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山崎パン、アドバンテス、アンリツなど

2024/8/1 15:31 FISCO
<9509> 北海電力 1057.5 +38大幅続伸。前日に第1四半期決算を発表、経常利益は332億円で前年同期比30.2%減となっているが、市場コンセンサスのおよそ2倍の水準となり、据え置きの通期計画370億円、前期比57.6%減に対する進捗率も90%となっている。燃料費等調整制度の期ずれ影響が従来計画よりマイナスに寄与するとしているが、高い進捗率を受けての業績大幅上振れ期待は高まる方向のようだ。 <5332> TOTO 4525 +396大幅続伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は98億円で前年同期比2.4倍と急拡大している。中国の苦戦は続いたものの、米国やアジアを中心に海外住設事業が伸長したほか、静電チェックの販売回復や円安効果で新領域事業の収益も大きく改善したようだ。通期予想の480億円、前期比12.2%増は据え置いているが、第1四半期好スタートを受け、上振れ期待が先行する展開となっているようだ。 <4506> 住友ファーマ 473 +55急伸。前日に第1四半期決算を発表、コア営業損益は9億円の赤字となっているが、会社計画は100億円ほど上振れたようだ。抗がん剤のオルゴビクスをはじめ基幹3製品の売上が強含みに推移し、売上高が想定以上に伸長したことが背景。また、日本の従業員の2割以上に及ぶ700名の早期退職者の募集も発表。26年3月期以降の黒字化確度が高まってきたとの見方につながっているようだ。 <6503> 三菱電 2367 -234大幅安。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は587億円で前年同期比3.8%減となり、市場予想は80億円ほど下振れたとみられる。FAシステムや空調などの需要鈍化が減益要因となったようだ。通期予想は円安効果で売上高を上方修正しているものの、営業利益は4000億円、前期比21.8%増を据え置き。円高の進行や全体相場急落の中で、実績値のコンセンサス下振れをネガティブに捉える動きが優勢に。 <6754> アンリツ 1118 -173急落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は6.2億円にとどまり、通期予想の110億円、前期比22.5%増に対して低水準となっている。市場予想は18億円程度であったとみられる。主力の通信計測の受注も162億円で、前四半期との比較では引き続き伸び悩む状況が続いている。同事業の利益率も、棚卸評価損や構造改革費用を計上しているとみられるが、前四半期比では大きく悪化する形になっている。 <2212> 山崎パン 3044 -675急落。前日に上半期決算を発表、営業利益は310億円で前年同期比50.6%増となり、従来予想の240億円を大きく上振れた。つれて、通期予想は従来の480億円から545億円に上方修正した。ただ、4-6月期の145億円は市場予想を20億円程度下振れており、上方修正値もコンセンサスを30億円程度下回った。足元での菓子パンの伸び鈍化なども意識される状況になっており、ネガティブな反応が先行した。 <6526> ソシオネクスト 3222 +144大幅続伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は103億円で前年同期比1.5%増と増益を確保、据え置きの通期予想270億円、前期比24.0%減に対する進捗率は38%に達している。為替のプラス効果などが大きく、会社計画を上回る推移であったとみられる。1ドル=130円前提など会社計画は保守的と捉えられ、上振れ確度は高まる方向とみられる。なお、北米データセンター向けの商談は最終段階のもよう。 <6501> 日立 3463 +175大幅続伸。前日に第1四半期決算を発表、調整後営業利益は1976億円で前年同期比51.4%増となり、市場予想の1500億円を大きく上回った。デジタルシステム&サービス事業やパワーグリッド事業などが市場の期待以上であったとみられるルマーダの売上高も会社想定を上回った。受注高に関しても市場の期待以上とみられ、通期予想の8550億円、前期比13.1%増は据え置いたが、上振れ確度は高まったとの見方に。 <8354> ふくおか 4380 +107大幅続伸。日本銀行では前日まで開催されていた金融政策決定会合で、政策金利を0.25%程度に引き上げる追加利上げを決定している。利上げ自体は前日の株式市場で織り込まれたとみられるが、その後の総裁会見は、今後の追加利上げも示唆するような想定以上のタカ派的な姿勢と捉えられ、国内金利の動向に影響を受けやすい同社など地銀株には、一段の上値追い材料となっている。銀行セクターは本日唯一のプラスサイドに。 <6857> アドバンテス 6863 +834急伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は313億円で前年同期比2.2倍となり、市場予想を100億円以上上回る形になった。通期予想は従来の900億円から1380億円にまで上方修正、1100億円程度のコンセンサスも大きく上回った。テスタ市場の見通しを引き上げたようだ。なお、FOMC受けた米利下げ期待の高まりで、SOX指数が前日に大幅高となっていることも支援となった。 《ST》
関連銘柄 10件
2212 東証プライム
2,782.5
9/13 15:00
-15(%)
時価総額 612,937百万円
国内最大の製パン会社。1948年設立。菓子パンに強み。コンビニ「デイリーヤマザキ」の運営等も。不二家、東ハトなどを傘下に持つ。配当性向30%目標。食パン部門は主力の「ロイヤルブレッド」などの販売が順調。 記:2024/06/25
4506 東証プライム
576
9/13 15:00
+9(%)
時価総額 229,190百万円
住友化学傘下の製薬会社。2005年に大日本製薬と住友製薬が合併して誕生。精神神経領域、がん領域が研究重点領域。非定型抗精神病薬「ラツーダ」等が主力製品。2型糖尿病治療剤「エクア」などの販売拡大図る。 記:2024/06/11
5332 東証プライム
4,758
9/13 15:00
-21(%)
時価総額 842,076百万円
衛生陶器大手。国内首位のトイレに強み。バス・キッチンや洗面商品も。24.3期3Qは日本住設事業が堅調。パブリック用途は足踏みだが、住宅用途のリモデルが売上増。米州事業ではネオレスト、ウォシュレットが堅調。 記:2024/04/13
6501 東証プライム
3,431
9/13 15:00
+11(%)
時価総額 15,908,068百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
6503 東証プライム
2,314
9/13 15:00
+4(%)
時価総額 4,968,625百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6526 東証プライム
2,883.5
9/13 15:00
+0.5(%)
時価総額 513,499百万円
半導体ファブレスメーカー。富士通、パナソニックのシステムLSI事業の統合により誕生。SoCの設計・開発、販売を行う。オートモーティブ、データセンターなどが注力分野。注力分野中心に多くの大型商談を獲得。 記:2024/07/28
6754 東証プライム
1,073
9/13 15:00
-12(%)
時価総額 145,784百万円
通信用計測器、測定システムの製造・販売等を行う通信計測事業が主力。1895年創業。自動重量選別機、EV・電池向け試験装置等も。配当性向は50%以上目標。中計では27.3期営業利益200億円目指す。 記:2024/06/15
6857 東証プライム
6,375
9/13 15:00
+82(%)
時価総額 4,884,327百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
3,628
9/13 15:00
-16(%)
時価総額 693,449百万円
福岡銀行、熊本銀行、十八親和銀行、福岡中央銀行などを傘下に収める持株会社。国内最大規模の地域金融機関。総資産は32兆円超。スマホ専業のみんなの銀行などを育成。デジタルチャネルの拡充などに取り組む。 記:2024/08/01
9509 東証プライム
1,007
9/13 15:00
-13.5(%)
時価総額 216,799百万円
北海道を管轄する電力会社。原発停止で火力と他社受電が柱に。ガス小売等も手掛ける。連結子会社に北海道電力ネットワーク、北海電気工事など。販売電力量は足踏みを見込む。石狩湾新港発電所は30年度に運転開始予定。 記:2024/06/09