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前場に注目すべき3つのポイント~ファーストリテが指数のけん引役に

2020/6/3 9:05 FISCO
*09:05JST 前場に注目すべき3つのポイント~ファーストリテが指数のけん引役に 3日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:ファーストリテが指数のけん引役に ■前場の注目材料:日精工、20/3期営業利益70.2%減 236億円 ■日野自<7205>運送にブロックチェーン導入、履歴管理・積載を効率化 ■ファーストリテが指数のけん引役に 3日の日本株市場は、米株高の流れを引き継ぐ格好から、買い優勢の相場展開が期待 される。2日の米国市場ではNYダウが267ドル高だった。経済活動の再開で見通しが改 善したことが下支えとなった。全米抗議デモの激化や米中対立がリスクとなり、一時 上値を抑えたが、引けにかけては上げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪 比280円高の22650円。円相場は1ドル108円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、ギャップスタートになりそうである。為替相 場の円安傾向や原油先物相場の上昇なども材料視されやすく、インデックスに絡んだ 資金流入が意識されやすい。また、指数インパクトの大きいファーストリテ<9983>が2 日発表した「ユニクロ」の5月既存店売上高は、前年同期比18.1%減で3カ月連続のマ イナスだった。ただし、4月(56.5%減)より減少幅が縮小しているほか、客単価は1 9.1%増えて4カ月連続のプラスとなっており、好材料視される可能性から、指数のけ ん引役になりそうである。 また、過熱感が警戒されているが、出来高は膨れておらず、足元の価格帯は真空地 帯でもあるため、トレンドが出やすい水準。そのため、指数の上昇ほど過熱感はな く、反対にリスクオンの流れから海外勢の資金流入が観測されてきており、トレンド 追随になろう。また、調整局面においても年金資金とみられるインデックス型の資金 流入が継続しており、売り方は仕掛けづらく、ショートポジションは避けたいところ であろう。 また、TOPIX先物は1600ポイントを回復してきている。2月下旬以来の水準を回復し てきており、経済活動再開に伴う景気回復期待により、新型コロナウイルス感染拡大 による下落部分を吸収する流れも意識されやすいだろう。本日はインデックスに絡ん だ資金流入が中心になりやすく指数インパクトの大きい銘柄がけん引する格好になり そうだが、新型コロナの影響から大きく売り込まれていたセクターや銘柄への見直し も循環物色としてみられよう。 ■日精工、20/3期営業利益70.2%減 236億円 日精工<6471>が発表した2020年3月期決算は、売上高が前期比16.2%減の8310.34億円、営業利益は同70.2%減の236.04億円だった。産業機械事業は、スマートフォン及び自動車市場が低調に推移したほか、新型コロナウイルス感染拡大により各地域で経済活動が停滞した影響。自動車事業は、中国や欧州を中心にグローバルで自動車市場が低迷した。2021年3月期については、世界的な経済活動の回復時期を見通すことが非常に困難な状況であるため未定としている。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(22325.61、+263.22) ・NYダウは上昇(25742.65、+267.63) ・ナスダック総合指数は上昇(9608.38、+56.33) ・シカゴ日経225先物は上昇(22650、大阪比+280) ・1ドル108円60-70銭 ・SOX指数は上昇(1883.41、+40.17) ・VIX指数は低下(26.84、-1.39) ・米原油先物は上昇(36.81、+1.37) ・日銀のETF購入 ・世界的な経済活動再開 ・日米欧の大型経済対策 ・コロナ収束後の業績回復期待 ・日野自<7205>運送にブロックチェーン導入、履歴管理・積載を効率化 ・菊池製作所<3444>低価格の消毒剤噴霧ロボ受注開始、公共施設向け ・タカラバイオ<4974>唾液でPCR検査確認、キット保険適用対象に ・KDDI<9433>同性パートナーの子どもも「家族」、手当など適用 ・新生銀<8303>NZノンバンクを515億円で買収、小口ファイナンス強化 ・日産自<7201>バルセロナ工場閉鎖、費用1800億円!? ・ソニー<6758>「PS5」お披露目延期、米の抗議デモで ・日本電産<6594>EV駆動モーターシステム、中国・吉利に供給 ・住友ゴム<5110>三井住友信託銀とPIF契約 ・川重<7012>双腕ロボ使い自動検温、ミュージアム再開で新戦力 ・タクマ<6013>新工場にサプライチェーン・ラボ開設、ボイラ部品をICT管理 ・NEC<6701>官公庁向けクラウド強化、行政デジタル化促進 ・東芝<6502>IT基盤構築の子会社設立 ・大日印<7912>ベビーケアルーム拡販、Trimと資本提携 ・富士通<6702>クアルトリクスと提携、DX推進 ・東芝<6502>VB出資、電子レシート強化 ・三井化学<4183>車・食品包材で新組織、社会変化に対応 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:30 豪・1-3月期GDP(前年比予想:+1.4%、10-12月期:+2.2%) ・10:45 中・5月財新サービス業PMI(予想:47.3、4月:44.4) 《ST》
関連銘柄 18件
3444 東証スタンダード
346
4/26 15:00
-1(%)
時価総額 4,269百万円
