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ソシオネクスト、ナルミヤ、スルガ銀など

2024/4/4 15:43 FISCO
<9275> ナルミヤ 1350 +121大幅反発。前日に24年2月期の決算を発表、営業利益は21.1億円で前年同期比23.5%増となり、2月に上方修正した水準での着地に。また、25年2月期も23.5億円で同11.6%増と連続2ケタ増益の見通しとしている。加えて、27年2月期までの中期計画を発表している。営業利益は30億円を目指すとしているほか、配当性向は35%を目標にするとしている。 <5933> アルインコ 1075 +52大幅反発。前日に業績予想の修正、並びに中期計画を発表。24年3月期営業利益は従来予想の25億円から17億円に下方修正した。建設機材関連事業における販売の後ずれが主因となっているもよう。一方、2027年3月期までの中期計画では、経常利益50億円(24年3月期見込み28億円)を目指すとしているほか、配当性向40%を目標とした累進配当を実施するとしており、今後の配当水準の増加を意識する流れに。 <8273> イズミ 3694 +210大幅続伸。、西友が九州地域において展開する食品スーパー事業について、連結子会社のゆめマート熊本が承継することを発表している。吸収分割の効力発生日は8月1日を予定。69店舗を承継し、承継する事業の22年12月期売上高は約970億円、売上総利益は約267億円となる。短期業績インパクトへの期待のほか、仕入れや販促、物流などにおけるスケールメリットの享受も想定される状況に。 <5713> 住友鉱 5091 +262大幅続伸。前日のNY金先物6月限は1オンス2315ドルで前日比1.45%高となり、連日の高値更新となった。金相場の上昇でメリットを受ける銘柄として、関心が向かったようだ。前日は米ISM非製造業景気指数の低下でドル売りとなり、金買いにつながった。また、足元で地政学的リスクが高まっていることなども金価格にとっては追い風に。本日は同社のほか、資源価格上昇で三井金や三菱マなど非鉄大手が強い動きに。 <8001> 伊藤忠 6811 +46続伸。2月2日の最高値を更新した。経営方針、並びに25年3月期の経営計画策定を公表しており、前日の後場から買い優勢の展開が続く形に。純利益成長率10%、総還元性向40%以上を目標として、ROE15%以上を目指すとしている。また、25年3月期純利益は8800億円、総還元性向50%を目処とした配当下限200円や自社株買い約1500億円をコミットしており、市場の期待値を上回る水準となっている。 <8088> 岩谷産 8948 +548大幅続伸。政府は原子力を活用した水素製造の実証を2028年にも始めると伝わった。3月下旬には小型原子力炉の安全確認試験に成功しているようで、再生エネだけでなく原発からも作る技術を確立して民間の供給体制を後押ししていく方針。水素市場の拡大につながるものとして、関連株と位置付けられる同社に関心が向かう展開。なお、モルガン・スタンレーMUFG証券が目標株価を12830円に引き上げこともも材料に。 <4452> 花王 6099 +298大幅続伸。香港の投資ファンドであるオアシス・マネジメントが同社にマーケティングの改善を求め、主要な化粧品とスキンケアブランドの国際的な成長に重点を置くよう要請したと伝わっている。オアシスでは、マーケティングが改善された場合、「株価は1万円を超え、現在の株価水準から76%以上上昇する」との試算を示しているもよう。経営改善への期待感や実質的な株価価値を見直す動きが優勢に。 <6361> 荏原製 13755 +485大幅反発。回路線幅が2ナノメートルに対応する半導体研磨装置の開発にメドをつけたと報じられている。微細な回路の層をより多く積み重ねるために、各層をこれまでよりも平たくすることができるようだ。半導体メーカーとの共同開発進め、2025年頃に実用化を目指しているもよう。韓国サムスン電子や台湾TSMCが25年に2ナノ品を量産するとみられる中、今後の展開力に対する期待感が先行へ。 <8358> スルガ銀 942 +77大幅続伸。岡三証券では投資判断「強気」」、目標株価1070円でカバレッジを開始した。貸出金・貸出債権の残高反転に伴う増収増益、それに伴う増配の段階に入りつつあると評価している。当面の与信コストは低位にとどまるほか、有証売却損の影響が剥落する25年3月期は大幅な増収増益が期待できると分析また、クレディセゾンとの資本業務提携については、両社の親和性は高く中長期的に様々な提携メリットが期待できると。 <6526> ソシオネクスト 4689 +700急騰。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「イコールウェイト」から「オーバーウェイト」に、目標株価も3100円から5200円に引き上げた。CSPの3nmカスタムチップの商談を獲得する可能性が高まっており、中長期成長見通しは改善したと判断しているようだ。上記商談の製品売上が26年度には約200億円立ち上がってくると想定、同年度の営業利益予想はコンセンサスを14%上回る水準と予想。 《ST》
