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前場に注目すべき3つのポイント~24000円レベルでの攻防も押し目待ちに押し目なし

2019/12/17 8:59 FISCO
*08:59JST 前場に注目すべき3つのポイント~24000円レベルでの攻防も押し目待ちに押し目なし 17日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:24000円レベルでの攻防も押し目待ちに押し目なし ■前場の注目材料:電通、19/12期下方修正、営業利益609億円←985億円 ■KDDI、ローソンと提携、スマホ決済、会員基盤生かす ■24000円レベルでの攻防も押し目待ちに押し目なし 17日の日本株市場は、日経平均の24000円固めが意識されそうである。16日の米国市場ではNYダウが100ドル高だった。前週に米中両国が第1段階の合意に達したことを受けて、先行き不透明感が後退し買いが先行。投資家心理の改善により、終日堅調推移となっている。半導体株やエネルギー株が指数をけん引していることもあり、指数インパクトの大きい東エレク<8035>など値がさハイテク株への支援材料になりそうである。 もっとも、両国とも投資家に安心感を与えるような詳細を明らかにしておらず、合意文書の内容はまだ精査が続いているとし、農産物購入については後日詳細を発表すると中国の当局者は語っている。そのため、トランプ大統領が述べた、中国が年間500億ドル(約5兆4700億円)規模の米国産農産物を購入することになるといった行方を見極めたいとする模様眺めムードから、上へのトレンドも強まりづらいことである。 しかし、24000円処は昨年高値水準であり、テクニカル的には昨年1月、10月高値とのダブルトップを形成しているところでもある。上値抵抗として意識されやすいのは想定内であり、一方でこの水準を明確にクリアしてくるようだと、ショートカバーを誘いやすくなり、年末高へ向けたセンチメントがより高まりやすい水準でもある。そのため、押し目を拾う意識も高まりやすく、高値もち合いながらも、結果的には押し目待ちに押し目なしといった状況にも向かいやすいところである。 一方で、先週のメジャーSQを通過していることもあり、海外勢のフローは限られている。薄商いの中を年末に向けての税金対策の売りも意識されやすいところ。また、足元活況のIPOであるが、昨日上場したベース<4481>、JMDC<4483>、ランサーズ<4484>の3社はいずれもコンセンサスを上回る初値を形成したが、急伸した後は資金の逃げ足も速く、初値価格を下回っている。 本日はフリー<4478>、ウィルズ<4482>が上場する。いずれも業種的には人気の高い分野となるため、個人主体の資金が集中しやすいだろう。ただし、昨日のように急伸後に急速に値を消す動きをみせてくるようだと、神経質な流れに向かう可能性もある。そのため、相対的に出遅れている銘柄等、下値リスクの低い銘柄などを探る動きも意識されやすいだろう。 ■電通、19/12期下方修正、営業利益609億円←985億円 電通<4324>は2019年12月期業績予想の修正を発表。売上高にあたる収益は従来の1兆544億円から1兆348億円に、営業利益は985億円から609億円に下方修正。19年12月期の業績予想の修正は8月に続いて2度目となる。業績不振の英国や中国など7カ国の全従業員のうち、約11%にあたる約1400人を減らすと発表。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(28235.89、+100.51) ・ナスダック総合指数は上昇(8814.23、+79.35) ・シカゴ日経225先物は上昇(24070、大阪比+130) ・1ドル109円50-60銭 ・SOX指数は上昇(1813.31、+17.27) ・VIX指数は低下(12.14、-0.49) ・米原油先物は上昇(60.21、+0.14) ・日銀のETF購入 ・株安局面での自社株買い ・安川電<6506>AI技術開発、ロボシステム導入効率化 ・KDDI<9433>ローソンと提携、スマホ決済、会員基盤生かす ・住友重<6302>住重など、重量500gの減速機開発、ロボ軽量化に貢献 ・オリックス<8591>インド社の市場分析サービス、国内1000社販売目指す ・三菱電<6503>大型変圧器の米工場売却、韓国暁星に50億円で ・トヨタ<7203>サブスク拡充、対象車種倍増 ・不二越<6474>中・小型ロボ拡充、産業機械・電機取り込み ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・09:30 豪準備銀行12月理事会議事要旨 《SF》
関連銘柄 14件
4324 東証プライム
4,143
5/17 15:00
