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*18:01JST 米国株見通し：米中協議の進展・合意期待が下支えに S&P500先物　 3025.75（+ 5.50）　（17:35現在） ナスダック100先物　 8061.50（+25.75）　（17:35現在） 　17時35分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は小高く推移。NYダウ先物は60ドル高ほどで推移している。欧州株式市場は高安まちまち。時間外取引のNY原油先物は前日比0.20ドルほどの下落で推移。こうした流れを受け、28日の米株式市場は買い優勢気味に始まりそうだ。 　米中閣僚が前週末に貿易に関し電話会議を実施し、「第1段階」の通商合意成立が最終段階に入ったことが明らかにされており、米中協議の進展・合意期待が続く。また、仏当局者から「EUが28日に1月31日までの英離脱延期で合意する可能性が高い」との発言がみられ、合意なき離脱への懸念は後退へ。ただ、英国では12月に総選挙実施の動きがあり、状況見極めが必要に。NY原油先物は、需給回復思惑による買いが優勢も、割高感から伸び悩むような展開が見込まれる。 　本日発表となる米国の経済指標は、9月シカゴ連銀全米活動指数、9月卸売在庫速報値、10月ダラス連銀製造業活動指数。シカゴ連銀指数は2カ月連続、ダラス連銀指数は3カ月連続のプラスを維持すると予想されており、株式市場にはややポジティブな材料になる可能性がある。企業決算の発表は、アルファベット、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス、AT&T、TモバイルUSなどが予定されている。 《KK》