関連銘柄 10件
4452 東証プライム
6,208
11/22 15:30
+10(%)
時価総額 2,892,307百万円
トイレタリー国内最大手。衣料用洗剤や食器用洗剤、サニタリー製品、スキンケア製品、化粧品のほか、油脂製品等のケミカル事業も手掛ける。バスクリーナーは高付加価値製品が好調。ヘアケア製品などは売上が順調。 記:2024/06/11
5713 東証プライム
3,823
11/22 15:30
-41(%)
時価総額 1,111,782百万円
総合非鉄素材メーカー。1590年創業。住友グループの源流。資源開発、銅など非鉄金属の製錬、機能性材料の製造・販売等を行う。材料事業では車載用電池材料の需要が底堅い。資源部門では菱刈鉱山が順調な操業継続。 記:2024/07/02
5933 東証プライム
970
11/22 15:30
+8(%)
時価総額 20,408百万円
建設用仮設機材「足場」の製造・販売・レンタルが主力。業界トップクラスのシェア。フィットネス関連製品、無線通信関連機器の販売等も。新型足場「アルバトロス」の拡販図る。27.3期売上高680億円目指す。 記:2024/06/15
6361 東証プライム
2,293
11/22 15:30
+8.5(%)
時価総額 1,059,485百万円
1912年創業のポンプメーカー。標準ポンプや冷却塔、排水機場用ポンプで国内トップシェア。精密・電子、建築・産業、エネルギー分野の売上比率が高い。配当性向35%以上目標。成長分野中心に積極的な投資を行う。 記:2024/08/27
6526 東証プライム
2,360
11/22 15:30
+2(%)
時価総額 423,382百万円
半導体ファブレスメーカー。富士通、パナソニックのシステムLSI事業の統合により誕生。SoCの設計・開発、販売を行う。オートモーティブ、データセンターなどが注力分野。注力分野中心に多くの大型商談を獲得。 記:2024/07/28
8001 東証プライム
7,581
11/22 15:30
-4(%)
時価総額 12,015,051百万円
1858年創業の大手総合商社。繊維、金属、食料、機械、エネルギー・化学品、住生活分野などで事業展開。伊藤忠エネクス、伊藤忠食品などを傘下に持つ。総還元性向50%目途。川下ビジネスの開拓・進化等に取り組む。 記:2024/08/30
8088 東証プライム
1,876
11/22 15:30
+6(%)
時価総額 439,447百万円
総合エネルギー事業を主力とする独立系専門商社。LPガス等の供給、水素ガスや産業用ロボット、次世代自動車向け二次電池材料等を手掛ける。コスモエネルギーHDと資本業務提携。カーボンオフセットガスの販売を強化。 記:2024/06/11
8273 東証プライム
3,118
11/22 15:30
-6(%)
時価総額 223,451百万円
中国・九州地方中心に大型商業施設「ゆめタウン」、小型店舗「ゆめマート」等を展開。ユアーズ、デイリーマートを傘下に収める。広島、熊本などを重点エリアに位置付け。自社製造ブランド「zehi」の販売を推進。 記:2024/10/27
8358 東証プライム
991
11/22 15:30
-7(%)
時価総額 195,365百万円
静岡県東部地盤の地銀。神奈川県にも多くの店舗を有す。投資用不動産ローンや住宅ローンに強み。クレディセゾンと資本業務提携。貸出金は復調傾向。中計の26年3月期純益目標を110億円から135億円に上方修正。 記:2024/08/17
9275 東証スタンダード
1,312
11/22 15:30
-24(%)
時価総額 13,281百万円
子供服ブランドを展開するアパレル企業。メゾピアノなどが主力。フォトスタジオ事業等も。ワールドの連結子会社。27.2期売上高474億円目標。百貨店チャネルではインバウンド、新生児ギフトの強化等に取り組む。 記:2024/06/03