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前場に注目すべき3つのポイント~ファーストリテ重石も引き続き23000円前半レベルでの底堅さを見極め

2019/12/4 8:45 FISCO
*08:45JST 前場に注目すべき3つのポイント~ファーストリテ重石も引き続き23000円前半レベルでの底堅さを見極め 4日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:ファーストリテ重石も引き続き23000円前半レベルでの底堅さを見極め ■前場の注目材料:トーセイ、19/11期業績修正、営業利益コンセンサス上回る計画に ■京セラ、三菱マテ系の宝飾品事業買収、売上高2割増目指す ■ファーストリテ重石も引き続き23000円前半レベルでの底堅さを見極め 4日の日本株市場は、昨日同様、売り一巡後の底堅さを見極める展開になりそうだ。3日の米国市場はNYダウが280ドル安と、連日で200ドルを超える下落となった。トランプ大統領が貿易摩擦を巡る米中協議の合意に期限はなく、2020年度の大統領選後まで延期できるとの考えを示唆し、売りが先行。また、鉄鋼・アルミニウム関税措置やデジタル課税への報復で、ブラジルやアルゼンチン、フランスとの関係悪化が懸念され終日軟調となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比195円安の23135円。円相場は1ドル108円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から本日もギャップスタートとなろうが、売り一巡後は23000円前半レベルでの底堅さを見極めたいところであろう。ただ、本日はファーストリテ<9983>が重石になりやすく、戻りの鈍さが嫌気される可能性がある。昨日大引け後にファーストリテが発表した11月の国内ユニクロの既存店売上高は5.5%減と落ち込んだ。気温が高く防寒衣料が低調だったようであり、これが嫌気されやすく、指数インパクトの大きさもあって、先物主導での仕掛け的な売りに向かいやすい面もありそうだ。また、防寒衣料などは最近好調のワークマン<7564>にシフトしているとの見方などもされやすいだろう。 ファーストリテの値動きを横目に日経平均の底堅さを見極めたいところである。もっとも、ファーストリテの信用需給は信用倍率が売り長の状況が慢性化しており、大きく調整する局面においては、買い戻しの需給も強まりやすいだろう。 昨日はネガティブな報道に振らされる展開だったが、一方で、サイバーマンデーの売上が1兆円を超える見込みといった報道は材料視されておらず、改めてサイバーマンデーの好調なども材料視されてくるだろう。また、商いが膨らみづらい中では、好悪材料に敏感に反応しやすいため、行き過ぎた面の修正は意識しておきたいところ。 その他、5Gのほか、教育ICT、マイナンバーなどのテーマ株物色が活発である。個人主体の中小型株物色に広がりがみられるなど、個人のセンチメントは改善しており、日経平均はこう着感が強まる中で、マザーズなど引き続き中小型株物色が中心になりやすいだろう。 ■トーセイ、19/11期業績修正、営業利益コンセンサス上回る計画に トーセイ<8923>は2019年11月期業績予想の修正を発表。営業利益は従来の120億円から126億円に上方修正。コンセンサス(125億円程度)を若干上回る見通しに修正している。不動産販売時期の見直しから売上高は減少を見込むが、販売した物件の利益率が当初予想を上回って推移したこと、また、不動産ファンド・コンサルティング事業において、受託資産の拡大による期中報酬の増加、受託ファンドの物件取得および売却に係る業務報酬による収益の底上げ、販売費及び一般管理費及び金融費用等において想定を下回った。 ■前場の注目材料 ・米原油先物は上昇(56.10、+0.14) ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・株安局面での自社株買いい ・NISSHA<7915>中国のセンサー合弁を解消 ・富士通<6702>新スパコン「富岳」出荷 ・NOK<7240>NOKなど、触覚再現グローブ提案、VR・車部品にも ・トヨタ紡織<3116>独社と印合弁、欧州でシート繊維拡販 ・住友ゴム<5110>「レベル4」車両のタイヤ遠隔管理・監視、群馬大と連携 ・京セラ<6971>三菱マテ系の宝飾品事業買収、売上高2割増目指す ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・09:30 豪・7-9月期GDP(前年比予想:+1.7%、4-6月期:+1.4%) ・10:45 中・11月財新サービス業PMI(予想:51.2、10月:51.1) 《SF》
関連銘柄 9件
3116 東証プライム
2,304
4/26 15:00
-115(%)
時価総額 432,382百万円
トヨタ系の自動車部品メーカー。シートやドアトリムなど世界有数の内装システムサプライヤー。航空機シートも。自動車生産台数の増加等で日本は黒字転換。車種構成の変化等で中国は堅調。24.3期3Qは収益伸長。 記:2024/04/09
5110 東証プライム
1,850.5
4/26 15:00
+8.5(%)
時価総額 486,761百万円
大手タイヤメーカー。自動車やトラック等向けのタイヤの製造、販売に加え、ゴルフ用品やテニス用品、スポーツ事務の運営等も行う。23年12月期はタイヤの売上が1兆円超となった。スポーツの利益は過去最高となった。 記:2024/04/16
6702 東証プライム
2,425.5
4/26 15:00
-57(%)
時価総額 5,023,472百万円
国内最大、世界有数のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。24.3期2Qは小幅増収。サービスソリューションが売上下支え。コンサル等の需要が拡大。 記:2024/01/16
6971 東証プライム
1,927.5
4/26 15:00
±0(%)
時価総額 2,911,439百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。電子部品は情報通信市場向けコンデンサ、水晶部品等の需要が減少。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/16
7240 東証プライム
2,267
4/26 15:00
+32(%)
時価総額 392,506百万円
オイルシールメーカー。国内全自動車メーカーが同社製品を採用し、オイルシールの国内シェアは70%。世界でもトップシェア。フレキシブルプリント基板でも世界首位。シール事業の好調で、3Q累計は増収・営業増益。 記:2024/03/22
7564 東証スタンダード
3,900
4/26 15:00
-15(%)
時価総額 319,203百万円
建設現場・工場向けワークウェアや作業用品の大手専門店。女性向けや子供服、シューズ、雨具等も。1006店舗展開。27店舗の新規出店実施。PB商品の売上比率は上昇。新規出店効果等で24.3期3Qは増収。 記:2024/04/08
7915 東証プライム
1,689
4/26 15:00
-13(%)
時価総額 85,896百万円
フィルムタッチセンサや加飾フィルムに強み。医療機器も。24.12期はタッチセンサ需要の底入れを想定。昨年12月に連結化した医療機器向け部品の米社も上乗せ。新中計では26.12期に営業益150億円を目指す。 記:2024/04/15
8923 東証プライム
2,434
4/26 15:00
+15(%)
時価総額 118,497百万円
中古不動産の価値を高めて投資家などに販売。不動産開発・賃貸やファンド運営、ホテル経営も。不動産ファンド・コンサルティング事業は好調。23.11期通期は2桁増収増益。24.11期は増収増益を見込む。 記:2024/02/02
9983 東証プライム
41,390
4/26 15:00
-150(%)
時価総額 13,171,167百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27