精密機器や電気機器、自動車部品向けの試作・金型製品などを製造・販売。装着型アシストスーツやドローンの開発も。足元では試作金型中心に引き合い件数が増加傾向に。特別利益計上。24.4期2Qは最終損益改善。 記:2024/02/04
4183 東証プライム
4,383
4/26 15:00
+84(%)
時価総額 897,481百万円
大手総合化学メーカー。ライフ&ヘルスケア、モビリティ、ICTなど4事業を展開する。ケメガネレンズ材料やフォトマスク防塵カバーで世界シェアトップ。今期3Q累計は需要低迷が販売に影響した。子会社も売却した。 記:2024/04/14
4974 東証プライム
1,015
4/26 15:00
+1(%)
時価総額 122,222百万円
バイオ産業支援会社。研究開発用試薬や診断薬、理化学機器に加え、医薬品受託サービスを提供する。創薬基盤技術の開発、がん治療薬も提供する。今期3Q累計は検査関連製品やライフサイエンス関連が足踏みとなった。 記:2024/02/24
5110 東証プライム
1,850.5
4/26 15:00
+8.5(%)
時価総額 486,761百万円
大手タイヤメーカー。自動車やトラック等向けのタイヤの製造、販売に加え、ゴルフ用品やテニス用品、スポーツ事務の運営等も行う。23年12月期はタイヤの売上が1兆円超となった。スポーツの利益は過去最高となった。 記:2024/04/16
6013 東証プライム
1,940
4/26 15:00
+25(%)
時価総額 161,020百万円
産業廃棄物処理施設や水処理施設を設計・建設。バイオマス発電施設にも強み。国内環境・エネルギー事業は受注増。エネルギープラントの新設7件などを受注。設備・システム事業は売上堅調。24.3期3Qは増収。 記:2024/02/14
6471 東証プライム
851.8
4/26 15:00
-12.9(%)
時価総額 469,570百万円
国内最大のベアリングメーカー。産業機械軸受と精密位置決め用部品を手掛ける。自動車軸受や自動車部品等も。24.3期3Qは増収。自動車事業が売上下支え。自動車生産台数の増加で日本、米州などで売上が増加。 記:2024/02/26
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6594 東証プライム
7,115
4/26 15:00
+229(%)
時価総額 4,242,561百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6701 東証プライム
10,945
4/26 15:00
+195(%)
時価総額 2,986,343百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
6702 東証プライム
2,425.5
4/26 15:00
-57(%)
時価総額 5,023,472百万円
国内最大、世界有数のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。24.3期2Qは小幅増収。サービスソリューションが売上下支え。コンサル等の需要が拡大。 記:2024/01/16
6758 東証プライム
12,770
4/26 15:00
+10(%)
時価総額 16,104,017百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
7012 東証プライム
4,713
4/26 15:00
+65(%)
時価総額 791,416百万円
総合重機大手。発電設備、二輪車、造船、鉄道車両、航空機等を展開。エネルギーソリューション&マリン事業は堅調。LPG/アンモニア運搬船の増収効果などが寄与。車両事業は売上増。24.3期2Q累計は増収。 記:2024/01/16
7201 東証プライム
549
4/26 15:00
+2.3(%)
時価総額 2,317,173百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7205 東証プライム
452.3
4/26 15:00
-10.3(%)
時価総額 259,883百万円
トラック・バスメーカー。大型や中型、小型のトラック、観光バスや路面バスを製造、販売する。ディーゼルエンジンや自動車部品も提供する。今期3Q累計は国内販売台数が増加も、原材料価格の高騰や一時費用が重し。 記:2024/03/11
7912 東証プライム
4,555
4/26 15:00
+62(%)
時価総額 1,445,028百万円
大手印刷会社。印刷や加工技術を基に、出版やイメージング、マーケティング、セキュリティ、パッケージ、高機能材などを展開。UBEと合弁会社設立し、材料分析分野での協業を推進。注力事業好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/10
8303 東証スタンダード
2,766
9/27 15:00
-32(%)
時価総額 567,127百万円
旧日本長期信用銀行。消費者金融のレイクが主力。SBI傘下。法人業務はストラクチャードファイナンスに強み。法人業務では利息収入が増加。個人業務ではアプラスの割賦収益等が増加。24.3期1Qは黒字転換。 記:2023/08/16
9433 東証プライム
4,380
4/26 15:00
+33(%)
時価総額 10,092,308百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9983 東証プライム
41,390
4/26 15:00
-150(%)
時価総額 13,171,167百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27