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FDK、メディアドゥ、クスリのアオキなど

2022/7/5 15:29 FISCO
<3678> メディアドゥ 1833 +158急伸。クレディセゾン<8253>との資本業務提携契約を締結したと前日に発表。電子書店「コミなび」は、クレディセゾンの会員向けプラン「セゾンコース」を主軸とする「まんがセゾン」にリニューアルされる。また、クレディセゾンは発行済株式総数の3.2%に当たる同社株式を上限に市場買付で取得する予定。クレディセゾンの豊富な会員層を活かした事業展開への期待、短期的な需給改善期待などが先行している。 <6955> FDK 885 +109急伸。「水素空気電池」について、電力事業者向けに23年のサンプル出荷を目指すと報じられた。負極に水素吸蔵合金を使って水素を取り出せるようにし、正極から取り込んだ酸素を反応させ電気を生み出す仕組みのようだ。電解液が可燃性の有機溶媒でなく安全性が高いほか、コストも最終的にはリチウムイオン電池と同程度に抑えられるもよう。すでに関連銘柄としては位置づけられているが、順調な開発の進展が評価される流れに。 <9983> ファーストリテ 70290 +2920大幅反発。前日に6月の月次動向を発表。既存店売上高は前年同月比10.2%減と3カ月ぶりにマイナス転換。客単価が同6.6%上昇した一方、客数が同15.8%減少した。4月、5月の2ケタ増から一転して2ケタ減に転じた形だが、感謝祭の実施期間前倒しの影響で前年同月比8日間減少したことが落ち込みの主因となっており、この月ずれの影響を除くと好調な販売だったようだ。客単価の上昇傾向も評価されているようだ。 <3563> F&LC 2692 -111大幅反落。前日に6月の月次動向を発表。既存店売上高は前年同月比2.5%減と3カ月ぶりのマイナスに転じている。客数が同1.5%増加した一方、客単価は同3.9%低下している。テイクアウトが高水準だった前年同月の反動で落ち込み、会社計画を下回ったとみられている。小学生以下の無料キャンペーンを実施した影響で、客単価が想定以上の下落となったことも響いたようだ。 <9842> アークランド 1559 +61大幅続伸。前日に第1四半期決算を発表。営業利益は58.7億円で前年度第1四半期比29.3%増益となった。ビバホームの決算対象期間が異なるなどでモメンタムは図りにくいものの、足元のアークランドサカモトやビバホームの既存店動向などと比較すると、利益水準は高水準と捉える動きが優勢のようだ。株価にも決算期待などは反映されていなかったとみられる。 <7611> ハイデ日高 2206 +142大幅続伸。前日に第1四半期決算を発表、買い材料につながっている。営業損益は0.1億円の赤字となったが、前年同期比では12億円の損益改善に。経常利益は7.2億円で同6.8億円の損益改善となっている。ランチタイムを中心に売上高が大きく回復している。据え置きの通期経常利益は26億円で前期比横ばいの計画であるが、大幅な上振れが期待できる状況と意識されているようだ。 <4755> 楽天グループ 627 +10続伸。傘下のインターネット専業銀行である楽天銀行が東証に新規上場承認を申請したと前日に発表している。上場時期は未定で、プライム市場への上場が見込まれているもよう。21年9月に上場準備の開始が発表されていたが、順調な計画の進展を好感する動きが優勢に。グループでの資金調達力強化につながるとの見方のほか、資産価値の見直しにつながるとの期待も先行。 <3186> ネクステージ 2386 +143下げ渋って反発。前日に上半期決算を発表、営業利益は91.5億円で前年同期比44.2%増、従来予想の84億円を上回った。また、通期予想は従来の175億円から191億円、前期比40.4%増に上方修正。買取台数増加による売上高の上振れが想定される形のようだ。第1四半期実績から上振れ期待もあったため、出尽くし感が先行する場面もあったが、地合いの改善も手伝い、その後は押し目買いが優勢となっている。 <2685> アダストリア 2033 -164大幅反落。前日に6月の月次動向を発表。既存店売上高は前年同月比8.1%増で4カ月連続でのプラス成長。客数が同0.1%増となったほか、客単価が同7.9%上昇している。月下旬にかけての気温上昇やサマーセールの開始によって、夏物商材の販売が好調に推移したもよう。ただ、株価が高値圏にある中、4月の同20.1%増、5月の同31.9%増との比較では増収率が鈍化したことをネガティブに捉える動きが優勢。 <3549> クスリのアオキ 5340 -500大幅反落。前日に22年5月期決算を発表、営業利益は141億円で前期比15.3%減となった。従来計画の163億円を下回り、148億円程度の市場予想もやや下回った。一方。23年5月期は152億円で同8.0%増益を見込む。市場コンセンサスは160億円程度であり、収益回復の遅れが意識された。引き続き、既存店の伸び悩みなどを想定のもよう。直近で株価が戻していたことで、戻り売り圧力が強まる形に。 《ST》
