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さいか屋、日東紡、東京センチュなど

2022/5/25 15:19 FISCO
<1890> 東洋建 872 -45大幅続落。会社の支配に関する基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務及び事業の方針の決定が支配されることを防止するための取組みとして、大規模買付行為等への対応方針を導入すると発表している。また、任天堂創業家系ファンドとの間で、これまでの協議姿勢や経営方針に関し、認識の相違や確認が必要となる部分があるともしている。これらに伴い、TOBの行方に対する不透明感が強まる状況となっている。 <4185> JSR 3820 +105大幅反発。前日に経営方針説明会を開催しており、評価材料視されている。25年3月期の過去最高益更新の目標については、前倒しが可能との見通しが示されているようだ。今期のシリコンウェーハのインプットで想定以上の増加を見込んでいるほか、ディスプレイ材料においても、中計目標に向けての想定を上振れて進捗していることが確認されているもよう。 <8439> 東京センチュ 3990 -220大幅続落。大和証券は投資判断を「2」から「3」に、目標株価も5600円から4300円に引き下げている。当面はグローバルな金利動向などから、成長力がこれまで程には積極的には注目されにくくなる市場環境になると想定。また、航空機リース事業においては、一部同業他社でも同様の期待ができる銘柄が散見されており、相対的に高く評価されるには、ほかの新しいビジネスへの期待値が高まる必要があると指摘している。 <8795> T&DHD 1440 -44大幅続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は投資判断を「オーバーウェイト」から「ニュートラル」に、目標株価も2200円から1860円に引き下げている。度重なるIR説明会での説明の曖昧さが、市場の不信感につながっていると指摘。資本政策の見直しが22年度に持ち越されたことで、株価の見直しには時間がかかると考えている。なお、中計最終年度の目標利益が前倒し達成できそうな点はポジティブとしている。 <3402> 東レ 659.9 +16.4大幅反発。野村證券は投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も630円から760円に引き上げている。22年3月期決算において炭素繊維事業の収益性改善や成長性を確認できたとし、23年3月期以降に同事業が大幅増益となる確度が高まったと判断している。原油価格の前提変更とともに業績予想を上方修正、今・来期ともに調整後営業利益予想を従来比100億円強引き上げている。 <9843> ニトリHD 12935 +615大幅反発。前日に5月の月次動向を発表。既存店売上高は前年同月比3.0%減で4カ月連続の前年比マイナスとなった。。客単価が同2.0%上昇した一方、客数が同4.9%減少している。ベッドルーム家具やダイニング家具等の売上が順調に推移したものの、前年比で気温の低い日が続いたことが重しとなったもよう。ただ、ネガティブなサプライズは限定的であり、株価が安値圏にあることからも、あく抜け材料につながる形に。 <8254> さいか屋 304 +32急伸で高値更新。前日に3月、4月の月次実績概算を発表している。営業損益は3月が3百万円の黒字で前年同期比31百万円の改善、4月は11百万円の黒字で同34百万円の改善となっている。6カ月の変則決算となる22年8月期営業損益は80百万円の赤字計画となっているため、想定以上の堅調なスタートと受けとめられている。株価の値頃感や値動きの軽さなども買い妙味につながる。 <4541> 日医工 349 +2反発。小林化工が国内で製造販売するバルプロ酸ナトリウム細粒20%/40%「EMEC」について、5月24日付で製造販売承認を承継したと発表している。バルプロ酸ナトリウムは抗てんかん剤, 躁病・躁状態治療剤となる。業績インパクトは不透明であるものの、事業再生ADR申請の発表からは先行き懸念で株価が急落しており、リバウンドの手掛かり材料と捉える動きが先行へ。 <9504> 中国電力 920 +43大幅続伸。島根原発2号機の再稼働について、島根県知事が同意する意向を固めたことが分かったと前日に伝わっているが、同知事では来月2日の県議会で同意するかどうかの判断を表明する考えを示している。島根2号機は昨年9月に、再稼働の前提となる規制委員会の審査に合格している。原発再稼働の流れの強まりにつながるものとして、他の電力株なども本日は買いが先行する形に。 <3110> 日東紡 2495 +252急伸。発行済み株式数の7.0%に当たる273万株、50億円を上限とする自己株式の取得実施を発表している。取得期間は5月25日から23年5月24日まで。中計に基づく大型投資も一巡し、株主還元および資本効率の一層の向上を目指すことを取得目的としている。当面の需給改善につながるものとしてポジティブな評価が先行。なお、本日の立会外取引で40万株の自社株買いを実施のもよう。 《ST》
