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シンプレクスHD、信越ポリマ、日野自

2024/7/26 15:20 FISCO
<6436> アマノ 3728 -363大幅続落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は32.3億円で前年同期比13.6%増となっている。据え置きの通期計画210億円、同7.3%増に対する進捗率は38%にとどまっているが、季節性も高く前年比では進捗率は高まる状況。ただし、新紙幣導入効果などが期待されて株価が高値圏にあった中、出尽くし感が優勢の展開になっている。なお、営業利益率も前年同期比で悪化の方向となっている。 <4373> シンプレクスHD 2220 -385急落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は16.3億円で前年同期比4.8%減となり、据え置きの上半期計画47.3億円、同18.1%増に対し、低調な推移と受けとめられているようだ。研究開発費の前倒し消化などが要因となっており、会社側では想定の範囲での進捗とみているもよう。中途採用強化による採用フィーの増加、新オフィス開設に伴う一時的費用の計上なども利益押し下げ要因に。 <7201> 日産自 466.2 -18.8大幅続落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は10億円にとどまり、1500億円程度の市場コンセンサスを大幅に下振れ。通期計画は従来予想の6000億円から5000億円、一転2ケタ減益見通しに下方修正している。下振れは想定線とみられるが、下方修正幅は想定以上。為替前提はプラス方向に修正されたが、北米が苦戦しており、在庫調整に伴うインセンティブの増加などが影響のもよう。 <6504> 富士電機 8121 +248大幅反発。前日に第1四半期の決算を発表している。営業利益は173億円で前年同期比17.7%増となり、市場予想を10億円強上回っている。新紙幣発行に伴う改札対応の特需が牽引したとみられる。パワー半導体の市況低迷による影響が懸念されていた中、期待以上の決算を評価する動きが優勢に。なお、投資有価証券売却益の計上で、通期予想は純利益のみ765億円から805億円に上方修正している。 <7970> 信越ポリマ 1653 +206急伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は32.2億円で前年同期比5.7%増となっている。車載用製品の出荷が好調で電子デバイス事業が牽引役となる形に。また、未定としていた通期予想を公表、営業利益は128億円で前期比15.8%増としている。市場コンセンサスを15億円ほど上回るレベルであり、買い材料視されているようだ。年間配当金は前期比2円増の48円を計画としている。 <7205> 日野自 453.4 +51.3急伸。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は63.8億円で前年同期比5.6倍の水準となっている。据え置きの通期予想200億円に対する進捗率は32%となっており、ポジティブなインパクトが先行している。国内大型トラックの販売台数増加、為替の円安効果などが大幅増益の主因に。なお、中国でエンジン生産から撤退するとの観測報道も伝わっており、構造改革進展へのきたいにもつながっているもよう。 <4519> 中外薬 6264 +238大幅反発。前日に第2四半期決算を発表、4-6月期営業利益は1583億円で前年同期比40.6%増となり、第1四半期実績の同1.6%増から増益率が拡大。市場予想も30%程度上回ったとみられる。ヘムライブラの海外売上が大きく伸長しているほか、アクテムラの輸出も想定以上の順調だったもよう。上半期営業利益は2582億円で、通期計画4600億円に対して好進捗、業績上振れが意識される状況となっている。 <4307> NRI 4661 +398大幅反発。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は326億円で前年同期比20.8%増となり、据え置きの通期計画1320億円、前期比9.6%増からみて、想定以上の増益決算になったとみられている。金融ITソリューションが銀行・保険・証券向けの好調や利益率改善で大幅増益となったほか、IT基盤サービスもセキュリティ関連が好調であったもよう。なお、一過性の利益計上なども押し上げ要因となったようだ。 <6702> 富士通 2700 +264.5急伸。前日に第1四半期決算を発表、営業損益は214億円の黒字で、前年同期19億円の赤字から黒字転換。