マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/23 23:32:11
15,288,049
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

注目銘柄ダイジェスト(前場):ジンズメイト、KDDI、カイオムなど

2020/3/4 12:07 FISCO
*12:07JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ジンズメイト、KDDI、カイオムなど ラクオリア創薬<4579>:1073円(+33円) 大幅に反発。選択的ナトリウムチャネル遮断薬の物質特許の一つであるピロロピリジノン誘導体が韓国から特許査定の連絡を受けたと発表している。日本、米国、欧州、中国などに続く知的財産権の強化。今回の遮断薬は副作用の少ない画期的新薬として、さまざまな疼痛状態に対する未充足の医療ニーズに応えることが期待されているという。ラクオリア創薬は、今後も多くの治療用途を有するイオンチャネル創薬を進めるとしている。 東洋紡<3101>:1374円(+36円) 大幅反発。新型ウイルスの検査試薬の大幅増産に乗り出したと報じられている。月産量を従来の20倍の数十万検体分に高めており、中国を中心に日本の検査機関にも出荷する。生産量は現状の約5倍にできる余力もあるという。ウイルスの遺伝子を増幅する試薬で検査で一般的な「PCR検査」に使うようだ。依然として新型ウイルスの感染拡大が続く中、活躍余地は大きいとの見方が優勢になっている。 ジンズメイト<7448>:271円(+61円) 急騰。前日に2月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比6.0%増となり、6カ月ぶりのプラス転換となっている。客単価は同2.2%低下したが、客数が同8.4%増加した。うるう年効果に加えて、セール訴求の強化によって店頭の集客が高まったようだ。比較的、月次動向に注目が高まりやすい銘柄でもあり、短期資金の関心が集まる展開になっている。 KDDI<9433>:3205円(+155円) 大幅反発。前日に楽天モバイルでは、4月開始のキャリアサービス新料金プランを発表した。ネットワークエリア内ではデータ無制限の月額2980 円の1プラン、300万名まで1年間無料としている。300万契約は早期に達成する可能性が高く、同社のローミング収入拡大にとってポジティブと捉えられている。一方、大容量ユーザーなどでは割安感も薄れるとみられ、既存キャリアからの本格シフトや競争激化は限定的との見方にもなっている。 三菱UFJ<8306>:509.5円(-10.6円) 大幅続落。メガバンクは軒並み売り優勢の展開になっている。新型ウイルス感染拡大による景気の先行き不安抑制を狙い、米FRBでは昨晩緊急利下げを実施、政策金利を0.5%引き下げている。臨時会合を開いて利下げを決定するのは2008年10月以来となる。今後は日銀でも協調的な金融緩和策が実施される可能性が意識され、銀行株にとっては利ザヤ改善のタイミングはさらにずれ込むとの見方が優勢になっている。 ファーストリテ<9983>:54200円(+1360円) 大幅反発。前日に2月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比0.8%増となり、6カ月ぶりのプラス転換となっている。客数が同0.1%減少した一方、客単価が同0.8%上昇した。春物商品が順調に立ち上がったことが背景。前年比で祝日が1日多かったほか、うるう年効果もあったとみられるものの、株価が安値圏にある中で、国内販売の底打ち期待が出てきたことをポジティブに捉える動きが先行している。 カイオム<4583>:215円(+7円) 大幅に3日ぶり反発。小野薬品工業<4528>との新規抗体作製及び抗原・タンパク質調製等に関わる業務委受託契約を2年延長し、22年3月末までにすると発表している。今後も継続的に取引が発生することが見込まれるため。カイオム・バイオサイエンスが受託する業務の規模も以前より拡大する。契約延長が中長期的な利益拡大につながるとの期待から買い優勢となっている。 桜井製<7255>:510円(+12円) 大幅に続伸。上限10万株(0.50億円)の自社株買いを実施すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は2.6%。取得期間は4日から21年3月3日まで。資本効率の向上に加え、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することが目的。自社株買いに加え、2月28日に昨年来安値(459円)を付けており、下げすぎとの見方が出ていることも買い戻しにつながっているようだ。 《ST》
関連銘柄 9件
3101 東証プライム
950
11/22 15:30
+13(%)
時価総額 84,597百万円
包装用フィルム等のフィルム部門、エンジニアリングプラスチック等の環境・機能材部門が柱。1882年創立。VOC処理装置、海水淡水化用逆浸透膜に強み。総還元性向30%目安。包装用フィルムは海外への拡販図る。 記:2024/09/03
4528 東証プライム
1,747.5
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 871,466百万円
1717年創業の医薬品メーカー。抗悪性腫瘍剤「オプジーボ点滴静注」、慢性腎臓病治療剤「フォシーガ錠」などが主要製品。新薬開発に特化。配当性向40%目途。がん・免疫疾患、中枢神経疾患などが重点研究領域。 記:2024/08/26
4579 東証グロース
462
11/22 15:30
-4(%)
時価総額 9,997百万円
旧ファイザー中央研究所が前身の創薬ベンチャー。愛知県名古屋市に本社。胃酸分泌抑制剤「テゴプラザン」、ペット用医薬品等を手掛ける。低分子創薬、イオンチャネル創薬が強み。テゴプラザンは承認国が順調に拡大。 記:2024/08/19
180
11/22 15:30
+30(%)
時価総額 9,475百万円
独自の抗体作製技術を用いた医薬品を開発中の創薬ベンチャー。抗体創薬技術の供与も。武田薬品と業務委託基本契約を締結。創薬支援事業は売上増。既存顧客との安定取引の継続。がん治療向け抗体の導出で契約一時金獲得へ。 記:2024/06/10
7255 東証スタンダード
521
11/22 15:30
-7(%)
時価総額 2,084百万円
自動車部品製造事業が主力。エンジン部品の精密加工に強み。ロータリーフライス盤等の工作機械製造事業、大型3Dプリンタによる受託造形サービス等も。静岡県浜松市に本社。ロータリーフライス盤などの競争力強化図る。 記:2024/10/25
7448 東証1部
243
3/29 15:00
-26(%)
時価総額 3,913百万円
RIZAP傘下で再建中のカジュアル衣料量販店。21.3期上期はEC伸長。だがコロナ禍で店舗販売が苦戦。販管費を抑制するも利益水面下に。通期計画は未定。21年4月にRIZAPグループの小売2社と経営統合へ。 記:2020/12/24
1,825
11/22 15:30
+19(%)
時価総額 24,239,641百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
9433 東証プライム
5,030
11/22 15:30
+35(%)
時価総額 11,024,985百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25