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前場に注目すべき3つのポイント~米国株式市場はまちまち、インフレ抑制や追加経済対策が下支え~

2021/3/11 8:43 FISCO
*08:43JST 前場に注目すべき3つのポイント~米国株式市場はまちまち、インフレ抑制や追加経済対策が下支え~ 11日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:米国株式市場はまちまち、インフレ抑制や追加経済対策が下支え ■大ガス、22/3営業利益(21/3予想比9%減)805億円を計画 ■前場の注目材料:三菱自、ルノーからOEM、23年めど、欧州で2車種 ■米国株式市場はまちまち、インフレ抑制や追加経済対策が下支え 11日の日本株市場は、日経平均の29000円固めを意識した相場展開が見込まれる。10日の米国市場ではNYダウが464ドル高となり、最高値を更新した。2月の消費者物価指数(CPI)がインフレの抑制を示したことが材料視されたほか、下院が1.9兆ドルの追加経済対策法案を可決し早期成立の目処が立つと回復期待に景気循環株に買いが広がった。一方で、長期金利が下げ止まるとナスダック指数は上げ幅を縮小し、小幅ながら下落に転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比125円高の29105円。円相場は1ドル108円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から小じっかりで始まろう。ナスダック指数の下落影響からハイテク株などは上値の重さが意識される可能性があり、これが日経平均の重石となることが警戒されやすい面はある。しかし、ナスダック指数は小幅な下げにとどまっており、過度な警戒感にはつながらないだろう。一方で織り込まれているとはいえ、追加経済対策が週内に可決する見通しのなか、押し目買い意欲は強そうである。 日経平均は足元で荒い値動きが続いているものの、明日のメジャーSQを控えていることから想定内であろう。その中で昨日は29000円を挟んでのこう着感の強い相場展開であり、落ち着きをみせてきている点は安心感につながろう。29000円固めから押し目買いの動きも次第に強まってくる展開も期待されてきそうである。引き続きSQ控えたロールオーバー中心の取引となるため、大きなトレンドは出難いところであろうが、底堅さが意識されてくるなかで、SQ通過後の需給改善を意識した流れにも向かいやすくなりそうだ。 また、マザーズ指数の弱さが目立っているが、マザーズ先物とのヘッジ対応との面もあるため、指数インパクトの大きい時価総額上位銘柄などへはSQ通過後を意識した押し目買いもみられてきそうだ。米ハイテク株は利食いに押されていたが、VIX指数は22台に低下しており、リスク選好ムードである。 ■大ガス、22/3営業利益(21/3予想比9%減)805億円を計画 大ガス<9532>は2022年3月期のグループ経営計画で、来期の営業利益が21年3月期予想比9%減の805億円となるとの見通しを示した。LNG価格上昇が時間差で影響することにより、国内エネルギー事業の利益が33%の減益となることが響くとしている。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(29036.56、+8.62) ・NYダウは上昇(32297.02、+464.28) ・シカゴ日経225先物は上昇(29105、大阪比+125) ・VIX指数は低下(22.56、-1.47) ・米原油先物は上昇(64.44、+0.43) ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・海外コロナワクチン接種の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・三菱自<7211>ルノーからOEM、23年めど、欧州で2車種 ・武田薬<4502>米バイオVB買収、がん領域の医薬品開発を強化 ・大阪ガス<9532>3年で5000億円投資、再生エネ、内外底上げ ・ダイキン<6367>全熱交換器ユニット投入、欧州でシェア拡大 ・新生銀行<8303>豪社と資本業務提携 ・双日<2768>ベトナムに牛肉製品販社設立、現地乳業メーカーと ・トヨタ<7203>自動運転実用化、実証から社会実装へ ・TSテック<7313>浜松で生産体制再編、工場建て替え・倉庫集約 ・住友ゴム<5110>タイヤ搭載センサー、バッテリーレス化 ・OSGコーポ<6757>ベトナムで工具コーティング開始、受託加工事業を拡大 ・ソフトバンク<9434>伊藤忠エネクスと災害時通信で協業 ・楽天<4755>楽天モバイル、300万回線突破 ・武田薬<4502>ゴーシェ病治療用製剤、保険医の投与可能、在宅医療に適応 ・ロート製薬<4527>ヤヌス・キナーゼ阻害剤、ドライアイで試験 ・ライオン<4912>NPO法人2社とオーラルケアで協定 ・ANA<9202>武田などとドローンで医薬品配送、長崎の離島で実験 ・住友化学<4005>理研と連携強化、食糧生産など新事業創出 ・東ソー<4042>ポリエチレン樹脂全製品、キロ20円以上上げ ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 2月企業物価指数(前年比予想:-0.7%、1月:-1.6%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 17件
2768 東証プライム
3,368
10/11 15:00
-2(%)
時価総額 843,010百万円
ニチメン、日商岩井の経営統合で誕生した総合商社。金属・資源・リサイクルが主力。インフラ・ヘルスケア、化学、生活産業・アグリビジネス等も。配当性向30%程度目安。エッセンシャルインフラ等が戦略的強化領域。 記:2024/06/13
