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ナブテスコ、タツモ、LINK&Mなど

2024/2/14 15:25 FISCO
<5838> 楽天銀行 2538 +228大幅続伸。前日に第3四半期決算を発表、累計純利益は251億円で前年同期比23.0%増となり、通期予想は従来の315億円から335億円、前期比20.9%増に上方修正している。銀行セクターは好進捗でも上方修正は少ないため、上方修正発表にポジティブな反応が先行。また、1月の新NISA開始によって楽天証券経由の新規口座獲得が増加し、口座数が1500万を突破したと発表していることも買い材料につながる。 <3968> セグエ 1112 +150ストップ高比例配分。前日に23年12月期決算を発表、営業益は10.9億円で前期比19.8%増となり、従来計画の10億円を上振れ。24年12月期は11.3億円で同4.0%増を見込み、年間配当金も前期の10円(株式分割考慮後)から11円に増配計画。また、株主優待制度を導入、1:3株式分割後の1000株以上保有の株主に、3月末と9月末に15000円分のクオカードを贈呈。高水準の優待利回りを評価。 <6268> ナブテスコ 2410 -480急落。前日に23年12月期決算を発表、営業益は174億円で前期比4.0%減、10-12月期が前年同期比33.0%減と大幅減益になり、従来計画の190億円を下回った。ただ、のれんの減損計上が下振れの主因とみられる。一方、24年12月期は128億円で同26.3%減の見通しとし、市場コンセンサスは200億円程度であったため、ネガティブなサプライズにつながる。コンポーネントなどに厳しい見方のもよう。 <6266> タツモ 4025 +700ストップ高。前日に23年12月期の決算を発表、営業利益は36.5億円で前期比30.2%増となり、2月6日に上方修正した水準での着地に。年間配当金は従来計画の21円から24円に引き上げ。一方、24年12月期は46億円で同25.9%増と連続2ケタ増益の見通し。年間配当金も30円への増配を計画している。プロセス機器事業の着実な拡大、表面処理用機器事業の収益改善などを見込んでいるもよう。 <2170> LINK&M 677 +100ストップ高。前日に23年12月期決算を発表。営業利益は46.2億円で前期比27.4%増となり、2018年の最高益を大幅に更新。従来計画並み水準での着地となった。一方、24年12月期は53.3億円で同15.3%増と連続2ケタ増益の見通し、年間配当金は0.3円増配の11.6円を計画。組織開発Divisionはクラウドにおける高い成長を見込んでいるほか、人財紹介事業なども成長を見込んでいるようだ。 <7309> シマノ 20035 -1510大幅反落。前日に23年12月期決算を発表。営業利益は837億円で前期比50.5%減となったが、従来計画の770億円は上振れた。一方、24年12月期は530億円で同36.6%減の見通し。市場予想は900億円程度と増益を見込んでいただけに、連続大幅減益ガイダンスにネガティブなインパクト。在庫調整終了による下期以降の回復を想定しているが、上半期は業績悪化継続を予想しているようだ。 <7972> イトーキ 1767 +300ストップ高比例配分。前日に23年12月期決算を発表、営業益は85.2億円で前期比86.0%増となり、従来計画の75億円を上振れ。24年12月期も100億円で同17.3%増と2ケタ増を見込む。また、配当性向を40%に引き上げ、年間配当金は前期の37円から42円に、今期も52円に増配計画。さらに、株主優待制度の新設、大株主の売却意向に対応した立会外取引での900万株の自社株買い発表などもプラスに。 <6273> SMC 80750 -2470大幅反落。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業益は501億円で前年同期比22.0%減となり、通期予想は従来の2330億円から2010億円に下方修正した。通期の市場コンセンサスは2200億円程度であったもよう。各地域における半導体関連需要の悪化が下振れの主因。下振れ懸念はあったものの、株価も高値圏にあっただけに、想定以上の下方修正をネガティブ視する動きが先行へ。 <4385> メルカリ 2120.5 -315急落。昨年4月の安値も割り込んで昨年来安値を更新。前日に第2四半期決算を発表、10-12月期営業利益は33億円で7-9月期の45億円から大幅減益、50億円程度であった市場予想も大きく下振れている。マーケットプレイスの流通取引総額は想定以上に底堅かったものの、広告宣伝費が大幅に増加したことが利益を押し下げる要因となっているもよう。利益コンセンサスの切り下がりを反映する動きが先行の形に。 <2914> JT 3909 -119大幅反落。前日に23年12月期決算を発表。調整後営業益は7280億円で前期比横ばいとなり、24年12月期は6880億円で同5.5%減を見込む。たばこ販売数量の減速、Ploom Xへの投資強化などを想定しているもよう。年間配当金は前期が194円で188円計画から増配だが、配当性向70-80%からは想定線とみられる。今期は横ばい計画。保守的とはみられるものの、減益ガイダンスがマイナス視された。 《ST》
