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ネットプロHD、FB、パーク24など

2021/12/17 15:42 FISCO
<4344> ソースネクスト 184 -9一時急伸も伸び悩み。17日前引け後、「ポケトーク」ブランド事業に関し、会社分割による新会社「ポケトーク株式会社」の設立を検討することを開始すると発表。新設会社は外部投資家からの資金調達を検討し、24年中の新規株式公開(IPO)を目指すとしている。期待材料視する動きが先行も、実質的な企業価値に変化が生じるわけではない。むしろ中期的には成長期待分野において外部資本の持分が増加することが想定され、次第に上げ幅を縮小する動きに。 <3289> 東急不HD 621 -2朝方一時上昇。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も740円から750円に引き上げた。足元の株価下落で株価の割安感が強まったと判断。低採算事業の構造改革、再生可能エネルギー事業の拡大、次期中期経営計画の策定作業の進捗など、セクター内では固有の株価上昇材料が豊富とも評価。ROEでは中期的に8%に向けた上昇を予想している。 <7729> 東精密 4785 -225急落。英国中銀の予想外の利上げに加えて、予想を下回った12月フィラデルフィア連銀製造業景況指数や製造業PMIを受け景気回復に対する警戒感も浮上し米国株が下落。とりわけ、半導体関連株の下げが目立ち、SOX指数は4%超の下落となっている。東京市場でも半導体製造装置関連株には総じて売りが波及する展開に。同社に関しては、ゴールドマン・サックス証券の投資判断格下げも観測されている。 <4666> パーク24 1531 -84大幅続落で年初来安値を更新。一昨日に決算を発表、前日の株価は決算発表後に伸び悩む形となっていたが、前日の説明会を受けて本日も売り優勢の展開になっている。足元では国内外の各事業ともに回復基調が続いているようだが、自己資本比率の低下など財務体質の脆弱化が懸念されている。会社側では、利益積み上げによる資本増強を基本方針としながら、コロナ状況次第では追加の資本増強策が必要になる可能性を示唆しているようだ。 <3843> FB 1017 +65大幅反発。発行済み株式数の1.57%に当たる30万株、4億円を上限とする自己株式の取得実施を発表。1株当たりの価値向上、機動的な資本政策の実行などを目的とし、取得期間は12月17日から22年3月31日までに設定。12月10日まで行っていた高水準の自社株買いが終了した直後でのタイミングの実施となる。先週末の決算発表後は株価が急落していただけに、格好のリバウンド材料と捉えられている。 <7383> ネットプロHD 1152 -238大幅安で下落率トップ。12月15日に東証1部に新規上場、公開価格1450円を5.0%下回る初値となるなど低調スタート、前日にはいったん公開価格水準を上回ったが、その後は伸び悩んでいた。今週の3社に続いて、来週には24社のIPOが予定されているなど、空前のIPOラッシュを迎えている中、IPO銘柄の需給環境は厳しく、値動きの鈍い銘柄からは資金離散が早まりやすくなっている。 <4519> 中外薬 3612 -198大幅反落。新型コロナ患者を対象とする飲み薬候補の国内開発を中止と発表。同薬は米アテア・ファーマシューティカルズとロシュが共同開発していたが、臨床試験で有効性が示せず、10月には両社が提携を解消すると発表していた。期待値は低下していたとみられるが、足元ではオミクロン株が流行していることもあり、ネガティブに捉えられているようだ。新型コロナ薬は今後、抗体カクテル療法「ロナプリーブ」などに注力していく方針。 <2678> アスクル 1523 +70大幅続伸。前日に上半期の決算を発表、営業利益は67億円で前年同期比13.0%増益となり、第1四半期の同9.4%増から増益率は拡大する形に。通期予想はぜ前期比ほぼ横ばいの140億円を据え置いているが、上振れ期待も高まる状況のようだ。LOHACOの改善などでBtoC事業が前年同期比で増益となっているほか、ロジスティック事業も順調に収益が改善している。 <8031> 三井物産 2650 +26.55日続伸。発行済み株式数の1.8%に当たる3000万株、500億円を上限とする自己株式の取得実施を前日に発表している。