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ACCESS、菱洋エレク、タカトリなど

2022/6/1 15:47 FISCO
<7013> IHI 3890 +265急伸で年初来高値を更新。野村證券は投資判断「バイ」継続で目標株価を3300円から4700円に引き上げた。重工3社の中でのトップピック評価を継続。各国の渡航規制緩和などから今後の航空旅客需要の回復を見込み、航空エンジンの売上見通しを引き上げた。収益性が高いスペアパーツの売上はこれまでも航空旅客需要を上回る伸びとなっているが、コロナ禍からの回復も加わり、今後も利益拡大を貢献していくと分析している。 <6338> タカトリ 1799 +300ストップ高比例配分。パワー半導体向けSic材料切断加工装置の大口受注を獲得したと前日に発表。受注金額は80億4400万円で、受注先は海外企業のもよう。23年9月期、及び24年9月期上半期に売上計上されるようだ。1月から大口受注獲得の報告が相次いでいるが、今回の受注規模は極めて高水準となり、業績インパクトは大きいとの期待につながっている。なお、22年9月期の売上計画は80億円である。 <5384> FUJIMI 6180 +320大幅続伸。サイバー攻撃の影響によって遅れていた22年3月期決算を前日に発表。営業利益は121億円で前期比57.9%増益、第3四半期決算時の上方修正水準で着地。期末配当金は従来計画95円に対して100円の実施へ。また、23年3月期営業利益は135億円で同11.9%増の見通し、年間配当金は前期比15円増の200円を計画。サーバー向けなどに半導体需要は根強く、堅調な販売推移が継続すると見込んでいる。 <1605> INPEX 1601 -78大幅反落。前日のNY原油先物相場は下落。石油輸出国機構(OPEC)の一部加盟国が、石油生産協定からロシアを除外する案を検討していると伝わっており、原油増産への思惑が広がっている。前日は欧州連合(EU)首脳がロシア産原油の一部禁輸で合意と伝わったことで、原油価格の先高期待が高まる形になっていたが、こうした期待感が一部はく落しているようだ。 <6754> アンリツ 1509 +76大幅反発。発行済み株式数の3.7%に当たる500万株、50億円を上限とする自己株式の取得実施を発表している。取得期間は6月1日から7月29日まで。取得理由は、資本効率の向上と株主還元の一層の充実を図るためとしている。比較的短期間での高水準の取得枠設定を受けて、目先の需給改善期待が高まる形に。また、247万8900株の自社株消却も発表している。 <8068> 菱洋エレク 2297 +187大幅反発。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は11.6億円で前年同期比2.5倍の水準となり、通期計画23億円、前期比1.9%増に対する進捗率は50%超の水準となっている。足元での想定以上の収益拡大を受けて、業績上振れ期待が高まる状況にもなっているようだ。半導体・デバイスは全ての用途で前年を上回る着地となり、とりわけ、産業分野向けやデジタル家電向けが堅調に推移しているもよう。 <4369> トリケミカル 2733 +158大幅反発。前日に第1四半期の決算を発表している。営業利益は9.9億円で前年同期比36.5%増益、上半期計画16.9億円、同15.9%増に対して58.3%の好進捗となっている。旺盛な半導体需要が続く中で、半導体材料の順調な販売拡大が続いているもよう。サプライズは限定的ながら、好決算期待が足元の株価に強く反映されていなかったことで、見直しの動きへとつながっているもよう。 <7203> トヨタ自 2197.5 +75大幅反発。JPモルガン証券では投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に、目標株価も2300円から2600円に引き上げたもよう。原材料高の影響はレクサスや北米市場での価格是正と原価低減でほぼ吸収可能と判断、円安効果もあって、最高益更新が続くとみている。今期の世界生産は概ね正常化が見込まれ、徐々にEVの戦略加速やHEVの優位性など、中長期の成長力に焦点が移っていくと考えているようだ。 <4813> ACCESS 650 +71急伸。1月18日以来の高値圏に上昇。前日に第1四半期決算を発表、営業損益は7億円の赤字となり、前年同期比では3.2億円の損益改善となった。