円
住宅設備機器メーカー大手。トステム、INAX、新日軽等が統合して誕生。水廻り設備や金属製建材に強み。住宅窓サッシで国内トップシェア。リフォーム関連製品は売上順調。循環型素材「レビア」の拡販等に取り組む。 記:2024/06/11
6141 東証プライム
4,237
6/27 13:54
-42(%)
時価総額 533,667百万円
日系4大工作機械メーカーの一角。NC旋盤・マシニングセンタでトップ級で、高生産性旋盤に定評。グローバル展開積極化。工作機械受注に占める自動化案件比率は37%。コスト構造改善効果で、23.12期は増収増益。 記:2024/02/22
6666 東証スタンダード
502
6/27 13:47
+2(%)
時価総額 4,364百万円
水晶デバイスが主力の電子部品メーカー。世界最小の水晶振動子・水晶発振器を手掛ける。短納期化に定評。水晶製品事業は在庫調整等が響く。24.3期3Qはその他の電子部品事業が増収。民生機器向け抵抗器が売上貢献。 記:2024/04/16
6702 東証プライム
2,496.5
6/27 13:54
+40.5(%)
時価総額 5,170,521百万円
国内最大のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。事業ポートフォリオの変革は順調。サービスソリューションが成長領域。26.3期売上4.2兆円目標。 記:2024/04/30
6758 東証プライム
13,460
6/27 13:54
+150(%)
時価総額 16,974,164百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6856 東証プライム
12,550
6/27 13:54
+485(%)
時価総額 533,789百万円
大手分析機器メーカー。自動車向けの排ガス測定装置やテストシステム、環境計測器、医療診断計測器、半導体計測器等を提供する。エンジン計測器で世界シェアトップ。23年12月期は自動車セグメントを中心に増加した。 記:2024/03/10
2,786
6/27 13:54
-20(%)
時価総額 130,778百万円
半導体・FPD製造装置部品を製造・販売。真空シールに強み。半導体製造工程向け消耗品も。24.3期3Q累計はパワー半導体用基板が好調。だが半導体装置部品の調整長びく。生産能力増強に向け国内外で工場を建設中。 記:2024/04/11
7013 東証プライム
4,467
6/27 13:54
+79(%)
時価総額 690,956百万円
陸上・航空宇宙・船舶海洋の総合重機製造。ターボチャージャーや航空エンジン、原子炉格納容器で実績。24.3期3Qは資源・エネルギー・環境部門が増収。東南アジアの大型発電所プロジェクトの進捗などが寄与。 記:2024/04/07
7267 東証プライム
1,709
6/27 13:54
-9(%)
時価総額 9,287,193百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
8015 東証プライム
3,128
6/27 13:54
±0(%)
時価総額 1,107,490百万円
トヨタグループの総合商社。2006年にトーメンと合併。自動車関連、アフリカビジネスに強み。ラオス首都空港国際線ターミナルの運営等にも携わる。モビリティ部門は順調。27.3期ROE13%以上維持が目標。 記:2024/06/13