株主還元の拡充および資本効率の向上を取得目的としており、取得期間は12月17日から22年3月24日まで。追加の自社株買い自体は想定線とみられるが、タイミングは想定よりも早かったとの見方に。来年度も継続的な自社株買い実施が期待されており、株価の下支え材料としての期待が高まる格好のようだ。 <7270> SUBARU 2078 +22.5続伸。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も2100円から3100円に引き上げている。グローバル自動車市場の購買意欲は引き続き旺盛だが、中でも需要が強い米国市場は他市場に対して優位と考えており、日系自動車メーカーの中で米国へのエクスポージャー最も大きい同社は恩恵を最も享受できるメーカーと評価。今後は、生産台数正常化、挽回生産による増益ストーリーを評価すべき局面と判断。 《ST》
関連銘柄 10件
2678 東証プライム
1,849
11/26 15:30
+16(%)
時価総額 180,313百万円
オフィス用品通販で成長。個人向けEC「ロハコ」も。ヤフーLINEの傘下。翌日配送を可能とする独自の物流基盤。ロハコが復調。だが法人向け通販の粗利率改善や物流効率化などで増収増益に。総還元性向45%目標。 記:2024/09/08
989.9
11/26 15:30
+12.9(%)
時価総額 712,561百万円
東急不動産、東急コミュニティー、東急リバブルなどを傘下に収める持株会社。渋谷エリアの商業施設、オフィスビルの開発・運営に強み。配当性向30%以上目安。25.3期は売上、各利益ともに過去最高更新を見込む。 記:2024/07/05
3843 東証プライム
1,412
11/26 15:30
+18(%)
時価総額 33,061百万円
ISP向け事業支援サービスや個人向けモバイル通信関連サービス、インターネットマーケティング等を手掛ける。特許取得技術など独自技術が強み。アルプスアルパインと資本業務提携。27.4期営業利益80億円目標。 記:2024/08/23
4344 東証プライム
193
11/26 15:30
-3(%)
時価総額 26,317百万円
ソフトウェア、ハードウェアの企画・開発・販売等を行う。筆王、ZEROウイルスセキュリティ等を手掛ける。AI通訳機のポケトークなどを傘下に持つ。サブスクリプション型テキスト化サービスは会員数が順調増。 記:2024/10/11
4519 東証プライム
6,375
11/26 15:30
-122(%)
時価総額 10,703,995百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
4666 東証プライム
1,784.5
11/26 15:30
+7.5(%)
時価総額 305,235百万円
時間貸駐車場「タイムズパーキング」、月極駐車場の運営を行う。英国、豪州などにも進出。モビリティサービス「タイムズカー」の提供等も。国内タイムズパーキング件数は1.8万件超。モビリティ事業は会員数が順調増。 記:2024/10/07
7270 東証プライム
2,501.5
11/26 15:30
+29(%)
時価総額 1,885,886百万円
1917年創業の中堅自動車メーカー。北米の販売台数比率が高い。トヨタと資本業務提携。アイサイトなどに特徴。航空機の中央翼などの製造を行う航空宇宙事業も手掛ける。28年、米国でBEV販売40万台目標。 記:2024/10/10
433
11/26 15:30
-10(%)
時価総額 42,222百万円
BNPL(後払い)決済の総合プロバイダ。NP後払い、NP掛け払いは業界トップシェア。海外向けにローカライズしたBNPL「AFTEE」等も展開。内製比率の向上図る。27.3期営業利益20億円以上目標。 記:2024/10/25
7729 東証プライム
7,381
11/26 15:30
-208(%)
時価総額 311,198百万円
精密機器メーカー。半導体製造装置部門が主力。半導体ウェーハテスト装置で世界トップシェア。精密測定機器で国内トップシェア。配当性向40%程度目安。製品部材の先行調達などで半導体製造装置部門の業容拡大図る。 記:2024/06/18
8031 東証プライム
3,218
11/26 15:30
-107(%)
時価総額 9,742,131百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04