コンセンサスを100億円近く上振れ、社内計画も上回る着地であったもよう。サービスソリューションの受注残高は引き続き高水準が継続し、同部門の営業利益進捗率はこれまでと比較して高水準となっている。安定した好業績評価、並びに業績上振れ期待の高まりを反映する動きになっている。 <7751> キヤノン 4622 +289大幅反発。前日に第2四半期決算を発表、4-6月期営業利益は1184億円で前年同期比28.3%増となり、市場予想を200億円近く上回ったもよう。つれて、通期予想は従来の4350億円から4650億円に上方修正、コンセンサスは従来会社計画よりも下の水準であった。為替前提の変更が上振れ要因だが、構造改革費用計上を相殺しての上方修正であり、同費用計上による来期以降の収益拡大も想定される形に。 《ST》
関連銘柄 10件
4307 東証プライム
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時価総額 2,557,465百万円
大手システムインテグレーター。金融ITソリューション、産業ITソリューションが柱。戦略コンサル、IT基盤サービスも。業界トップクラスの収益力が強み。26.3期営業利益1450億円目標。DX事業の推進図る。 記:2024/10/25
2,521
11/22 15:30
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時価総額 147,168百万円
金融サービス開発等を行うシンプレクスが中核の持株会社。大手証券会社、メガバンクなどが主要取引先。運用サービス、戦略/DXコンサル等も手掛ける。金融ソリューションでは運用サービスの収益性向上などを図る。 記:2024/08/13
4519 東証プライム
6,270
11/22 15:30
-113(%)
時価総額 10,527,694百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
6436 東証プライム
4,226
11/22 15:30
+25(%)
時価総額 323,957百万円
就業情報システム・給与計算システム、パーキングシステム機器等の時間情報システム事業が主力。1931年創業。集塵機等の環境関連システム事業も。情報システムのソフト・クラウド事業等を成長ドライバーに位置付け。 記:2024/10/12
6504 東証プライム
8,551
11/22 15:30
+65(%)
時価総額 1,276,639百万円
大手総合電機。1923年創業。駆動制御機器や電源機器、計測機器、監視制御システム、半導体等を手掛ける。地熱発電設備、非鉄金属向け大容量変圧整流器等で世界トップシェア。新製品投入など成長戦略の推進図る。 記:2024/07/28
6702 東証プライム
2,757
11/22 15:30
+16(%)
時価総額 5,710,045百万円
国内最大のITサービス企業。1935年設立。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。成長領域のサービスソリューションに注力。欧州の構造改革は25年度に完了予定。 記:2024/10/20
7201 東証プライム
406.3
11/22 15:30
-5.7(%)
時価総額 1,714,877百万円
大手自動車メーカー。1933年設立。仏ルノー、三菱自動車とアライアンス形成。プロパイロットなど自動運転化技術等に強み。日本は電動車のモデルミックス向上、中国では日産ブランド車のラインナップ刷新図る。 記:2024/10/07
7205 東証プライム
408.5
11/22 15:30
+1.1(%)
時価総額 234,716百万円
トラック・バスメーカー。大型や中型、小型のトラック、観光バスや路面バスを製造、販売する。ディーゼルエンジンや自動車部品も提供する。トヨタの連結子会社。国内販売台数が増加。海外低調も価格改定進める。 記:2024/07/25
7751 東証プライム
5,054
11/22 15:30
+61(%)
時価総額 6,740,838百万円
精密機器大手。1937年設立。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上比率は7割超。商業印刷、産業印刷分野はラインアップ強化図る。 記:2024/10/21
7970 東証プライム
1,645
11/22 15:30
+9(%)
時価総額 135,915百万円
信越化学工業傘下の樹脂加工メーカー。入力デバイスや半導体関連容器、ラッピングフィルム等を手掛ける。半導体搬送用ボックスなどで世界シェアトップクラス。主力製品の拡販、生産・供給体制の拡充などに注力。 記:2024/08/12