関連銘柄 11件
2685 東証プライム
3,550
11/22 15:30
+180(%)
時価総額 173,240百万円
グローバルワーク、ニコアンド、ローリーズファーム等を展開するカジュアルファッション専門店チェーン。店舗数は国内外で1490店舗超。自社ECの会員数は1750万人。26.2期売上高3100億円目指す。 記:2024/06/04
3186 東証プライム
1,468
11/22 15:30
-24(%)
時価総額 118,629百万円
大手中古車販売会社。総合店「ネクステージ」に加え、SUV専門店「SUV LAND」や中古輸入車大型専門店「UNIVERSE」などを展開。店舗数は320店舗超。計画出店継続による市場シェア獲得などを図る。 記:2024/07/05
3,303
11/22 15:30
+92(%)
時価総額 312,457百万円
北陸最大手のドラッグストアチェーン。ドラッグストア「クスリのアオキ」を運営。1869年創業。石川県白山市に本社。グループ店舗数は950店舗超。調剤併設率の向上、生鮮食品の導入など品揃え強化を図る。 記:2024/10/20
3563 東証プライム
3,169
11/22 15:30
+10(%)
時価総額 367,823百万円
回転寿司チェーン「スシロー」を全国展開する「あきんどスシロー」、「京樽」などを傘下に収める持株会社。海鮮三崎港、杉玉などのブランドも持つ。国内スシロー事業は好調。外食需要やインバウンド需要が回復。 記:2024/06/15
3678 東証プライム
1,343
11/22 15:30
+13(%)
時価総額 20,377百万円
電子書籍取次の国内最大手。取引出版社数は2200社超。取扱コンテンツ数は210万点超。NFTマーケットプレイス「FanTop」等の戦略投資事業も。電子マンガ・ノベルサービス「ピッコマ」とシステム連携開始。 記:2024/10/25
4755 東証プライム
879.4
11/22 15:30
-12.5(%)
時価総額 1,892,070百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。クレジットカード関連サービスなどフィンテック部門は順調。 記:2024/07/08
6955 東証スタンダード
588
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 20,307百万円
富士通傘下の電池・電子部品メーカー。ニッケル水素電池、リチウム電池等の電池事業が主力。各種モジュール、スイッチング電源等の電子事業も。ニッケル水素電池は高付加価値市場に注力。新規ビジネス開拓にも取り組む。 記:2024/09/02
7611 東証プライム
2,778
11/22 15:30
+23(%)
時価総額 105,972百万円
熱烈中華食堂「日高屋」をチェーン展開。焼鳥日高、来来軒も。首都圏中心に直営店舗数は450店舗超。コスト優位性などが強み。26.2期ROE12%以上目標。不採算店の退店などスクラップアンドビルドを推進。 記:2024/10/21
8253 東証プライム
3,680
11/22 15:30
+216(%)
時価総額 682,438百万円
流通系で国内最大のクレジットカード会社。そごう・西武、パルコ等と強い提携関係。信用保証や不動産ビジネスも。ファイナンス事業は堅調。インドなど海外事業拡大へ。新中計では事業利益を27年3月期1000億円へ。 記:2024/08/17
9842 東証プライム
1,698
11/22 15:30
+21(%)
時価総額 109,917百万円
新潟地盤のホームセンター。ムサシ、ビバホームを展開。とんかつ専門店「かつや」等の運営、不動産事業、フィットネス事業等も手掛ける。ホームセンター店舗数は140店舗超。日用消耗品、家庭用品は売上順調。 記:2024/10/29
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25