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前場に注目すべき3つのポイント~出遅れているセクターや銘柄などへは、見直しのタイミングに

2019/11/5 8:46 FISCO
*08:46JST 前場に注目すべき3つのポイント~出遅れているセクターや銘柄などへは、見直しのタイミングに 5日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:出遅れているセクターや銘柄などへは、見直しのタイミングに ■前場の注目材料:任天堂、2Q営業利益53.4%増、コンセンサス上回る ■京セラ、ローカル5G参入、22年度商用化へ来夏実証 ■出遅れているセクターや銘柄などへは、見直しのタイミングに 5日の日本株市場は、米株高の流れを引き継ぐ格好から、ギャップスタートとなろう。先週末の米国市場では10月雇用統計は非農業部門雇用者数が予想を上振れ、米景気拡大への期待感から買いが先行し、NYダウは300ドルを超える上昇。週明けは米中貿易摩擦への懸念が後退し、NYダウは114ドル高と続伸となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比280円高の23130円と節目の23000円を大きく上放れている。円相場は1ドル108円50銭台で推移している。 ロス米商務長官が中国通信機器メーカーの華為技術(ファーウェイ)に対する禁輸措置緩和を示唆したことから米中貿易摩擦への懸念が後退した。この流れから半導体株のほか、原油相場の上昇を背景にエネルギー株が上昇をけん引しており、この流れを引き継ぐ格好となろう。まずはシカゴ先物にサヤ寄せする格好から、先物主導のインデックス売買によるギャップスタートとなるため、指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均を押し上げる格好になりそうだ。 ただし、決算発表がピークを迎えていることもあり、買い一巡後は次第にこう着感が強まりやすいだろう。そのため、23000円を支持線とした底堅さがみられるかが注目される。先週までの23000円処でのこう着から買い戻しは一巡したとの見方もされており、ギャップスタート後は一段の上値追いは慎重になりやすいところでもある。 とはいえ、年初来高値更新からショートカバーの流れは強まりやすい。過熱感のある銘柄などは利益確定が意識されやすいところであろうが、相対的に出遅れているセクターや銘柄などへは、見直しのタイミングになることが考えられる。米中貿易摩擦の行方に対しては楽観視できないほか、英国のブレグジットの行方なども手掛けづらくさせようが、それ故にロングポジションは積み上がっていないため、一段とトレンドが強まる可能性も意識しておきたいところであろう。 決算前の先回り的な売買は避けたいところであり、決算を通過している銘柄等の出遅れ銘柄を探る物色が意識されることになりそうだ。 ■KDDI、2Q営業利益1.4%減、コンセンサス上回る KDDI<9433>の第2四半期決算は、営業利益が前年同期比1.4%減の5534.07億円だった。個人顧客の囲い込みを狙った費用を積み増した影響が出た一方で、法人向け事業や非通信事業は伸びた。コンセンサス(5300億円程度)を上回る。2020年3月期通期の業績予想は据え置いており、営業利益で前期比0.6%増の1兆200億円を見込む。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(27462.11、+114.75) ・ナスダック総合指数は上昇(8433.20、+46.80) ・シカゴ日経225先物は上昇(23130、大阪比+280) ・1ドル108円50-60銭 ・SOX指数は上昇(1726.92、+36.99) ・米原油先物は上昇(56.54、+0.34) ・日銀のETF購入 ・株安局面での自社株買い ・日本電産<6594>広州汽車と合弁、EV向けトラクションモーター開発・生産 ・浜ゴム<5101>横浜ゴムなど、タイヤ保守サービス開発へ、センサー活用 ・京セラ<6971>ローカル5G参入、22年度商用化へ来夏実証 ・島津製<7701>“痛くない”乳がん検査でアジア深耕、PET装置海外展開 ・テルモ<4543>AIでカテーテル治療補助、テルモなどが研究 ・キヤノン<7751>高周波コイルの米大手を買収 ・日軽金HD<5703>固体水素化ホウ素ナトリウム、合成成功 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 10月マネタリーベース(9月:前年比+3.0%) <海外> ・10:45 中・10月財新サービス業PMI(予想:51.1、9月:51.3) 《SF》
関連銘柄 8件
4543 東証プライム
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時価総額 3,971,962百万円
医療機器大手。注射器で国内トップシェア。心臓血管領域のカテーテル治療に加え、脳血管領域向けのカテーテル治療でも実績。京大iPS細胞研究財団とiPS細胞の培養分化自動化で共同研究を開始。3Q累計は増収増益。 記:2024/03/29
5101 東証プライム
3,954
5/14 15:00
-112(%)
時価総額 670,397百万円
タイヤ国内3位。ホース配管や工業資材等も手掛ける。欧州の農機・産業車両用タイヤメーカーを買収。タイヤ部門は堅調。新車用タイヤは国内、北米で販売好調。市販用タイヤも売上増。23.12期3Q累計は増収増益。 記:2024/01/27
1,887
5/14 15:00
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時価総額 116,983百万円
総合アルミニウムメーカー。水酸化アルミニウムやアルミ地金を輸入し、自動車や電機・電子、建築等向けに製造販売。販売価格改定等でアルミナ・化成品部門は収益堅調。売上原価の減少等で、24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/02/26
6594 東証プライム
6,986
5/14 15:00
-56(%)
時価総額 4,165,640百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6971 東証プライム
1,872
5/14 15:00
+5(%)
時価総額 2,827,607百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。電子部品は情報通信市場向けコンデンサ、水晶部品等の需要が減少。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/16
7701 東証プライム
4,431
5/14 15:00
-56(%)
時価総額 1,311,886百万円
分析・計測機器大手。物質分離装置のクロマトグラフや分離物資成分の質量分析計で世界的。計測機器事業は堅調。ヘルスケア領域では液体クロマトグラフ、質量分析システムが販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/13
7751 東証プライム
4,392
5/14 15:00
+31(%)
時価総額 5,857,887百万円
カメラ、複合機大手。レーザープリンターやデジカメで世界首位。光学技術に強み。レンズ交換式デジタルカメラはミラーレスカメラの新製品中心に堅調。ネットワークカメラ等も需要増。23.12期3Qは増収増益。 記:2024/01/16
9433 東証プライム
4,407
5/14 15:00
-62(%)
時価総額 10,154,521百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04