関連銘柄 10件
1890 東証プライム
1,297
11/22 15:30
+9(%)
時価総額 122,399百万円
海上土木に強みを持つ総合建設会社。1929年設立。陸上土木や建築工事、不動産事業等も。中部国際空港などで施工実績。フィリピンなど海外でも実績多数。成長ドライバーに位置付ける洋上風力建設事業に注力。 記:2024/08/02
3110 東証プライム
6,130
11/22 15:30
+530(%)
時価総額 231,242百万円
ガラス繊維メーカー大手。1923年創立。Tガラス、NEガラス等の電子材料事業が主力。体外診断用医薬品のメディカル事業、断熱材事業等も。電子材料事業では増産投資等でスペシャルガラス需要拡大への対応図る。 記:2024/10/03
3402 東証プライム
935
11/22 15:30
+13.1(%)
時価総額 1,525,435百万円
総合素材メーカー。1926年創業。繊維事業や機能化成品事業、炭素繊維複合材料事業、水処理事業、医薬事業等を展開。炭素繊維で世界トップシェア。繊維は産業用途が回復傾向。26.3期売上高2兆8000億円目標。 記:2024/06/18
4185 東証プライム
4,335
6/24 15:00
±0(%)
時価総額 903,414百万円
大手化学メーカー。半導体材料やディスプレイ材料に加え、バイオプロセス材料や診断薬材料、ABS樹脂等を提供。合成樹脂事業は足踏み。24.3期3Qはライフサイエンス事業が増収。CDMO事業の新工場稼働が寄与。 記:2024/03/04
4541 東証プライム
35
3/28 15:00
±0(%)
時価総額 24,670百万円
ジェネリック医薬品大手。自社開発のジェネリック医薬品や先行医薬品を医療機関向けに供給。製造・品質管理体制の改善図る。日医工グループは損益改善。販売数量増や在庫適正化策等が寄与。23.3期3Qは増収。 記:2023/03/03
8254 東証スタンダード
411
11/22 15:30
-13(%)
時価総額 2,043百万円
神奈川県の地場百貨店。AFC-HD傘下。藤沢店と横須賀店が中核。ネット通販や金地金等買取事業等も手掛ける。ローコストオペレーションを推進。24年10月に「ライフさいか屋藤沢店」がグランドオープン。 記:2024/10/27
8439 東証プライム
1,494
11/22 15:30
+11(%)
時価総額 735,217百万円
大手リース会社。情報通信機器に強み。不動産ファイナンス、売掛債権流動化等も。伊藤忠商事の持分法適用関連会社。ニッポンレンタカーサービスを傘下に持つ。使用済みEV電池を用いた蓄電池システムの実証試験を開始。 記:2024/07/04
8795 東証プライム
2,401
11/22 15:30
+20(%)
時価総額 1,414,189百万円
生保大手。太陽生命保険、大同生命保険、T&Dフィナンシャル生命保険などを傘下に収める。独自のビジネスモデルによる競争優位性が強み。総資産は17兆円超。Z世代等との接点構築などでコアビジネスの強化図る。 記:2024/10/09
9504 東証プライム
965.9
11/22 15:30
-34(%)
時価総額 373,953百万円
中国地方地盤の電力会社。総合エネルギー事業や送配電事業、情報通信事業を手掛ける。石炭火力比率が高い。26.3期連結自己資本比率15%以上に回復させる目標を掲げる。島根原発2号機は24年12月に再稼働予定。 記:2024/06/11
9843 東証プライム
18,025
11/22 15:30
+710(%)
時価総額 2,062,835百万円
家具・インテリア国内最大手。企画、原材料調達、製造、物流、販売の一貫体制を構築。アイテム数は約1万点。8割超が自社開発商品。島忠を傘下に収める。Nポルダなどは売上順調。26.3期買上客数2億人以上目標。 記:2024/06/13