-187(%)
時価総額 1,194,883百万円
国内最大の広告代理店。メディア確保力や広告企画力、コンサルティングなどに強み。配当性向は35%目標。日本はCT&T領域が引き続き好調。米州はM&Aや円安効果などで収益堅調。23.12期通期は増収。 記:2024/02/25
4478 東証グロース
2,866
5/17 15:00
-2(%)
時価総額 163,009百万円
中小企業向けにクラウド会計・人事労務ソフトを提供。販売管理ソフトや電子契約サービスも。オンラインマーケティング中心に広告投資実施。有料課金ユーザー企業数は45万8196件と増加。24.6期1Qは2桁増収。 記:2024/01/27
4481 東証プライム
3,130
5/17 15:00
+65(%)
時価総額 56,797百万円
独立系のシステム開発会社。受託開発を柱に保守・運用も。日本、中国の拠点を融合した体制が強み。配当性向5割目安。大手SIerとの取引は順調。中国子会社は業績堅調。増収効果等で23.12期3Qは2桁増益。 記:2024/01/27
4482 東証グロース
660
5/17 15:00
-1(%)
時価総額 13,171百万円
上場企業にIR支援ツールや株主優待導入サービスを提供。ESG開示支援やポイント交換所も。24.12期は株主優待導入支援やESG開示支援の伸長を想定。人件費増や広告費増をこなして最高業績を見込む。増配予定。 記:2024/03/11
4483 東証プライム
2,851
5/17 15:00
-93.5(%)
時価総額 173,632百万円
匿名加工化された疫学データを製薬会社や保険会社などに提供。遠隔画像診断サービスも。オムロンの連結子会社。ヘルスビッグデータは堅調。取引先健康保険組合数などが増加。24.3期3Q累計は2桁増収増益。 記:2024/02/04
4484 東証グロース
241
5/17 15:00
-15(%)
時価総額 3,799百万円
クラウドソーシング仕事依頼サイト「ランサーズ」を運営。プロ人材・コンサル人材のマッチングサイトも。丸井グループと資本業務提携。広告宣伝投資を強化。マッチング事業は収益性改善。24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/02/13
6302 東証プライム
4,303
5/17 15:00
-5(%)
時価総額 528,860百万円
総合重機大手。減・変速機や射出成形機に強み。半導体装置や建機なども。24.12期は営業益反落計画も為替想定1ドル135円。物流・建設関連の受注残も豊富。新中計では26.12期に営業益1000億円を目指す。 記:2024/04/12
6474 東証プライム
3,325
5/17 15:00
+20(%)
時価総額 82,856百万円
総合機械メーカー。ロボットや切削工具・工作機械、ベアリング等を手掛ける。等速ジョイント用ベアリング等で世界首位。工作機械需要の改善等により、機械工具事業は売上増。その他事業も増収。23.11期通期は増収。 記:2024/02/02
6503 東証プライム
2,819.5
5/17 15:00
-3(%)
時価総額 6,054,036百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6506 東証プライム
6,308
5/17 15:00
-165(%)
時価総額 1,682,281百万円
メカトロニクス・ロボットメーカー。サーボモータとインバータは世界シェアトップ。産業用、半導体製造装置用ロボット等も。モーションコントロール部門は堅調。インバータ事業が牽引。24.2期3Q累計は増収。 記:2024/01/27
7203 東証プライム
3,436
5/17 15:00
+84(%)
時価総額 56,058,295百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
8035 東証プライム
36,090
5/17 15:00
-730(%)
時価総額 17,021,235百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8591 東証プライム
3,393
5/17 15:00
+6(%)
時価総額 4,269,334百万円
大手金融サービス。リースやローン、投資、生保、銀行、不動産開発・賃貸、再生可能エネルギーなど事業領域多岐。不動産は運営施設のサービス収入が増加。事業投資・コンセッションは伸長。24.3期3Qは増収増益。 記:2024/02/24
9433 東証プライム
4,332
5/17 15:00
+12(%)
時価総額 9,981,708百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04