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高島屋、クロスキャット、ナガイレーベなど

2023/6/30 15:34 FISCO
<8011> 三陽商 1913 +33大幅続伸。前場に第1四半期決算を発表、その後は上げ幅を広げる展開に。営業利益は10.4億円で前年同期比2.1倍と急拡大、つれて、上半期計画は従来予想の1億円の赤字から2億円の黒字に、通期では24億円から27億円に上方修正した。人流やインバウンド需要回復で百貨店など実店舗の集客が回復したこと、80周年記念アイテムを含む春夏プロパー商材が好調に稼働したことなどで、売上は想定を上回るもよう。 <6616> トレックスセミ 2368 +89大幅続伸。SBI証券では投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価は2950円を据え置いた。24年3月期は在庫調整の影響が避けられず減収減益予想だが、パワー半導体及びアナログ半導体の成長ポテンシャルは不変で、在庫調整後は再び成長トレンドへ回帰の可能性と分析。25年3月期以降の業績拡大を考慮すれば、株価の割安感は強まったと判断している。なお、25年3月期営業利益は2.2倍の33億円と予想。 <6503> 三菱電 2027 +23.5続伸。ゴールドマン・サックス証券では投資判断を「売り」から「買い」に一気に2段階格上げ、目標株価も1450円から2500円に引き上げた。最近の事業構造改革への努力は収益性やリターンの改善として結実すると評価。自動車機器事業における事業再編計画は、今後の進捗の確認を通して市場の同社株への自信の高まりにつながると分析。パワー半導体のマージン改善期待なども市場は織り込みきっていないと指摘。 <4307> NRI 3961 -38反落。第1四半期営業利益が前年同期比5%減の270億円弱になる見通しとの観測報道が伝わった。第1四半期での減益は3年ぶりとなる。国内事業は好調だが、ビル売却益の反動減に加え、豪州や北米向けのシステム開発が伸び悩んでいる。通期予想は据え置く見通しとされている。一過性利益の反動を考慮すれば実質的には増益確保と捉えられるが、市場コンセンサスは280億円程度であるため、ネガティブな反応に。 <6178> 日本郵政 1036.5 +4.5もみ合い。保有する楽天グループの株式に関連して、800億円規模の損失を第1四半期決算で計上する調整に入ったと伝わった。21年に約1500億円を出資したが、携帯事業の苦戦で楽天グループの株価が低迷し、前日の終値は501円と取得直後の3分の1程度にまで下落している。ただ、楽天グループの株価下落の影響は反映されているとみられ、株価インパクトは限定的にとどまっている。今後は戦略の練り直しなどが焦点に。 <2307> クロスキャット 1207 +68大幅続伸。「CC-BizMate」のクラウド勤怠管理システムとAIを活用した音声感情解析の2つのソリューションが、中小企業・小規模事業者を対象とした経済産業省「IT 導入補助金 2023」の対象ツールとして登録認定されたと発表。これにより、対象事業者は勤怠管理業務の効率化と社員のメンタルヘルスケアを最大 1/2 の負担で推進することが可能となるため、製品需要の拡大が想定される状況となった。 <6920> レーザーテック 21575 -565大幅反落。前日の米国市場ではNYダウは上昇したもののナスダック指数は反落、1-3月期GDP確報値の上方修正、新規失業保険申請件数の下振れなど、想定以上の景気指標を受けて長期金利が上昇したことが要因。これにより、東京市場でも半導体関連などのグロース株には警戒感が強まっているようだ。また、前日は決算を受けて時間外取引で上昇していたマイクロンが4%超の下落となったこともネガティブに響く。 <4922> コーセー 13790 -655大幅続落。前日にスモールミーティングが開催されているもようで、主に中国や韓国の販売動向について、ネガティブ反応が優勢の動きにつながっているものとみられる。中国618セールは計画以下の推移となっているもようで、消費回復の鈍さや競争激化などが意識された。また、韓国免税も引き続き在庫調整などで厳しい状況が続いているもよう。また、米国のタルトのセルアウトは順調だが、伸長率は徐々に低下しているもよう。 <7447> ナガイレーベ 2173 -111大幅反落。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は35.4億円で前年同期比10.2%減となり、上半期実績の同8.7%減から減益率が拡大している。