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ダイドー、USENNEX、WSCOPEなど

2022/7/8 16:03 FISCO
<4028> 石原産 1014 +23大幅続伸。東海東京証券では投資判断を新規に「アウトパフォーム」、目標株価を1830円としている。自動車生産回復や建築需要増加による酸化チタンの需給タイト化、自動車の電装化・電動化・ 5G進展などによるMLCCの需要増に伴うチタン酸バリウムの好調などから、好調な業績を見込むとしている。23年3月期営業利益は147億円で前期比27.5%増を予想、会社計画の100億円を大きく上回るとみている。 <6136> OSG 1635 +53大幅続伸。前日に上半期の決算を発表、営業利益は98.5億円で前年同期比38.8%増益となり、従来予想の96億円をやや上回る着地に。通期予想の202億円、前期比25.4%増は据え置いている。タップを中心にして売り上げが好調を維持、為替の円安効果なども寄与しているもよう。決算数値に大きなサプライズはないものの、株価は安値圏での推移が続いていたため、見直しの動きへとつながっているようだ。 <3205> ダイドー 183 +50ストップ高。経営資源の有効活用と財務体質の強化を図ることを目的に、現在事務所および店舗として利用している千代田区の土地・建物を売却すると発表している。譲渡先は国内第三者法人としており、譲渡益は概算で約100億円となるもよう。23年3月期に特別利益を計上する計画のようだ。ちなみに、会社側では現在業績見通しを公表していない。売却資金を活かした展開強化や財務体質改善を期待する動きが先行へ。 <3382> 7&iHD 5325 -35もみ合い。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は1024億円で前年同期比32.1%増、会社計画は900億円程度であった。海外コンビニ事業が収益増に貢献する形となっている。通期計画は従来の4300億円から4450億円、前期比14.8%増に上方修正、為替前提の変更が上振れ要因に。なお、会社側では海外コンビニに関して、1回当たりのガソリン購入量や物販購買点数鈍化など、先行き懸念なども指摘されている。 <9418> USENNEX 2190 +214急伸。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は135億円で前年同期比7.9%増となり、通期計画170億円、前期比8.9%増に対する進捗率は79.6%に達している。株価が安値圏にある中、堅調な業績推移を見直す動きへとつながっているようだ。第3四半期累計では、法人向けICTの順調な顧客基盤拡大などで通信事業が好調推移のほか、業務用システム事業の増益幅も大きくなっている。 <4187> 大有機化 2481 +185大幅続伸。前日に上半期決算を発表、営業利益は33.2億円で前年同期比16.8%増となり、従来予想の29億円を上回った。中間期末配当金は従来計画26円から27円に引き上げ、前年同期末比2円増配となる。通期計画59億円、前期比0.8%増は据え置いたが、上振れ期待が高まる状況に。また、発行済み株式数の1.34%に当たる30万株、6億円を上限とする自社株買いの実施も発表した。 <6619> WSCOPE 1673 -173急落。韓国子会社の韓国証取株式上場に関する概要を発表している。上場時期は22年8月で、売出株数は165万9656株、新規発行株式数は734万344株としている。時価総額見込みは2700-3400億円のようだ。また、同子会社は25年までに営業利益率30%を超えると見込んでいるもよう。ただ、上場計画が明らかになって以降、同社株は大きく上昇しており、今回の発表が目先の材料出尽くしと意識されている。 <2809> キユーピー 2297 -79大幅反落。前日に上半期決算を発表、営業益は142億円で前年同期比1.8%減、第1四半期の同6.5%増に対して、3-5月期は同8.1%減益に転じ。市場予想もやや下回ったもよう。ドレッシングの売上高などが苦戦したようだ。通期予想は売上高を上方修正したが、原材料費やエネルギー価格上昇などのコストアップで、営業益は260億円、前期比7.0%減を据え置き。今後も値上げによる数量減への影響懸念を残す形に。 <8016> オンワードHD 247 -15大幅反落。前日に第1四半期決算を発表、営業益は20.1億円で前年同期比74.8%増、市況の回復とOMO施策の成果により、国内事業が牽引する形になった。通期予想21億円をほぼ達成する進捗に。ただ、収益水準は四半期ごとの季節性が高い傾向があり、上半期計画の前期比収益改善幅15億円に対して、第1四半期は8.5億円の改善にとどま、サプライズは限定的。一方、6月既存店の鈍化はややマイナス視された。 <3697> SHIFT 19100 -1670大幅反落。前日に第3四半期決算を発表、累計営業益は52.8億円で前年同期比99.7%増となった。通期計画69億円、前期比72.7%増に対する進捗率は76.5%に達する。ただ、3-5月期は14.5億円で前年同期比25.6%増と、上半期の同2.6倍に対して増益率が鈍化する形で、ポジティブインパクトは限定的のようだ。足元で株価の反発色が強まっていたこともあり、目先の出尽くし感につながった。 《ST》
