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JVCKW、冶金工、メルカリなど

2022/11/1 15:35 FISCO
<6981> 村田製 7185 -115大幅反落。前日に第2四半期決算を発表。7-9月期営業利益は1064億円で前年同期比9.1%減となり、市場予想を100億円近く下振れた。また、通期予想は従来の4400億円から3800億円、前期比10.4%減と、一転減益見通しに下方修正した。通期の市場予想は4300億円程度であったとみられる。前提レート変更による円安効果は出るものの、それ以上に生産高減少に伴う操業度損発生の影響が大きくなるようだ。 <2914> JT 2698 +234大幅続伸。前日に第3四半期の決算を発表、営業利益は1964億円で前年同期比23.8%増となり、通期予想は従来の5490億円から6490億円、前期比30.1%増に上方修正した。想定以上のプライシング効果や為替の円安効果が上振れ要因に。また、業績上振れに伴い、年間配当金を従来計画の150円から188円に引き上げ、買いインパクトにつながった。前日終値をベースとした配当利回りは7.6%の水準に達する。 <9020> JR東 7895 -145反落。前日に上半期決算を発表、営業利益は667億円で上半期としては3期ぶりの黒字となったが、従来計画の750億円は下振れた。全セグメントで増収増益となったが、鉄道運輸収入の回復が想定よりも緩慢だったもよう。通期計画の1530億円は据え置き、旅行支援策や水際対策の緩和などによる運輸収入の回復を見込んでいる。下振れ決算にサプライズは乏しいが、株価が高値圏にあるなか、利食い売りの材料とされたようだ。 <6971> 京セラ 6884 -557大幅反落。前日に第2四半期決算を発表。7-9月期営業利益は351億円で前年同期比19.0%減益となり、500億円程度の市場予想を大きく下回る着地となった。第1四半期の同26.0%増からも大きく失速する形に。為替想定レートを円安方向に修正したものの、通期予想は据え置きと実質的に下方修正の格好ともなっている。半導体関連分野は好調であるものの、事務機や携帯端末などが足を引っ張っているようだ。 <6301> コマツ 2985 +137大幅続伸。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は1181億円で前年同期比58.4%増益となり、通期予想は従来の3460億円から4400億円、前期比38.8%増に上方修正している。通期市場コンセンサスは3900億円程度であったとみられる。北米を中心とした売上高の上振れ、販売価格の引き上げ効果、円安効果などが、原材料費上昇のマイナス影響を十分に吸収する形のようだ。 <6920> レーザーテック 21385 +95下げ渋ってもみ合い。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は85.1億円で前年同期比4.2倍となった。市場予想を10億円程度上回り、粗利益率も高水準を維持しているが、大きなサプライズはないようだ。一方、受注高は632億円で前年同期比3%の減少、通期計画に対する進捗率も21%とやや低水準。半導体市況が悪化しつつある中で、受注の下振れは警戒される形のもよう。 <5938> LIXIL 2007 -244急落。前日に上半期決算を発表。事業利益は61.6億円で前年同期比83.5%減益、7-9月期は8.2億円の赤字に転じた。つれて、通期予想は従来の810億円から420億円、前期比35.3%減に下方修正している。原材料費上昇の影響が大きく、価格改定効果ではカバーしきれないもよう。中国や米国での販売低迷も響いているようだ。業績下振れ懸念はあったものの、下方修正幅の大きさがネガティブサプライズに。 <4385> メルカリ 2895 +420急伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は31億円で前年同期比3.7倍となり、市場予想の上限値も上回る着地に。投資やコストが想定以上に抑制されているとの評価になっている。USセグメントの取引高は想定を下回っているもようだが、Marketplaceセグメントの取引高成長率は想定通りに進捗のもよう。グロース株の先高期待も強まる中で、一段の買い安心感へとつながっている。 <5480> 冶金工 3335 +503ストップ高。前日に上半期決算を発表。営業利益は127億円で前年同期比医91.0%増となり、通期予想は第1四半期決算時に公表した200億円から270億円、前期比93.3%増に大幅上方修正した。太陽光発電向けや水電解装置をはじめとした環境分野での高機能材の堅調な需要が続く中、価格改定効果も寄与したもよう。また、年間配当金も従来計画の140円から200円にまで引き上げ、利回り妙味も高まる形になった。 <6632> JVCKW 296 +80ストップ高。年初来高値を更新して2019年10月以来の高値水準に。前日に上半期決算を発表。営業利益は57.6億円で前年同期比2.8倍となり、通期予想は従来の80億円から208億円に上方修正した。パブリックサービス分野の無線システム事業が想定以上に好調で、今後は無線システム事業の大型案件受注効果も発現するもよう。固定資産譲渡益計上で純利益は40億円から152億円に増額し、株主還元拡充期待も。 《ST》
関連銘柄 10件
2914 東証プライム
4,275
5/8 15:00
-33(%)
時価総額 8,550,000百万円
大手たばこメーカー。未開放の中国市場を除けば世界トップ3級。世界で複数のタバコブランドを展開し、国内では紙巻たばこと加熱式たばこに注力。医薬品や加工食品も事業領域。23.12期売上収益は過去最高を更新。 記:2024/02/23
4385 東証プライム
1,782.5
5/8 15:00
-20.5(%)
時価総額 286,753百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は250万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。24.6期2Qは大幅増益。 記:2024/02/13
5480 東証プライム
4,690
5/8 15:00
+80(%)
時価総額 72,681百万円
ステンレス鋼で国内トップ。精錬から製造・加工までを一貫で行う。高機能材の拡販図る。高機能材は環境・エネルギー関連分野の需要が足踏み。販売数量の減少等が重しとなり、24.3期3Q累計は業績伸び悩む。 記:2024/04/07
5938 東証プライム
1,770
5/8 15:00
-9(%)
時価総額 508,185百万円
住設機器メーカー大手。水廻り設備や金属製建材に強み。24.3期3Q累計は欧米の回復に遅れ。だが原材料高対応の値上げで国内の収益性が改善し、営業増益に。売却済の伊社に絡む特損を計上。通期二桁営業増益を計画。 記:2024/02/08
6301 東証プライム
4,591
5/8 15:00
-41(%)
時価総額 4,467,713百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6632 東証プライム
829
5/8 15:00
+25(%)
時価総額 135,956百万円
カーナビやカーオーディオなど車載機器を手掛ける電機メーカー。無線通信システムや業務用システム、セキュリティシステム、ヘッドホンなども展開。S&S無線システムの好調継続で、24.3期3Q累計はは増収確保。 記:2024/02/04
6920 東証プライム
41,740
5/8 15:00
-650(%)
時価総額 3,935,498百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
6971 東証プライム
1,893.5
5/8 15:00
-24.5(%)
時価総額 2,860,083百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。電子部品は情報通信市場向けコンデンサ、水晶部品等の需要が減少。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/16
6981 東証プライム
2,824
5/8 15:00
-31.5(%)
時価総額 5,725,499百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやEMI除去フィルタ高周波モジュールを手掛け、積層セラミックコンデンサで高シェア。業界最高水準の車載向けメタルパワーインダクタを商品化。生産減少や値下がりで3Q累計は一服。 記:2024/02/04
9020 東証プライム
2,884
5/8 15:00
-106(%)
時価総額 3,271,644百万円
国内首位、世界でも最大級の鉄道会社。関東や東北地方を中心に、新潟県、山梨県、長野県、静岡県までが事業エリア。不動産や駅ナカでの物品販売、ホテルなども展開。全セグメント好調で、24.3期3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/04