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山田コンサル、東海ソフト、日本色材など

2023/4/7 15:37 FISCO
<3382> 7&iHD 5636 -236大幅反落。前日に23年2月期決算を発表、営業益は5065億円で前期比30.7%増、12-2月期も3割増を確保し、ほぼ市場想定並みの水準で着地。一方、24年2月期は5130億円で同1.3%増と増益率鈍化を見込み、市場予想も100億円強下回る。国内外コンビニ事業は順調推移の見通しで、ネガティブインパクトは乏しいが、業績懸念が乏しい小売セクターにあって、サプライズに乏しい決算に売りが先行する形に。 <2809> キユーピー 2200 -59大幅反落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は16.6億円で前年同期比75.4%の大幅減益となり、通期予想を従来計画の210億円から140億円、前期比45.0%減に下方修正している。鳥インフルエンザの感染拡大で鶏卵の需給逼迫が深刻な問題になっているもよう。また、市販用ドレッシングの需要回復も鈍いようだ。下方修正懸念は強かったとみられるが、悪材料出尽くしにまでは至っていない。 <9716> 乃村工芸 880 -6伸び悩んで反落。前日に23年2月期決算を発表。営業利益は31.1億円で前期比42.7%減、3月8日に下方修正した水準で着地。一方、24年2月期は41億円で同31.7%増益に転じる見込み。インバウンドの回復やアフターコロナを見据えた投資回復による需要を見込むとしている。ただ、前期の下方修正前の予想水準が45億円であったことから、収益回復は想定よりも緩慢との見方が優勢になってきているもよう。 <4825> WNIウェザー 6610 +210大幅反発。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は25.1億円で前年同期比18.5%増となり、上半期実績の同10.6%増から増益率は拡大する方向となった。通期計画32億円、前期比10.2%増は据え置いているが、超過達成確度なども高まる形のようだ。モバイル、航海、航空事業などが増収となり、開発体制の最適化などによって開発外注費なども減少しているようだ。調整が続く株価の見直しにつながっている。 <9842> アークランズ 1540 +32大幅続伸。シティインデックスイレブンスが5.03%を保有する大株主に再度浮上したことが、前日提出された大量保有報告書で明らかになっている。保有目的は、投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこととしている。会社側の株主価値向上策の強化につながっていくとの期待が高まっているもようだ。22年10月にも大量保有が報告されており、その後はいったん保有比率が低下していた。 <4763> C&R社 2214 0一時高値更新もいってこい。前日に23年2月期決算を発表、営業益は39.6億円で前期比16.0%増となり、24年2月期は45億円で同13.7%増を見込む。見通し数値は従来の中計目標数値。一方、23年2月期配当金は従来計画の23円から27円に増額し、前期比7円の増配に。また、配当方針を変更、配当性向を20%水準から30%水準に引き上げるため、24年2月期配当金は前期比14円増の41円を計画。 <7513> コジマ 537 -16大幅続落。前日に業績予想の下方修正を発表、上半期営業利益は従来予想の39億円から25億円、前年同期比47.5%減に、通期では84億円から50億円、前期比38.3%減に引き下げ。前年の巣ごもり需要やグリーン住宅ポイント制度に伴う需要の反動減による影響が想定以上に大きくなっているもよう。通期ガイダンスはコロナ禍前の水準も大きく下回っており、想定以上に需要環境は厳しいとの見方に。 <4792> 山田コンサル 1300 -158急落で下落率トップ。前日に業績・配当予想の修正を発表。23年3月期営業利益は従来予想の27億円から28.5億円に上方修正。M&Aアドバイザリーなどの各種コンサルティングが順調推移となっているもよう。年間配当金も従来計画の47円から51円に引き上げ。ただ、第3四半期累計で23.2億円、前年同期比75.2%増だったため業績上振れは想定線、むしろ修正幅は想定よりも限定的との見方が先行。 <4430> 東海ソフト 999 +105急伸。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は6.8億円で前年同期比34.7%増となり、通期予想は従来の6.8億円から8.5億円に上方修正した。