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前場に注目すべき3つのポイント~21000円処での底堅さを見極め

2019/6/13 8:39 FISCO
*08:39JST 前場に注目すべき3つのポイント~21000円処での底堅さを見極め 13日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:21000円処での底堅さを見極め ■前場の注目材料:神戸物産、2Q営業利益21.1%増、進捗率は56.5%に ■板硝子、“光る窓ガラス”開発、有機LED活用 ■21000円処での底堅さを見極め 13日の日本株市場は、先物オプション特別清算指数算出(SQ)を控える中、日経平均の21000円処での強弱感が対立しそうである。12日の米国市場は、原油相場の下落が嫌気されたほか、米中貿易摩擦や香港の条例改正案を巡る抗議行動の行方を見極めたいとの思惑から弱含みの動きに。シカゴ日経225先物清算値は大阪比85円安の21035円。円相場は1ドル108円40銭台で推移している。 米株安の流れから売り先行の展開となり、日経平均は心理的な支持線として意識されている21000円処での底堅さを見極めることになりそうだ。昨日はSQを控える中、225先物は安値21120円、高値21260円での推移であり、オプション権利行使価格である21125円と21250円処での推移といった、狭いレンジでのこう着であった。このレンジを明確に上放れてくるようだと、ヘッジに伴う動きからトレンドが出てくると期待もあったが、朝方の1時間程度でトレードが終わった格好であった。 本日は21000円を試す格好となり、権利行使価格の21000円と21125円でのレンジでの推移になりそうである。21000円を下回ってくる局面においては、やや神経質な展開になる可能性がある。また、米国ではマイクロン・テクノロジー、ウエスタンデジタル、ラムリサーチが軒並み5%を超える下落となっている。アナリストによる格下げ等が嫌気された格好であるが、ハイテク株への重石となる。一方で、これまで調整局面においてはハイテク株への買い戻しのタイミングにもなっていたため、売り一巡後の底堅さがみられてくるようだと、安心感につながりやすいだろう。 まずは日経平均の21000円処での売り込みづらさを見極め、短期的な買い戻しによる自律反発への意識に向かうかを見極めたい。物色の流れとしては材料株についても足元で動意付いている銘柄などへは利食いが出やすいだろう。とはいえ、昨年12月の安値期日が近づいているため、需給改善を意識した材料株物色は意識しておきたい。 ■神戸物産、2Q営業利益21.1%増、進捗率は56.5%に 神戸物産<3038>が発表した第2四半期業績は、営業利益が前年同期比21.1%増の93.24億円だった。会社計画の83億円を超過しての着地となり、通期計画に対する進捗率は56.5%となる。業績の良さは毎月発表される月次営業状況で確認されており、昨日は決算での好材料出尽くしを意識した売りが出ていた面もあり、改めて評価してくるかが注目される。 ■前場の注目材料 ・1ドル108円40-50銭 ・VIX指数は低下(15.91、-0.08) ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・日銀追加金融緩和への期待 ・米利下げ期待 ・株安局面での自社株買い ・板硝子<5202>“光る窓ガラス”開発、有機LED活用 ・菱地所<8802>警備ロボ100台、暗闇・死角も監視、ビル管理人不足に対応 ・三井物<8031>ダイナミックプラスがエイベックス<7860>から出資、エンタメ分野で連携 ・アマダHD<6113>加工時間1/4、プレスで「ヘリカルギア」、SUBARU<7270>と技術 ・横河電<6841>温度監視サービス拡大、フィンランド企業に出資( ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 4-6月期法人企業景気予測調査・大企業全産業景況判断(1-3月期:-7.3) <海外> ・10:30 豪・5月失業率(予想:5.1%、4月:5.2%) ・10:30 豪・5月雇用者数増減(予想:+1.6万人、4月:+2.84万人) 《SF》
関連銘柄 8件
3038 東証プライム
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時価総額 1,189,339百万円
冷凍・加工食品など食品中心の「業務スーパー」を展開。デザート、菓子類に大ヒット商品多数。独自の輸入ルートに強み。中計では26.10期営業利益370億円目指す。業務スーパーの店舗数拡大、PB商品の強化図る。 記:2024/05/06
5202 東証プライム
381
9/27 15:00
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時価総額 34,725百万円
大手ガラスメーカー。1918年創業。住友グループ。2006年に英国ピルキントン社を買収。建築用ガラス、自動車用ガラスが柱。取引先の生産回復で自動車用ガラス事業は売上順調。27.3期営業利益640億円目標。 記:2024/06/15
6113 東証プライム
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時価総額 545,496百万円
金属加工機械メーカー。板金加工機械で国内トップシェア。溶接機や研削盤、プレスマシン等も手掛ける。海外売上高比率は6割超。配当性向50%目安。受注残高は高水準。中計では26.3期売上高4000億円目標。 記:2024/06/13
6841 東証プライム
3,828
9/27 15:00
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時価総額 1,028,297百万円
大手制御機器・計測器メーカー。プラント生産設備の制御・運転監視を行う分散型制御システム等の提供が主力。制御事業は値上げ効果や大型案件の寄与などで好調。特別利益を計上。24.3期3Q累計は収益伸長。 記:2024/04/14
7270 東証プライム
2,689.5
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+63.5(%)
時価総額 2,068,699百万円
自動車中堅。販売台数の7割超が北米向け。トヨタと資本業務提携。運転支援システム「アイサイト」等が特徴。自動車事業部門は好調。売上台数は2桁増。国内は足踏みだが、海外が伸びる。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/14
7860 東証プライム
1,506
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時価総額 68,612百万円
ライヴ・コンサートの制作、音楽コンテンツの企画・制作等を手掛ける音楽事業が主力。アニメ・実写映像作品の企画・制作なども。所属アーティストにAAAなど。オリジナルIP、フェス・イベントの開発などに注力。 記:2024/08/30
8031 東証プライム
3,269
9/27 15:00
+30(%)
時価総額 9,896,528百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04
8802 東証プライム
2,477.5
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時価総額 3,447,389百万円
総合不動産大手。三菱グループ。新丸の内ビルディングなど東京・丸の内エリアでオフィスビルを多数保有。住宅事業や投資マネジメント事業等も。配当性向30%程度目処。再開発プロジェクトの推進、事業化等に取り組む。 記:2024/07/07