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16日の米国市場ダイジェスト:NYダウ100ドル高、先行き不透明感が後退

2019/12/17 7:42 FISCO
*07:42JST 16日の米国市場ダイジェスト:NYダウ100ドル高、先行き不透明感が後退 ■NY株式:NYダウ100ドル高、先行き不透明感が後退 米国株式相場は上昇。ダウ平均は100.51ドル高の28235.89、ナスダックは79.35ポイント高の8814.23で取引を終了した。前週に米中両国が第一段階の合意に達したことを受けて、先行き不透明感が後退し買いが先行。投資家心理の改善により、終日堅調推移となった。セクター別では、セクター別では、資本財を除いて全面高となり、特にテクノロジー・ハード・機器やエネルギーの上昇が目立った。 米中合意を受けて半導体のマイクロン・テクノロジー(MU)やアドバンスド・マイクロ・デバイシズ(AMD)が上昇。携帯端末のアップル(AAPL)も買われた。製薬のアムジェン(AMGN)や医療保険のユナイテッドヘルス(UNH)は、ゴールドマンサックスが買い推奨リストに加えたことが明らかとなり堅調推移。一方で、航空機メーカーのボーイング(BA)は、「737MAX」の生産停止や減産の可能性が伝わり下落した。 半導体のインテル(INTC)は、イスラエルの人工知能(AI)向け半導体メーカーを約20億ドルで買収した。PC向け半導体が伸び悩むなか、新たな市場を開拓する意向だ。 Horiko Capital Management LLC ■NY為替:米中通商協議合意を好感して円売り優勢 16日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円39銭から109円68銭まで上昇し、109円57銭で引けた。米中が通商協議「第1段階」で合意したことや中国の11月小売売上高と11月鉱工業生産が予想を上回ったほか、米国の12月NAHB住宅市場指数が20年ぶり高水準を記録したため、世界経済への懸念が後退し、米債利回りの上昇に伴うドル買いやリスク選好の円売りが優勢となった。 ユーロ・ドルは、1.1158ドルまで上昇後、1.1135ドルまで反落して1.1142ドルで引けた。ユーロ・円は、121円92銭から122円23銭まで上昇。ポンド・ドルは、1.3379ドルから1.3321ドルまで下落した。英国の低調な経済指標に失望したポンド売りが優勢となったが、英中央銀行のカーニー総裁が「選挙後、合意ない欧州連合(EU)離脱の確率は低下した」と言及し、景気見通しの改善が意識されたことでポンド買いが再燃し、下値を支えた。ドル・スイスは、0.9820フランから0.9842フランまで戻した。 ■NY原油:小幅高で60.21ドル、米国株高を意識した買いが入る NY原油先物1月限は小幅高(NYMEX原油1月限終値:60.21 ↑0.14)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は前日比+0.14ドルの1バレル=60.21ドルで通常取引を終えた。時間外取引を含めた取引レンジは59.71ドル−60.34ドル。60ドル台で利食い目的とみられる売りが観測されたが、米国株高を意識して原油先物は底堅い動きを見せた。 ■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 34.70ドル +0.26ドル(+0.75%) モルガン・スタンレー(MS) 50.72ドル +0.48ドル(+0.96%) ゴールドマン・サックス(GS)228.04ドル +3.04ドル(+1.35%) インテル(INTC) 57.70ドル -0.09ドル(-0.16%) アップル(AAPL) 279.86ドル +4.71ドル(+1.71%) アルファベット(GOOG) 1361.17ドル +13.34ドル(+0.99%) フェイスブック(FB) 197.92ドル +3.81ドル(+1.96%) キャタピラー(CAT) 145.36ドル -0.17ドル(-0.12%) アルコア(AA) 20.98ドル +0.29ドル(+1.40%) ウォルマート(WMT) 120.54ドル +0.25ドル(+0.21%) スプリント(S) 5.19ドル -0.02ドル(-0.38%) 《SF》