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馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術:トレードステーション【市場規模拡大中のeスポーツ関連】

2018/2/22 18:42 FISCO
*18:42JST 馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術:トレードステーション【市場規模拡大中のeスポーツ関連】 皆さま、こんにちは。フィスコ企業リサーチレポーターの馬渕磨理子です。 『馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術』と題して、私が普段のトレードで使っている分析ツール「トレードステーション」について、その活用方法を、最新のニュース情報も交えながらお話しする連載です。 具体的にテーマや銘柄を交えてお話しします。今回は2024年パリ五輪で正式種目化が検討されている「eスポーツ」についてです。 ●2024年パリ五輪で「eスポーツ」の正式種目化が検討、日本も始動 eスポーツの五輪種目化が進んでいるようです。eスポーツとは、「エレクトロニック・スポーツ」の略で、コンピューターやビデオゲームを使った対戦をスポーツとして捉える際の名称です。 近年米中韓などを中心に世界的な競技人口の増加から、2024年のパリ五輪で正式種目化が検討されています。この流れを受けて、自民党の河村建夫衆院議員は、国内での法整備などに積極的に取り組む考えを示したことが伝わっています。 eスポーツは、22年に中国で行われる第19回アジア競技大会でメダル種目となる予定であり、今年2月の平昌(韓国)五輪に合わせて米インテルが同国内でのeスポーツ大会を開催するなど、その人気は実際にオリンピックにも波及しています。これらを背景に河村氏は、「五輪種目になるかもしれず、日本が後れを取るわけにはいかない」と述べています。日本もいよいよ始動することになりそうです。 ●eスポーツの市場規模 海外のeスポーツ大会の優勝賞金は多いもので約11億円! パリ五輪が開催される24年をメドに、今後6年以内に国内で数万人規模の国際大会が開催できるような環境の整備を図っていく方針です。欧米では、賞金のかかったイベントでの賞金やスポンサーとの契約金で1億円超えのトッププロゲーマーも存在しています。有名なゲームであれば、プレイヤー人口は推定7500万人と言われています。 一部調査会社の試算によると、世界のeスポーツによって発生が見込まれる関連収益は20年までに50億ドル(約5500億円)と、英国のサッカープレミアリーグに匹敵する経済規模に成長する可能性があるといった内容も伝わっています。これらを踏まえ、オリンピックとの結びつきはもちろんのこと、政府の掲げる20年に4000万人の訪日外国人誘致という数値目標に向けた重要テーマの一つとしても今後は意識しておく必要がありそうです。 ●代表的なeスポーツ関連銘柄 では、具体的にeスポーツ関連銘柄についてフィスコアプリで調べてみたところ、下記の銘柄が代表的とみられます。ミクシィ<2121>、博報堂DY<2433>、ネクソン<3659>、モブキャスト<3664>、ハーツユナイテッドグループ<3676>、CRI・ミドルウェア<3698>、ケイブ<3760>、カヤック<3904>、Aiming<3911>、Jストリーム<4308>、レイ<4317>、電通<4324>、ぴあ<4337>、フジ・メディアHD<4676>、サイバーエージェント<4751> ●マトリックスでザラ場の空気を読む これらの銘柄をマトリックスで分析してみましょう。マトリックスは、価格ごとの板とともに、『価格ごとの出来高』も表示されます。どの価格でどれだけ取引が行われたかがひと目で分かるようになっています。 例えば、レイ<4317>を見てみましょう。イベントや展示会、テレビCM等の企画、製作が主力の会社です。2017年12月1日にテレビ朝日と資本業務提携契約を締結していることも好材料です。株価は640円付近がサポートラインとなっています。 マトリックスを使って、現在の株価水準である650円~750円付近の動きを分析してみると、680円付近で出来高%が高まり上昇し、700円を越えると買い気配も数量も増えました。700円台をクリアする時のスピード感をマトリックスでは、感じる事ができます。また、700円に乗せてからの後の値動きなども視覚的に分かります。(2月15日時点) 次回も、このような形で、話題のニュースから読み解いたテーマとトレードステーションのツールについてお話します。 ※「馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術」は、米国TradeStation Groupが開発したトレーディングツール「トレードステーション」の日本語版(マネックス証券が提供)を馬渕磨理子の見解で注目し、コメントしたものです。開発会社や日本語版提供会社との見解とは異なる場合があります。 (フィスコ企業リサーチレポーター 馬渕磨理子) 《DM》
関連銘柄 15件
2121 東証プライム
2,802
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 219,203百万円
スマートデバイス向けゲーム「モンスターストライク」などのデジタルエンターテインメント事業が主力。スポーツ事業、家族向け写真・動画共有アプリ等も。モンスターストライクは利用拡大、収益基盤の強化に取り組む。 記:2024/10/06