関連銘柄 10件
563
11/22 15:30
+10(%)
時価総額 63,657百万円
組織開発、人材開発等を支援する経営コンサルティング会社。ALT派遣等を行うALT配置事業、パソコンスクールの運営等を行うキャリアスクール事業なども。モチベーションクラウドシリーズの売上は順調に拡大。 記:2024/09/01
2914 東証プライム
4,236
11/22 15:30
+32(%)
時価総額 8,472,000百万円
世界的な大手たばこメーカー。メビウス、セブンスター等のブランドを展開。製薬会社の鳥居薬品、加工食品メーカーのテーブルマーク等を傘下に持つ。たばこ事業は販売数量増などで、自社たばこ製品売上収益が順調。 記:2024/07/01
3968 東証プライム
624
11/22 15:30
+10(%)
時価総額 21,253百万円
セキュリティ製品やITインフラ製品の販売等を行うソリューションプロダクト事業、ITシステムの設計・構築等を行うソリューションサービス事業を展開。海外ビジネスの確立などに注力。26.12期260億円目標。 記:2024/10/11
4385 東証プライム
2,097.5
11/22 15:30
+29.5(%)
時価総額 344,051百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済「メルペイ」や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は300万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。米国事業も赤字縮小へ。 記:2024/06/09
5838 東証プライム
4,084
11/22 15:30
+21(%)
時価総額 694,358百万円
楽天グループのネット銀行。口座数は国内ネット銀行でトップ。銀行システムの開発、運用・保守を自社で行う。充実のサービスラインナップなどが強み。口座数は1580万口座超。セキュリティの更なる強化等を推進。 記:2024/10/07
6266 東証プライム
2,787
11/22 15:30
-25(%)
時価総額 41,365百万円
塗布装置等の半導体装置、半導体製造装置向け搬送装置などを手掛けるプロセス機器事業が主力。表面処理用機器事業、金型・樹脂成形事業も展開。岡山県岡山市に本社。液晶カラーフィルター用塗布装置で高シェア。 記:2024/10/09
6268 東証プライム
2,348
11/22 15:30
-10.5(%)
時価総額 284,258百万円
制御装置大手。精密減速機、鉄道車両用機器、航空機器、自動ドア、商用車用機器、油圧機器、舶用機器、包装機などを展開。太陽追尾駆動装置向けにも注力。中国の景気低迷響き、設備投資需要等弱含み。原価低減を図る。 記:2024/06/14
6273 東証プライム
66,580
11/22 15:30
-230(%)
時価総額 4,485,428百万円
空気圧制御機器メーカー。方向制御機器や駆動機器、空気圧補助機器、温調機器等の製造・販売を行う。空気圧機器で世界トップシェア。豊富な品揃えなどが強み。千葉県柏市の新技術センターは25年9月に完成予定。 記:2024/10/04
7309 東証プライム
21,335
11/22 15:30
+360(%)
時価総額 1,906,922百万円
自転車部品大手。スポーツ自転車向けに強く、変速機やブレーキ等で世界トップシェア。リール、ロッドなど釣具も手掛ける。1921年創業。大阪府堺市に本社。自転車部品はロードバイク向けコンポーネントの需要が堅調。 記:2024/10/21
7972 東証プライム
1,585
11/22 15:30
+7(%)
時価総額 84,612百万円
デスク・ワークステーションなどを手掛けるオフィス家具メーカー。特殊扉や情報セキュリティシステムなどの設備機器・パブリック事業も展開。サプライチェーン改革でビジネス拡張図る。配当性向は40%目指す。 記:2024/08/12