4005 東証プライム
420.8
10/11 15:00
+2.3(%)
時価総額 696,786百万円
大手総合化学会社。エッセンシャルケミカルズやエネルギー、機能材料、情報電子化学、健康、農業、医薬品の分野で事業展開する。今期3Q累計はエッセンシャルケミカルズや機能材料、情報電子化学等が伸び悩んだ。 記:2024/04/12
4042 東証プライム
1,915.5
10/11 15:00
-6(%)
時価総額 622,693百万円
総合化学大手。1935年創業。苛性ソーダ、高速液体クロマトグラフィー用カラムで国内トップシェア。臭素は国内生産量トップ。ハイシリカゼオライトは自動車用途中心に出荷順調。分離精製剤の生産能力増強図る。 記:2024/06/24
4502 東証プライム
4,260
10/11 15:00
-13(%)
時価総額 6,740,492百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
4527 東証プライム
3,564
10/11 15:00
+12(%)
時価総額 841,738百万円
目薬や外皮薬などの一般用医薬品、「肌ラボ」などのスキンケア事業が柱。1899年創業。スキンケア関連の売上高比率が高い。目薬で国内トップシェア。ロングセラー商品多数。国内はインバウンド需要が追い風。 記:2024/08/26
4755 東証プライム
948.5
10/11 15:00
+2(%)
時価総額 1,954,868百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。クレジットカード関連サービスなどフィンテック部門は順調。 記:2024/07/08
4912 東証プライム
1,657.5
10/11 15:00
-44(%)
時価総額 484,878百万円
トイレタリー用品や医薬品等を展開。オーラルケア国内首位。衣料品洗剤や石鹸も有力。ホームケア分野の競争力強化図る。薬品分野はニキビ薬等の売上が伸びる。23.12期通期は増収。24.12期は2桁営業増益計画。 記:2024/04/16
5110 東証プライム
1,552.5
10/11 15:00
-15.5(%)
時価総額 408,374百万円
大手タイヤメーカー。自動車やトラック等向けのタイヤの製造、販売に加え、ゴルフ用品やテニス用品、スポーツ事務の運営等も行う。23年12月期はタイヤの売上が1兆円超となった。スポーツの利益は過去最高となった。 記:2024/04/16
6367 東証プライム
19,430
10/11 15:00
-150(%)
時価総額 5,695,205百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6757 東証スタンダード
840
10/11 13:58
+3(%)
時価総額 4,620百万円
水関連機器メーカー。浄水器や電解水素水生成器、水自動販売機等を製造、販売。メンテナンスや水宅配等も手掛ける。高級食パン店も展開。商業施設等でウォータークーラーなどの導入が順調。メンテナンスも拡大。 記:2024/05/25
7203 東証プライム
2,562
10/11 15:00
-19(%)
時価総額 41,798,997百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7211 東証プライム
399.4
10/11 15:00
-4.1(%)
時価総額 595,219百万円
SUV・4WD技術に強みを持つ自動車メーカー。仏ルノー及び日産自動車と提携。海外売上高比率は7割超。アセアンの販売台数比率が高い。26.3期営業利益2200億円目標。アセアンで新商品の連続投入計画。 記:2024/06/17
7313 東証プライム
1,736.5
10/11 15:00
-28(%)
時価総額 236,164百万円
ホンダ系自動車部品メーカー。四輪車・二輪車用シートなどの自動車内装品が主力。二輪車用シートは国内トップシェア。水上バイク、医療用チェア等も手掛ける。新事業の拡大、主要客先シェアの向上などに取り組む。 記:2024/08/20
8303 東証スタンダード
2,766
9/27 15:00
-32(%)
時価総額 567,127百万円
旧日本長期信用銀行。消費者金融のレイクが主力。SBI傘下。法人業務はストラクチャードファイナンスに強み。法人業務では利息収入が増加。個人業務ではアプラスの割賦収益等が増加。24.3期1Qは黒字転換。 記:2023/08/16
9202 東証プライム
2,899
10/11 15:00
-7.5(%)
時価総額 1,403,968百万円
国内最大手の航空会社。全日本空輸(ANA)が中核。ピーチ、エアージャパンなども傘下に持つ。航空事業のほか、旅行事業、商社事業等も手掛ける。国際線、国内線ともに旅客需要増。貨物事業の拡大等に取り組む。 記:2024/08/02
9434 東証プライム
189.5
10/11 15:00
-2.6(%)
時価総額 9,031,393百万円
通信キャリア大手。個人向けモバイルサービス、ブロードバンドサービスの提供等を行うコンシューマ事業が主力。メディア・EC事業等も手掛ける。コンシューマ事業では付加価値サービスの拡充等で収益拡大を図る。 記:2024/08/05
9532 東証プライム
3,288
10/11 15:00
+17(%)
時価総額 1,370,044百万円
関西地盤の大手都市ガス会社。ガスの生産・供給やガス供給線の建設・保全、ガス器具の販売を手掛ける。電力小売事業も。ガス販売量は家庭用減少も業務用増加で補う。電力販売量は小売が増加。脱炭素へ投資拡大。 記:2024/07/13