第2四半期(12-2月期)には収益回復傾向となっていたことで、期待感が先行していたとみられ、ネガティブな反応が強まっている。なお、発行済み株式数の1.5%に当たる50万株、10億円を上限とする自社株買いの実施を発表しているが、下支えにはなっていない。 <8233> 高島屋 2013 +144大幅反発。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は110億円で前年同期比66.4%増、80億円強の水準であった市場予想を上回った。つれて、上半期予想は従来の150億円から175億円、通期では350億円から375億円に上方修正した。百貨店事業における堅調な販売動向は織り込み済みとみられるが、コスト構造改革などによる経費削減なども想定以上に進んでいるとの見方が優勢に。 《ST》
関連銘柄 10件
2307 東証プライム
1,356
7/2 10:14
-21(%)
時価総額 23,060百万円
独立系のシステム開発会社。金融や官公庁向けに強み。配当性向は35%以上目安。官公庁や金融向けは売上足踏み。クレジットや通信、公営競技向け売上は堅調。投資有価証券売却益を計上。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/03/04
4307 東証プライム
4,593
7/2 10:14
+42(%)
時価総額 2,807,944百万円
大手システムインテグレーター。金融ITソリューション、産業ITソリューションが柱。戦略コンサル、IT基盤サービス等も。業界トップクラスの収益力が強み。26.3期売上810億円目標。海外売上の拡大等を図る。 記:2024/05/10
4922 東証プライム
10,090
7/2 10:13
-125(%)
時価総額 611,383百万円
化粧品国内大手。コスメデコルテ、雪肌精、エスプリーク、ファシオなど有力ブランド多数。高級スキンケアに定評。新商品の寄与等でタルトの売上は過去最高。23.12期通期は増収。24.12期は2桁営業増益計画。 記:2024/04/16
6178 東証プライム
1,654.5
7/2 10:14
+34.5(%)
時価総額 6,233,941百万円
日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命を傘下に有するグループ会社。約2万4千の郵便ネットワークを持つ。郵便・物流事業は売上伸び悩むが、郵便局窓口事業や銀行業が売上下支え。24.3期3Q累計は小幅増収。 記:2024/04/09
6503 東証プライム
2,586
7/2 10:14
+29(%)
時価総額 5,552,664百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
1,827
7/2 10:14
-12(%)
時価総額 21,109百万円
電源用ICメーカー。超小型で低消費電力、低ノイズのアナログ電源ICやディスクリート製品を提供する。車載向けや産業機器向けに強みを持つ。今期3Q累計は半導体市場の低迷が影響した。アジア向けも足踏みとなった。 記:2024/03/09
6920 東証プライム
33,980
7/2 10:14
-670(%)
時価総額 3,203,838百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
7447 東証プライム
2,552
7/2 10:14
-38(%)
時価総額 91,198百万円
看護師や医師、患者向け等の医療白衣専業メーカー。1915年創業。医療白衣のコア市場で国内シェア6割超。看護師向け製品の売上比率が高い。ハイエンド商品等を積極投入。中計では26.8期営業利益55億円目指す。 記:2024/04/29
8011 東証プライム
2,430
7/2 10:08
+20(%)
時価総額 30,674百万円
大手アパレルメーカー。「マッキントッシュロンドン」など28ブランドを展開。百貨店や直営店での販売に加え、ECサイトの構築・運営、コンサルティングも事業領域。百貨店など実店舗集客が回復し3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/27
8233 東証プライム
2,937.5
7/2 10:09
-69.5(%)
時価総額 522,167百万円
大手百貨店。日本橋、新宿、大阪、京都などに大型店を有す。海外はシンガポール、ベトナム、タイなどで店舗展開。商業開発業や建装業、金融業等も。27.2期営業利益575億円目標。人的資本への投資を加速。 記:2024/05/06