関連銘柄 10件
2809 東証プライム
3,596
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 508,834百万円
マヨネーズやドレッシング、パスタソース等の製造・販売を行う。1919年創業。マヨネーズ、ドレッシングは国内家庭用市場でトップシェア。アヲハタを傘下に持つ。海外でKEWPIEブランドの認知拡大を図る。 記:2024/08/02
3205 東証スタンダード
872
11/22 15:30
+37(%)
時価総額 26,768百万円
1879年創業のアパレルメーカー。紳士・婦人衣料製品等の製造・販売を行う。ニューヨーカー、ブルックスブラザーズが主力ブランド。不動産賃貸事業も。海外M&Aを推進。27.3期営業利益15億円目指す。 記:2024/10/03
2,556.5
11/22 15:30
+0.5(%)
時価総額 6,658,547百万円
国内流通グループ最大手。セブン-イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂、セブン銀行等を傘下に収める持株会社。海外コンビニ事業の売上構成比率が高い。海外コンビニ事業は店舗網の拡大、オリジナル商品の強化等に注力。 記:2024/10/24
3697 東証プライム
15,620
11/22 15:30
+185(%)
時価総額 278,551百万円
ソフトウェアテスト関連サービス、ソフトウェア開発関連サービスが柱。Web企画制作、マーケティング等も。連結エンジニア数は1.1万人超。エンジニア採用、事業開発投資進める。27.8期売上2000億円目指す。 記:2024/10/25
4028 東証プライム
1,457
11/22 15:30
+25(%)
時価総額 58,839百万円
1920年創業の化学メーカー。酸化チタン等の無機化学事業、農薬等の有機化学事業が柱。酸化チタンで国内トップシェア。配当性向40%目標。酸化チタンは自動車向け需要が回復。27.3期売上高1607億円目標。 記:2024/07/01
4187 東証プライム
2,773
11/22 15:30
+14(%)
時価総額 62,143百万円
アクリル酸エステル等の化成品事業、ArFレジスト用原料等の電子材料事業が柱。化粧品原料の機能化学品事業も。ArFレジスト用原料でトップシェア。EUVレジスト用原料は販売堅調。海外販売体制の強化図る。 記:2024/10/25
6136 東証プライム
1,790
11/22 15:30
+8(%)
時価総額 177,538百万円
世界有数の総合切削工具メーカー。ねじ切り工具(タップ)で世界トップシェア。エンドミル、ドリル等も手掛ける。幅広い製品ラインナップが強み。Aブランド製品のラインナップを拡充。微細精密加工向けシェア向上図る。 記:2024/10/29
6619 東証プライム
327
11/22 15:30
-2(%)
時価総額 18,031百万円
リチウムイオン二次電池用セパレータの製造、販売を行う。イオン交換膜事業等も手掛ける。売上構成比は車載向けが6割超。欧米、アジア地域のEV用電池メーカーなど新規顧客開拓図る。製品競争力の強化等にも注力。 記:2024/07/28
523
11/22 15:30
+9(%)
時価総額 82,593百万円
オンワード樫山を中核とする持株会社。1927年創業。23区、ICB、自由区などが基幹ブランド。ライフスタイル関連事業も展開。配当性向40%以上目安。機能性商品は販売順調。商品在庫水準の適正化を図る。 記:2024/10/24
9418 東証プライム
4,940
11/22 15:30
-20(%)
時価総額 297,018百万円
U-NEXT、USEN、U-POWER等を傘下に収める持株会社。店舗BGMで国内トップシェア。動画配信サービスは国内シェア2位。コンテンツ配信事業の課金ユーザーは444万人超。USENでんきは収益性向上。 記:2024/10/29