1,170.5
11/22 15:30
+7(%)
時価総額 455,979百万円
大手広告代理店。博報堂、大広、読売広告社などを傘下に収める持株会社。国内は情報・通信、飲料・嗜好品向け売上比率が高い。アジアなど海外でも事業展開。デジタルマーケティング、コマースビジネスが成長領域。 記:2024/08/27
3659 東証プライム
2,197
11/22 15:30
+48.5(%)
時価総額 1,902,323百万円
PCオンラインゲーム、モバイルゲームを世界展開。NXC保有IPを活用したPCゲームの開発に強み。中国や韓国で人気タイトルを複数保有。北米及び欧州は売上伸長。「デイヴ・ザ・ダイバー」などが売上貢献。 記:2024/06/13
40
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 1,786百万円
オリジナル食器や調理道具、キッチン雑貨の製造・販売等を行う「ゆとりの空間」、yossyの推し馬チャンネルの運営等を行う「NINJIN」などを傘下に収める持株会社。IP投資育成事業の拡大などに取り組む。 記:2024/08/27
817
11/22 15:30
+5(%)
時価総額 19,519百万円
総合デバッグサービス等を手掛けるデジタルハーツ、品質コンサルティング事業等を手掛けるAGESTなどを傘下に収める持株会社。カプコンなど多数の国内ゲームメーカーと取引実績。エンタープライズ事業は高成長続く。 記:2024/06/13
3698 東証グロース
770
11/22 15:30
+17(%)
時価総額 4,295百万円
音声・映像のミドルウェア製品「CRIWARE」の開発・販売、サポート等を行う。カラオケや遊技機関連、モビリティ分野等の組込みシステム開発も。クラウドソリューションは大型システム開発案件の受注等で順調。 記:2024/06/13
3760 東証スタンダード
1,088
11/22 15:30
+19(%)
時価総額 7,283百万円
モバイルオンラインゲームの開発・運営を行う。弾幕シューティングゲームに強み。動画配信関連事業も手掛ける。スマホゲーム開発・運営を行う「でらゲー」を傘下に持つ。新規ゲーム「東方幻想エクリプス」は売上順調。 記:2024/06/07
3904 東証グロース
510
11/22 15:30
+4(%)
時価総額 8,216百万円
ハイパーカジュアルゲームを通じて得る広告収入が柱。ネット広告の制作受託やeスポーツ大会の企画・運営も。M&Aに意欲。簡易ゲームはユーザー獲得鈍化し広告収入低調。縦読み型電子コミック等で自社IP創出を進める。 記:2024/08/06
3911 東証グロース
207
11/22 15:30
-2(%)
時価総額 9,668百万円
オンラインゲーム配信サービス、オンラインゲーム制作・運営受託サービスを手掛ける。「剣と魔法のログレス いにしえの女神」等が主要タイトル。コロプラと資本業務提携。リリステは24年9月に正式サービス開始予定。 記:2024/08/02
4308 東証グロース
360
11/22 15:30
+6(%)
時価総額 10,101百万円
動画配信プラットフォーム「J-Stream Equipmedia」、ライブ中継サービスが主力。大規模コンテンツの安定配信技術に強み。トランスコスモス傘下。M&Aを通じて事業領域の強化、拡大を追求。 記:2024/06/03
4317 東証スタンダード
427
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 6,118百万円
映像やイベント、プロモーション、デジタルコンテンツ、パッケージの制作、映像編集スタジオの運営、映像機器レンタルを行う。テレ朝HDの持分法適用関連会社。映像機器レンタル堅調もイベント関連が低調。人件費増重し。 記:2024/10/26
4324 東証プライム
3,744
11/22 15:30
-17(%)
時価総額 1,011,498百万円
国内最大の広告代理店。世界145以上の国・地域で事業展開。メディア確保力、広告企画力などが強み。配当性向35%目標。内部投資で競争力、ケイパビリティの強化を図る。中国などでのコアビジネス再建に注力。 記:2024/07/08
4337 東証プライム
3,115
11/22 15:30
+5(%)
時価総額 48,722百万円
音楽・スポーツ等のチケット販売、イベント等の企画・運営、ぴあアリーナMMの運営、出版等を手掛ける。配当性向30%程度目安。ぴあアリーナMMは稼働率向上。主催イベント、メディアコンテンツ商品の多角化図る。 記:2024/06/18
1,710.5
11/22 15:30
+28(%)
時価総額 400,591百万円
フジテレビジョンが中核の持株会社。ニッポン放送、ポニーキャニオン、サンケイビルなども傘下に持つ。ドラマ、バラエティー番組で実績。配当性向40%目標。フジテレビジョンでは番組コンテンツの強化等に注力。 記:2024/07/08
4751 東証プライム
1,008.5
11/22 15:30
-4.5(%)
時価総額 510,648百万円
インターネット広告事業が主力。運用型広告で国内首位。検索連動型広告に強み。ABEMA等のメディア事業、ゲーム事業、投資育成事業等も手掛ける。ABEMAはスポーツコンテンツの拡充、マネタイズを強化。 記:2024/08/26