製品開発や設備投資のデジタル化の動きが活発で、関連するソフトウエア開発需要が非常に高い水準で推移しているもよう。トラブルや不採算案件なども少なくなっているもよう。また、年間配当金も従来計画の20円から30円にまで引き上げている。 <4920> 日本色材 1736 +181急伸。前日に23年2月期の業績上方修正を発表している。経常利益は従来予想の1億円から1.5億円に引き上げ、前期は1.7億円の赤字であった。国内・海外の化粧品メーカーからの受注に回復の動きがあり、売上高・利益ともに想定を上回る状況となっているもよう。3期ぶりの黒字転換となる。マスク着用の緩和に伴い、今後は一段と事業環境が改善するとの期待も先行へ。 《ST》
関連銘柄 10件
2809 東証プライム
3,596
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 508,834百万円
マヨネーズやドレッシング、パスタソース等の製造・販売を行う。1919年創業。マヨネーズ、ドレッシングは国内家庭用市場でトップシェア。アヲハタを傘下に持つ。海外でKEWPIEブランドの認知拡大を図る。 記:2024/08/02
2,556.5
11/22 15:30
+0.5(%)
時価総額 6,658,547百万円
国内流通グループ最大手。セブン-イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂、セブン銀行等を傘下に収める持株会社。海外コンビニ事業の売上構成比率が高い。海外コンビニ事業は店舗網の拡大、オリジナル商品の強化等に注力。 記:2024/10/24
4430 東証スタンダード
1,322
11/22 15:30
-15(%)
時価総額 6,504百万円
独立系ソフトウェア開発会社。1970年設立。産業システム開発や車載ソフトウェア開発、官公庁システム開発等を手掛ける。トヨタグループ、富士電機等が主要取引先。組込み関連事業では⺠生・産業機器関連開発が順調。 記:2024/06/07
1,580
11/22 15:30
+4(%)
時価総額 36,354百万円
映像やゲームなどクリエイティブ分野で企画・制作を行うクリエイターのプロデュース、エージェンシー事業が主力。医療分野、会計・法曹分野等でも事業展開。配当性向30%水準目安。新規サービスの創出等に注力。 記:2024/07/08
2,052
11/22 15:30
+12(%)
時価総額 40,827百万円
経営コンサルティング事業、M&Aアドバイザリー事業などのコンサルティング事業が主力。未上場株式投資事業などの投資事業も手掛ける。事業再生などに強み。経営コンサルティング事業は案件相談、受注ともに順調。 記:2024/10/12
4825 東証プライム
5,820
11/22 15:30
+80(%)
時価総額 68,932百万円
世界最大規模の民間気象会社。交通機関などに気象情報を提供。スマホアプリや24時間生放送配信を行う「ウェザーニュースLiVE」など個人向けも。DOE3%程度基準。中計では26.5期売上高260億円以上目標。 記:2024/06/11
4920 東証スタンダード
1,201
11/22 14:46
±0(%)
時価総額 2,521百万円
化粧品OEM・ODMメーカー。メイクアップ化粧品に強み。フランスのテプニエ社を傘下に収める。医薬部外品等のOEM、ODMも。化粧品メーカー各社からの受注は回復。クリーン・ビューティーへの取り組みを積極化。 記:2024/06/11
7513 東証プライム
1,045
11/22 15:30
+10(%)
時価総額 81,419百万円
ビックカメラグループの郊外型家電量販店。季節家電等の家庭電化商品、携帯電話等の情報通信機器商品が柱。EC事業、住設事業も。24年8月末時点で139店舗展開。店舗、ECでは高付加価値商品の販売強化図る。 記:2024/10/26
9716 東証プライム
778
11/22 15:30
-2(%)
時価総額 93,280百万円
ディスプレイ業界最大手。1892年創業。取引顧客数は2900社超。年間プロジェクト受託数は1万5000件超。東京ミッドタウン日比谷などで実績。大型プロジェクトが進行中。26.2期営業利益85.8億円目標。 記:2024/10/29
9842 東証プライム
1,698
11/22 15:30
+21(%)
時価総額 109,917百万円
新潟地盤のホームセンター。ムサシ、ビバホームを展開。とんかつ専門店「かつや」等の運営、不動産事業、フィットネス事業等も手掛ける。ホームセンター店舗数は140店舗超。日用消耗品、家庭用品は売上順調。 記:2024/10/29