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前場に注目すべき3つのポイント~ファーストリテが下支え的な動きをみせるか注目

2020/3/17 8:38 FISCO
*08:38JST 前場に注目すべき3つのポイント~ファーストリテが下支え的な動きをみせるか注目 17日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:ファーストリテが下支え的な動きをみせるか注目 ■前場の注目材料:日製鋼、20/3期営業利益 下方修正180億円←190億円、コンセンサス範囲内 ■リコー、みずほリースにリース社株売却、367億円で ■ファーストリテが下支え的な動きをみせるか注目 17日の日本株市場は、過去2週間で3回目のサーキットブレーカー発動となった米国市場の流れを嫌気する格好から、波乱の相場展開が続きそうだ。16日の米国市場は、NYダウが3000ドル近く下落した。 米連邦準備制度理事会(FRB)が週末に緊急追加利下げでゼロ金利政策に踏み切り、量的緩和を再開することを発表したものの、大規模緩和が逆に投資家の恐怖感に繋がり寄り付きでサーキットブレーカーが発動する状況。その後も、トランプ大統領が会見で、新型コロナウイルスによる危機が7-8月頃まで継続する可能性を警告すると、下げ幅を一段と広げ安値圏で引けている。 シカゴ日経225先物清算値は大阪比620円安の16220円。安いところでは15860円まで売られる局面もみられていた。円相場は1ドル105円90銭台で推移している。グローベックスの米株先物の弱い値動きから下げは想定されていたが、3000ドル近い下げはネガティブである。シカゴ先物にサヤ寄せする格好からギャップスタートとなろうが、先週末の安値をあっさり割り込んでくるため、下値不安が一段と強まりそうだ。 もっとも、AIアルゴ取引に振らされる格好から先物主導による下げが見込まれるが、シカゴ先物が一時15860円まで下げていることもあり、下値を拾う流れにもなりづらいだろう。各国中央銀行の金融政策によっても下げ止まらない状況であり、売り優勢の展開。ヘッジ対応で先物を売り建てる動きも出ており、売り安心感にもつながる展開が警戒されそうだ。 とはいえ、日銀のETF買い入れにより、押し上げる効果は限られるとしても、ショックアブソーバ的な役割は期待される。売り一巡後の底堅さが意識されてくるようだと、買い戻しも期待されるところ。また、ADR市場では全般軟調な中で、ファーストリテ<9983>、TDK<6762>、太陽誘電<6976>の強さが目立っていた。ファーストリテは閉鎖していた中国の店舗が徐々に再開してきている。ヨーロッパ各国の影響は警戒されようが、指数インパクトが大きいだけに、下支え的な動きをみせてくるかが注目される。 ■日製鋼、20/3期営業利益 下方修正180億円←190億円、コンセンサス範囲内 日製鋼<5631>は2020年3月期業績予想の修正を発表。営業利益は従来の190億円から180億円に下方修正した。ただし、コンセンサス(160-190億円)の範囲内である。新型コロナウイルスの感染拡大による物流の停滞や渡航制限に伴う、製品の出荷や検収の遅れが重荷となる。 ■前場の注目材料 ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・大型財政出動による景気下支え ・株安局面での自社株買い ・来期の業績回復期待 ・コマツ<6301>国内初の電動ミニショベル、コロナ収束後レンタル ・シャープ<6753>21年度めど液晶分社化、上場を視野に検討 ・トヨタ自<7203>分散型台帳技術を活用、実証、外部と連携し年度内に実用化 ・日産自<7201>ネットで申し込む新車リース開始 ・キヤノン<7751>九州工場再開、デジカメ部品調達が安定 ・リコー<7752>みずほリースにリース社株売却、367億円で ・日本触媒<4114>三洋化成と10月統合、次世代電池、主力に育成 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・09:30 豪準備銀行が3月理事会議事要旨公表 《SF》
関連銘柄 11件
4114 東証プライム
1,879
11/22 15:30
+29(%)
時価総額 293,124百万円
アクリル酸等の基礎化学品、高吸水性樹脂等の機能性化学品を手掛ける化学メーカー。高吸水性樹脂で世界トップシェア。自動車触媒、電池材料等も。エネルギー事業、エレクトロニクス事業等の成長事業にリソース投入。 記:2024/10/09
5631 東証プライム
6,486
11/22 15:30
-22(%)
時価総額 482,617百万円
樹脂製造・加工機械、成形機、防衛関連機器の製造・販売等を行う産業機械事業が主力。素形材・エンジニアリング事業も。1907年創業。29.3期売上高3800億円目標。産業機械事業は内製化率の維持・向上図る。 記:2024/10/09
6301 東証プライム
4,116
11/22 15:30
+67(%)
時価総額 4,008,206百万円
世界2位の総合建設機械メーカー。1921年設立。自動車産業向け大型プレスなど産業機械も。エンジンなどは国内で自社開発。海外売上比率は8割超。配当性向40%以上目安。坑内掘りハードロック事業の拡大図る。 記:2024/10/07
6753 東証プライム
1,003
11/22 15:30
+5.8(%)
時価総額 652,358百万円
大手電気機器メーカー。1912年創業。台湾の鴻海精密工業傘下。液晶テレビや白物家電、スマートフォン、各種情報機器などの製造・販売を行う。ブランド事業では特長商品、新規カテゴリー商材の創出などを図る。 記:2024/08/01
6762 東証プライム
1,875.5
11/22 15:30
-6.5(%)
時価総額 3,645,709百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6976 東証プライム
2,149
11/22 15:30
-60.5(%)
時価総額 279,838百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサ等のコンデンサが主力。インダクタや通信用デバイス、アルミニウム電解コンデンサ等も。自動車、情報インフラ・産業機器が注力市場。インダクタや複合デバイスは売上順調。 記:2024/06/11
7201 東証プライム
406.3
11/22 15:30
-5.7(%)
時価総額 1,714,877百万円
大手自動車メーカー。1933年設立。仏ルノー、三菱自動車とアライアンス形成。プロパイロットなど自動運転化技術等に強み。日本は電動車のモデルミックス向上、中国では日産ブランド車のラインナップ刷新図る。 記:2024/10/07
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7751 東証プライム
5,054
11/22 15:30
+61(%)
時価総額 6,740,838百万円
精密機器大手。1937年設立。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上比率は7割超。商業印刷、産業印刷分野はラインアップ強化図る。 記:2024/10/21
7752 東証プライム
1,647
11/22 15:30
+35(%)
時価総額 966,771百万円
大手複合機メーカー。1936年創業。プリンターやオフィス機器消耗品、電子黒板、ITインフラ、ヘルスケア関連システム等も。海外売上高比率は6割超。25.3期はオフィスサービス事業の堅実な成長などを見込む。 記:2024/06/18
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25