上半期計画の16.1億円の赤字と比較しても、想定よりは赤字幅が縮小と捉えられた。また、発行済み株式数の5.05%に当たる200万株、16億円を上限とする自社株買いの実施も発表、取得期間は6月1日から11月30日まで。需給改善につながるとの期待感も優勢に。 <4062> イビデン 4445 -290大幅続落。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「オーバーウェイト」から「アンダーウェイト」に2段階、目標株価も7500円から3750円に引下げた。PC出荷台数予想引下げ、米国主要顧客のサーバー用CPUの新製品量産出荷の後ろ倒しリスクなどで、業績予想を大幅下方修正。営業利益23年3月期が会社計画670億円に対して608億円、24年3月期は市場予想864億円に対して639億円と予想。 《ST》
関連銘柄 10件
1605 東証プライム
2,005
11/22 15:30
+25(%)
時価総額 2,524,568百万円
国内最大の石油・天然ガス開発会社。旧社名は国際石油開発帝石。石油元売り大手などが主要取引先。イクシスLNGプロジェクトなど世界約20カ国でプロジェクト展開。再生可能エネルギーの安定収益化などに取り組む。 記:2024/07/29
4062 東証プライム
4,888
11/22 15:30
+125(%)
時価総額 688,529百万円
ICパッケージ基板で世界トップシェア。1912年に揖斐川電力として創業。岐阜県大垣市に本社。自動車排気系部品等のセラミック事業も。電子事業は生成AI用サーバー向けが順調。28.3期売上6500億円目標。 記:2024/06/15
4369 東証プライム
2,821
11/22 15:30
+19(%)
時価総額 91,680百万円
半導体向け高純度化学材料が主力。光ファイバー用材料や太陽電池用材料等も。山梨県上野原市に本社。開発から製造まで全ての工程を内製化。27.1期売上高226億円目標。半導体製造用化学化合物の生産能力向上図る。 記:2024/07/26
4813 東証プライム
1,319
11/22 15:30
-7(%)
時価総額 52,276百万円
Whitebox向けネットワークOS等のネットワーク事業、IoT事業、ブラウザコンポーネントの提供等のWebプラットフォーム事業を手掛ける。IoT分野は成長。ネットワーク事業を注力分野に位置付け。 記:2024/10/21
2,409
11/22 15:30
+45(%)
時価総額 192,958百万円
精密研磨材メーカー。半導体シリコンウェハー向け研磨材で世界トップシェア。コーティング材料「溶射材」の製造等も。連結配当性向55%以上目標。トヨタ「新型センチュリー」のボディ鏡面磨きに同社製品が採用される。 記:2024/06/03
6338 東証スタンダード
1,890
11/22 15:30
-9(%)
時価総額 10,378百万円
産業機械メーカー。パワー半導体材料(SiC)向け加工機で世界トップシェア。液晶パネル研磨洗浄工程装置、繊維加工機器、医療機器等も。海外売上高比率が高い。半導体製造機器ではパワー半導体向け装置が販売順調。 記:2024/07/26
6754 東証プライム
1,181.5
11/22 15:30
+6(%)
時価総額 160,532百万円
通信用計測器、測定システムの製造・販売等を行う通信計測事業が主力。1895年創業。自動重量選別機、EV・電池向け試験装置等も。配当性向は50%以上目標。中計では27.3期営業利益200億円目指す。 記:2024/06/15
7013 東証プライム
8,529
11/22 15:30
-192(%)
時価総額 1,319,266百万円
総合重工メーカー大手。1853年に石川島造船所として創業。産業システム・汎用機械、資源・エネルギー・環境、航空・宇宙・防衛等の分野で事業展開。航空エンジン・ロケット分野、クリーンエネルギー分野に注力。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
8068 東証プライム
3,965
3/27 15:00
-20(%)
時価総額 106,262百万円
三菱電機系列の半導体商社。米インテル製半導体なども扱う。リョーサンと経営統合に伴い3月28日付で当社株は上場廃止に。代わって4月1日付で持株会社のリョーサン菱洋HDが上場へ。24.3期は14カ月変則決算。 記:2024/03/10